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いっタイ どうなってるんだ~?

一昨日,卒業生姉妹が春休みの旅行で,バンコクから無事帰ってきました。



今バンコクでは,元首相・タクシン派(反政府勢力)の抗議行動が起こっているようです。


  いよいよ,治安維持法に基づく,デモと車両通行禁止令が出たようです。



きっかけは,最近最高裁判決で,タクシン氏に財産没収の判決が出たからでした。


なので,現地ではずいぶん前から騒がれていましたし,NHKBSの早朝のワールドニュースアワー・アジアでリアルな現地ニュースを放映していましたが,いよいよ日本のプレミアムタイムのニュースでも報道されるようになって来ました。



彼らは赤いTシャツやスカーフをしているので,赤組・赤シャツ隊などと呼ばれています。


ボランティアから看護師が採血し,それをプラスチックボトルに集め…なんと!264ガロン(米式単位)≒1,000ℓも!!…,首相府前の門外に撒いていました。



http://www.theglobeandmail.com/news/world/thai-protesters-pour-donated-blood-on-streets/article1501734/



血液にどんなウイルスが混じっているとも分からず,一種の生物兵器であるような気がします。





それにしても,どうしてこんな抗議方法を思いついたのか…。


血が撒かれるとなると,象徴的には宗教色の強い儀式としての意味合いが感じられますが,どうもそれほど深刻な感じではないようです。



現地に居る実弟のパートナー→義妹からの連絡では,やはりいささか緊迫感には欠けるものの



一部は熱くなっているようですから,まるでイベントのような様相のようです。


  最近はいつも,バンコクの政治的トラブルは一般市民(日本人駐在員も)を大きく巻き込むことはありません…



> アソーク交差点で爆竹の匂いがしましたが、
>
> それ以外は、スクンビット全体がなにかのフェスティバルのように見えました
>
> だって、みんな車でイサーンなどの音楽を大音量でかけて、それに合わせて踊ってるんです
>
> 道に立っている人たちも、支援している人はみんな赤い服をきているか、赤い布を手に持って踊っています
>
> 一時はかなりの赤い集団がスクンビットに集結し、6車線中1車線のみ動いており、残りは東の方向に向いて止まっていました
>




外務省からも在留邦人向けに,あるいは渡航者向けにスポット情報を出しています。



http://www.anzen.mofa.go.jp/info/spot_top5.asp?id=007&num=1




なんだかのんびりしてるなぁ~。


タイらしいと言えば…タイらしいのです。



なにはともあれ,二人とも無事で居て欲しいと,メールしておきました。





義妹から送ってもらった今日のバンコク・スクンビット通りの写真




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お医者さんの仕事

限界集落寸前の病院を救った面白い記事がありましたので,一部転載させていただきます。


 日経メディカルオンライン 村川裕二先生の 「木曜午後の診察室」より
 http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/blog/murakawa/201002/514279.html
 http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/blog/murakawa/201003/514281.html
 


ある北関東の町立病院、内科医の定員は7人。


この20年、定員に達したことがありません。


2007年4月。内科医は4人いましたが、そのうちの1人は高齢の院長。


座骨神経痛に帯状疱疹が加わり、院長室から外来に向かうのも億劫です。


残り3人の内科医は、60歳、58歳、54歳。


内科診療部長、内科第二部長、内科医務部長というポストに就いています。


 …みんな部長!


「そろそろ逃げどき。あと一人抜けたら」

と3人の部長が思い始めていたとき、


その医師は赴任して来たのです。



あと1人抜けたら、たちまち「消滅集落」へ。


赴任して来たのは…すみません…スーパースターではありませんでした。



卒後4年目の山田医師


仕事が楽で給与の良い職場を探していたら、この病院がヒットした」とか。



 …すごい消極的な理由(驚)



山田先生は善人でしたが、口べた。


  小太りで汗かき。


  いつも医局で漫画を読みながらコアラのマーチを食べています。


  医学書は読みません。


  ハリソンの内科学は持っていますが、買ったのを後悔しています。


  重いからです。


ナースは山田先生を“イマイチ君”と呼ぶようになりました。


 …皆さんご存知のように,卒後年数を経ない若手の医師は,ベテラン看護師の何分の一しか現場では使えないのです。


赴任して1カ月もすると、町内の誰もが、山田先生の顔を覚えていました。


患者さんと職員、その家族を合わせるとすごい数の“動く監視カメラ”が町中に存在しています。


 山田先生が隣町のショッピングモールで茶色のズボンを2600円で買った翌日、

 病院職員の半分はそのことを知っていました。


 …私の実家の方でも,小さな地域社会で大体の人の顔を知っています。そういうところは結構あるものです。



山田先生の当直は月に3回。


3部長はそれぞれ月に5回。


それでもこの病院の内科は、

部長3+ヒラ1でなんとなくうまく回るようになりました。



山田先生が大活躍したわけではありません。


  糖尿病性昏睡を患者がただ眠っているだけと思ったり。

 

  胃カメラを教えても、幽門輪だけが10枚続けて写っているし。


  心電図の肢誘導の電極を間違える。


 …ある意味困り者ではありますが(笑)


