昨日息子の第1志望大学の合格発表があった
結果は…
不合格
だった
念願だった大学合格の夢が潰えた
第1志望のみ演劇関係の学部がある大学で、他は外国語学部であった。
親としては、その大学に行けば間違いなく険しい道のりになるであろう演劇の世界への進路を応援したい気持ちと同時に、近くに居て安定した暮らしをして欲しいという気持ちが交錯し、複雑な気持ちだった。
夢は持って欲しい
しかし
苦しみ続けて最後には自分で命をたつような事にはなって欲しくない。
息子にはその覚悟があるのだろうか?
信じたい気持ちはあるが、自分もそうであったように、熱は冷めていくもの。
大人から見ると息子の熱い情熱は、そんな一時的に咲く花の蕾ように、青いものに見えた。
不合格と知った息子は、母と共に海に行った
そして
悔しさのあまり
息子は真冬の海に飛び込んだ
チクショーーー!!!!!
溢れる涙を海水に流し、息子の受験の夢は終わった
この話を妻から聞いた時
青春だなぁ〜
と、羨ましかった。
自分の場合、大した受験もせず、夢もなく遊び呆けていた高校3年生だった。
半世紀生きて振り返ると、すごく勿体無い生き方をしていたと、今になって分かる。
息子の場合
悔しくて涙が出るほど頑張っていたのだろう。
僕より何倍も、いや何十倍も頑張って生きているのだと思った。
そして、涙が出るほど欲しいと思えるものに、もう出会っていた。
この時点で僕の人生より何倍も幸せだとも思った。
まだまだ未熟で青い蕾だけど
息子は立派に育っていた。
これから、どんな風に息子の夢が変わっていくかは誰にもわからないが
人生これからだ!!!
こんなに熱くなれるお前なら、何だってやれる!!!
父さんは応援している。
だから
がんばれ!!!