rippleのブログ -10ページ目

週刊木曜日

仕事場の近所にレンタル屋がある。

DVDからマンガ本まである。

便利なものだ。

木曜には、1000円以上の買上げで、キャッシュバックのクジが引ける。


言うまでもなく、毎週木曜に姿を現す。

1000円と言うのは、DVDが1本200円だとすると、

5本。結構な量だ。


ここ数ヶ月、毎週出没し、ありとあらゆるDVDに手を出す。

自己弁護するつもりはないが、アダルティなモノは未だ1本たりとも借りていない。

そんなものは、ネットで十分だからだ。


話が逸れた…


しかし、困ったものだ。

さすがに忘れる。

何を借りたのか、どう思ったのか。

ヘタをすればごちゃ混ぜになる。


毎週1000円。月に4000円あまり。

しかし、キャッシュバックで、ともするとほぼタダで借りている。


記録が必要だと感じていた。

記憶ともいえよう。

なので、記録していきます。


評論は学んだが、素人に毛が生えた程度。

いや、毛すら失ったかもしれない。

失ったものへの哀愁ただよう文章になるかもしれない。

そこは、ご容赦を。


変換不可能

また、今年もあの夏がやってくる。

高校球児の夏。

まさに、日本の夏。


彼らは、夏を闘いに捧げる。

全国数多の中から、残ったほんの50校あまりが、

その短い夏にありつける。


短いからこそ、美しく

そして花火のように儚い。


ある年の、熱闘甲子園のテーマソングだった、スガシカオの奇跡と言う曲がとても良かった。


大阪に住んでいたことがある。

もうかなり前のことになるが、やっぱり関西圏に住んでいると、

甲子園が始まったんだなってより強く思う。

(朝日放送でもずっと放送してるしね。)


まず、クソ暑い。失礼、とても暑い。

大学時代の僕は、バイトが休み、彼女もいない、この条件が揃ったときは、

甲子園へ向かった。


忘れてきたものを取り返すように、精一杯高校球児に思いを重ねた。


でも、一度も重ならなかった。


今思えば、それで良かったんだと思う。

どうあがいても、高校生には戻れない。

どう重ねても、変換不可能な夏を送っている彼らにはなれない。


だけど、かちわり氷の冷たさも、ビールのぬるさも、

的を射てない友達同士の解説も、


全部、僕のものだ。


やがて夏は終わり、それぞれの場所へ戻っていっても、

誰も邪魔できない記憶は、それぞれに行き渡った。


それすらおぼろげになった数年後に今いる。


敢えて言えば

今シーズン、J1におけるアルビレックスは、

ここまで出来過ぎともいえる好成績。


サポーターならずとも、新潟に住む人はさぞかし、ご満悦でしょう。


・・・ん?


あんまりそうでもない。


むしろ、静かだ。


局地的な夕立のように、雨なんかいつ降ったの?って顔してる。


そもそも、

新潟は広い。

新潟市が広い。

新潟県も広い。

とにかく広いのだ。


オレンジのゲームシャツを見かけることは多々あるが、

お互いに不可侵だ。別にまねしたいとも、かっこ悪いとも思わない。


アルビサポーターは年齢層が高い。

高齢の比率は、J1で一番高い。


まだ、優勝経験のないアルビだが、

おじいちゃん、おばあちゃんの心は掴んだようだ。


日本では、高校スポーツが盛んだ。

それには功罪があるが、ここでは詳細は触れないでおく。


野球、サッカー、バレー、それに次ぐのがバスケか。

野球の目指すは甲子園。スポンサードは朝日、毎日の各新聞社。

サッカーのそれは国立陸上競技場。読売新聞。

バレーは代々木体育館。フジテレビ。

それぞれ会場が代名詞ともなり、メディアがバックアップしている。


果たして新潟は、そのどれもが弱い。


甲子園での県代表校の通算勝利数は、

PL時代に桑田真澄氏が挙げた勝利数より少ない。


雪の降る地方は・・・などというなかれ、新潟市内は根雪になることは

年々なくなりつつある。

ある年には、雪の降る中行われたサッカー全国大会で、

沖縄代表に負けるという、水を得た魚でも弱いもんは弱いことを

示してくれた。


勝つことが非常に下手な県民性だ。

勝者のメンタリティなどないに等しい。

何だか勝っちゃうと申し訳ないような気持ちになる。


そんな新潟もアルビは観客動員数では全国有数だ。

これには、母体である企業が無料でチケットを配布するなど、

当初は馬鹿げた行為だと言われながらもその努力が実を結んだ。


そして、県民性がそれに拍車をかけた。

観客動員数で1位をとることは、勝利のようで勝利で無い。

敗者が直接的に傷つくことはないからである。


そして、恥ずかしがりやの新潟県民も大勢いれば平気になる。


さて、話はアルビの今シーズンだが、

願いとしては、2位で終わって欲しい。

しかし、惜しくも3位がもっといい。

優勝とかは、ちょっと・・・


いずれにしても、今シーズン何位だろうと、

来年は厳しい。

出る杭は打たれる。選手はより高みへと行ってしまう。


サポーターの願いが毎年優勝争いをするようなクラブなのであるならば、

よほどの奇跡的条件が揃わない限り、

それは降らない雪のように儚いものになってしまう。