にもかかわらず、回りの職員からはジワジワと評価されるようになりました。



なぜかといえば…


  温和な性格。周囲が気を使わなくてよい。


  宴会が明るくなる。


  3部長が知識と技術を伝えるとき、

  ベースラインが低いので成長の幅が大きい。つまり教え甲斐がある。



山田医師は実質的に病院に寝泊まりして、医局の奥で中華丼、焼き肉定食、和風ハンバーグの出前を食べて生きている。病棟のスタッフにしてみれば、疲れて眠り込んでいる部長より、山田先生に仕事を頼む方が気が楽。



というわけで人手の足りない医療状況では、山田先生でも「使いよう」があったのです。

3人の部長が討ち死にするのを防ぐ役割を果たしました。


やがて、院長先生が復帰して、院長1+部長3+ヒラ1になりました。



事務長が、病院の裏庭に院長専用の菜園を作りました。


鍬をにぎると、院長の腰痛が消えるからです。


最近、その菜園に小さいトマトトマトが稔りました。





とりあえず「消滅集落」への転落を回避した、ある病院のお話でした。




これについての読者のコメントです。


開業医A 2010/03/05

この話、先生の医局ではうけたかもしれませんが、患者さんの立場からするととんでもない話です。これを、おもしろい話として掲載する神経がわかりません。先生は、この主人公の若い先生も馬鹿にしている様に思えます。自分が高いところに立って、庶民の生活を見下している感じですね。


田舎の勤務医 2010/03/05

開業医A先生、考えすぎではないでしょうか。「スーパースターでもなんでもない、イケテナイ4年目」は沢山いるのですから、彼らでも役に立つんだよと言うメッセージも必要かと思います。超人のようなドクター像ばかり求められて困る、若い医師も多いのです。特に、二次救急で働く人たちは、「超人なんかじゃない、凡人なんだ、それでいいんだ」というメッセージを必要としています。少々茶化してみせてでも、安堵感を与えてあげるのが、彼らが自滅しないために必要ではないでしょうか。「君はドラマみたいな立派な医者じゃないからダメと思ってるだろうが、そんなことはない。イケテナイ医者だって立派に役立つんだ、ありのままでいこうよ」、という言葉が必要な時期になっていると思います。




医療の地域格差医療崩壊が叫ばれて,大分経ちます。


ただし,何でも一律に,いちいち全てにおいて平等を求めたらきりがありませんし,硬直化してにっちもさっちも行かなくなることが多いと思います。


できることから 順番に! ということも考えねばならないかもしれません。


何が良いか ということを言うつもりはありませんが,

救われる」というのは,『理想を求めた結果』というより,

むしろ『本当に求めるものが何かがハッキリしたとき』ではないかと思います。




時代が違うので,これもテーマを掘り下げることにあまり建設的なものではないかもしれませんが,私の実家の方には昔,もうお亡くなりになりましたけれども,見川鯛山先生という地域で唯一のお医者さんがおりました(本当は何人かいらっしゃいましたが,そういう設定でした)。


マンガの原作にもなりましたが,「本日も休診」などの日記調の小説を著されています。


博士号を取ることにも全く興味がなく,毎日鮎釣りやら近所のご老人たちに話し(遊び)に行ったりして帰ってこず,やはり,今で言うマトモなお医者さんではなかった風に脚色されていますが,実際は立派なお医者さんだったという話です。



でも,地域のお医者さんの医療は技術が全てではないということも事実なのです。



   ここに居る (見川先生の場合 その辺に居る かな?) 



というだけで,その地域の皆さんが安心していられる雰囲気を作り出すのも,お医者さんの立派なお仕事なのかもしれません。



ふと,かつてインタビューに伺った,地元の老医師の姿が何人か頭に思い浮かびました…。



補欠の繰り上げ お問い合わせ

日曜日の午前NHK教育TVで,NHK杯の将棋トーナメントを放送しています。


http://www.nhk.or.jp/goshogi/shogitou/index.html


昨日は準決勝第二局 羽生選手権者 vs 丸山九段 の戦いでした。


羽生棋士は将棋界だけでなく社会的にも有名なあの羽生善治(NHK杯を入れて)五冠です。

丸山忠久九段も名人位を獲得したことのある,受けが強く,しぶといタイプの名勝負師です。


  お二人とも,私と同世代の棋士ですので,応援したくなります!



期待して見ていましたが,やはり羽生選手権者は後手番でありながら,序盤から一気に終局に持ち込ませる力技で,途中の5,6筋の金,成金の重なる繰り出しは,さすがといえる差し回しで,隙がありませんでした。



来週,勝者羽生さんと,準決勝第一局で勝った糸谷五段の決勝戦が楽しみです。


糸谷棋士はまだ大学生(阪大)ですが,早見え・早差しの若さあふれる鋭い差し手が身上です。


お若いので,会心の一手を繰り出したときの『ドヤ顔』や苦戦しているときの表情も相手をそれなりに睨むので,まだ顔で将棋をしているところがなんともユーモラスでかわいらしいですが,前戦の渡辺竜王との勝負はやはり後手番なのに積極果敢に銀を頭に二つ並べて打つあたりが,ユニークでした。




さて,最近は,やはり繰り上げ合格の状況のお問合せが多く寄せられます。


今日で慶應の手続きが締め切られるので,例年通り,国公立前期の発表に続き,多くの大学でめまぐるしく繰り上げが連動しながら発表されはじめると思います。



4月に入ってからの繰り上げに縺れ込むこともあるかもしれません。