まさかの9時間 | ひより plus

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パピヨン三姉妹との日常。

私に割り当てられた手術室は午後には他の患者が手術を受ける予定と聞かされていて、手術時間も3時間位と聞いていました。
旦那さんはDSで時間を潰し、義母は雑誌を読んでいたそうですが、お昼頃には終わるだろうし、待っていなければ可哀相だと思ったらしく、別々に昼食を摂りに行ったりしてくれていたそうです。

午後2時を過ぎたあたりから、何度かナースステーションへ手術はまだ?と問い合わせに行ったそうですが、帰ってくるのはまだ何も連絡がないという言葉だったそうです。
DSの電池も切れ、もちろん雑誌も読むところは無くなり、二人で手持ち無沙汰に、でもいつまでたっても終わらない手術にとても気を揉んで待ってくれていたとか。
その頃の私はもちろん麻酔で眠っていて。
G先生は開けてびっくりの状態と戦ってくれていました。

旦那さんから聞いた話だと、MRIの診断よりも状態が悪かったそうで、途中で術式変更し、不全断裂を完全断裂とし、関節を作り直していたとの事。

秋の日は短く、外に夜の帳が下り始めた頃、やっとお迎え準備にベットが運び出されて、もうすぐ終わりますと伝えられたそうです。
お嬢さん達を預ってくれながら仕事をしている義父にも無事に終わったと連絡し、手術室前まで旦那さんも迎えにきてくれたそうですが、申し訳ない、ちっとも記憶にない…
私の記憶が始まるのは看護師のSさんがシャツを着せてくれて、冷え切った右腕をさすりながら「あったかくなってきたね。病室の患者さんになったね」と言われた事。
手術の説明が終わった旦那さんと義母がベットサイドにきてくれた時は、「痛い」ばかり言っていた事。
処置するからと旦那さんと義母は面会時間の関係もあり帰って行き、足の甲から採血と右腕には痛み止めの注射が打たれました。
枕元からはポコポコと酸素吸入が働いていて、マスクが不愉快で…
麻酔であれだけ眠り続けたのに、飲水許可も出ていたのに何も飲まず眠ってしまいました。