アバルト695② 塗装偏 | RIP(リップ) STAFF BLOG

アバルト695② 塗装偏

RIP広報の原です。
いつもRIPスタッフブログをご覧いただき、ありがとうございます。
アバルト695の大掛かりな修理をさせていただきましたので、ご紹介いたします。

前回の続きです。

 

部品の組付けが終了し、動作確認のテスト走行も完了。 これからオールペンの準備です。

 


各パーツを取り外して、足付け作業を行います。


ボディのマスキングをして、いよいよ塗装です。

まずは下地の色を統一するために下塗りをします。

 


赤は隠蔽力が弱く、下地が透ける色なので、表面の赤の下にくすんだ赤を塗装します。


下塗り完了後に、いよいよ上色のフェラーリレッド、「ロッソコルサ」を塗ります。 色が染まるまで塗り込みます。


最後にクリア―を何層も塗って完了です。


続いて、オーバーフェンダーとサイドスポイラーをセッタンタ アニヴェルサーリオのグレーで塗ります。
この部分はセッタンタ アニヴェルサーリオの証として、純正色を継承します。


フロントバンパーやフロンフェンダー、リアゲートなどの塗装です。
ボディ同様の手順でフェラーリレッドに塗っていきます。


ボンネットは、UNLIMITED製のカーボンボンネットに交換。
フロントの上部に位置する部品の軽量化はハンドリングにも好影響を与えます。 


フロントバンパーの開口部は、純正ロアグリルを撤去し、ハニカムメッシュのストーンガードを取り付けました。


ドライバーの気分を上げる(?)ロゴステッカーでデコレーション。

 


オーナー様に作成して頂いたデザイン案をベースに、オリジナルのゼッケンを製作いたしました。


最後に、サスペンションをHKSのストリート用からサーキット用にアップグレードいたしました。


恐らく世界に1台のロッソコルサ・セッタンタ アニヴェルサーリオ、完成です。 
オーナー様には、長らくお待ち頂きましたが、ご満足いただける仕上がりになったのではないでしょうか。

 


再びサーキットを走行でき、695も喜んでいる事でしょう!
これからまたサーキットを楽しく走っていただけたら嬉しく思います。
お仕事をいただき、ありがとうございました。

 

   

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