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ひより plus

パピヨン三姉妹との日常。

名古屋までラーメン目的で行ってきました。
自宅に篭りがちで、出かける先は病院か日々の買い物位な私ですが、秘密の県民ショーで見た「玉子とじラーメン」と言うのを食べてみたいと旦那さんにいつでもいいから行きませんかと言ったら…
唐突に、「じゃぁ、すぐにでも行こう」と。

なので昨日行ってきました。
店の名前は「萬珍軒」よく混んでました。
味は、何か甘みと胡椒の刺激をを感じる、素麺の様な細麺のラーメンで、あっさりしているような、そうでもないような、とても不思議な、地元にはない味でした。

細麺の魔法か?最近食欲がない私ですが、ラーメン1杯を久しぶりに完食しましたが、これも細麺の魔法、後から襲ってくる満腹感。
やみつきになるかはまだ謎ですが、半年後くらいにまた食べたくなるかも。

お土産に私が妙に好きな生せんべいを買い、帰路につきました。

久しぶりの遠出は楽しいものになりました。

お嬢さん達は留守番だったのですが、今気になっていることが解決したら、秋には一緒に温泉に行くつもりです。

今度は一緒に行こうね。
痛み止めが切れたのか、眠りすぎたのか、夜明け前に目が覚めました。
点滴を繋がれている右腕をそうっと動かして、左腕を触ってみると、ブヨブヨと太い!
いや、まぁ、それなりに太い腕をしておりますが、ここまで太くはないはずだ。

軽い衝撃と痛さに苦しんでいるうちに、夜も明けてきました。
そっと覗いてくれた看護師さんに痛いんですと言うと、ナースコールを押してくれればいいのにと。
痛み止めが1本出ていたようで、すぐに点滴からいれてくれました。
朝のブラインド開けとおしぼりの時間になり、少しベットを起こして右手で顔を拭いたら少し気分が良くなりました。
痛みも幾分軽くなったようです。

朝食の時間がきて配膳されましたが、食欲は無く、喉の渇きがあったので牛乳を半分程度飲んで下げてもらいました。
まだベット上安静なので何も出来ません。
太いブヨブヨの腕は手術の影響で、数日で戻りますよと言われて少し安心。皮膚って意外と伸びるんだなと。
お昼前やっと安静が解けて、導尿管も取れましたが、点滴はまだまだです。
動けるようになったのでノートを取り出して、日記のような覚書を書きました。
利き腕側が無事で良かった。点滴つながれてるけど…
私に割り当てられた手術室は午後には他の患者が手術を受ける予定と聞かされていて、手術時間も3時間位と聞いていました。
旦那さんはDSで時間を潰し、義母は雑誌を読んでいたそうですが、お昼頃には終わるだろうし、待っていなければ可哀相だと思ったらしく、別々に昼食を摂りに行ったりしてくれていたそうです。

午後2時を過ぎたあたりから、何度かナースステーションへ手術はまだ?と問い合わせに行ったそうですが、帰ってくるのはまだ何も連絡がないという言葉だったそうです。
DSの電池も切れ、もちろん雑誌も読むところは無くなり、二人で手持ち無沙汰に、でもいつまでたっても終わらない手術にとても気を揉んで待ってくれていたとか。
その頃の私はもちろん麻酔で眠っていて。
G先生は開けてびっくりの状態と戦ってくれていました。

旦那さんから聞いた話だと、MRIの診断よりも状態が悪かったそうで、途中で術式変更し、不全断裂を完全断裂とし、関節を作り直していたとの事。

秋の日は短く、外に夜の帳が下り始めた頃、やっとお迎え準備にベットが運び出されて、もうすぐ終わりますと伝えられたそうです。
お嬢さん達を預ってくれながら仕事をしている義父にも無事に終わったと連絡し、手術室前まで旦那さんも迎えにきてくれたそうですが、申し訳ない、ちっとも記憶にない…
私の記憶が始まるのは看護師のSさんがシャツを着せてくれて、冷え切った右腕をさすりながら「あったかくなってきたね。病室の患者さんになったね」と言われた事。
手術の説明が終わった旦那さんと義母がベットサイドにきてくれた時は、「痛い」ばかり言っていた事。
処置するからと旦那さんと義母は面会時間の関係もあり帰って行き、足の甲から採血と右腕には痛み止めの注射が打たれました。
枕元からはポコポコと酸素吸入が働いていて、マスクが不愉快で…
麻酔であれだけ眠り続けたのに、飲水許可も出ていたのに何も飲まず眠ってしまいました。
順にお迎えがやってきて、私にも病室に挨拶に来てくれた手術室看護師さんのお迎えが来ました。
連れられて行った先はとても広くて、とても寒い手術室。
慌ただしく作業する人が数人いて、よろしくお願いしますと言ってから踏み台を登り、手術台に横になりました。
「モニター付けますね」と、取り付けられたのは左側…
おかしいなと思い「私は左肩の手術を受けるんですが」と言うと「え?右でしょ」と技師さん。
「いえいえ、左で間違いないです」と私。
「書類は右肩のオペなんだけどなぁ」と技師さん。
困っているとG先生が登場。「左だよ」この一言で左の準備が始まりました。
「M田君のミスだな」などと言っていました。M田さんありがとう、一気にはりつめていた緊張の糸が切れたよ。

淡々と進む準備。タオルを掛けられ長衣を横から剥がすように脱がされたら、右手に点滴が始まって、クーラーの効きすぎた手術室は寒くって…
「この注射で眠くなりますよ」と言われて点滴の途中から小さな注射器を差し込み、しばらくしたら瞼が重くなってきます。
G先生は離れたところでMRIのフィルムを見ていて、先生お願いしますとテレビドラマでよく見るような挨拶が出来なかったことが心残りでした。
朝の手術は、手術室への集合時間が一緒。
表情を失ったお揃いの長衣を着た人達が、一箇所に集まってきます。
いくつも手術室の有る大病院ですから、女性は4人いました。
男性はお互いに離れて座り、一人の世界に入っていますが、女性は集まって立ち話。
お互い何の手術か話す事はなかったけれど、怖いねとか、手術は初めてとか、どれくらい時間がかかる予定ですかとか。
私は「午前中に終わります。手術は子供の頃受けているから二度目です」とか答えたことは覚えていますが、聞いた筈なのですが、自己紹介もなく怖いねと励ましあっていた方々の答えは覚えていませんでした。
ただ緊張しても仕方ないのに緊張するねと皆で言い合った事と、お互い無事に終わりますようにと手をとりあって言い合った事は覚えています。