お疲れ様です!
卒業シーズン真っ只中!もしかしたら読んでいる人の中にも今年卒業の方もいるかもしれませんね!
感慨深い行事ですよね…それこそみんながみんな涙こぼすなんてこともないでしょうし、様々な志が垣間見える行事だなと改めて感じました!
今回は、そんな卒業式から「変わらない勇気」を考察しました。
毎回ご愛読していただける方なら、いつもよりシンプルな考察テーマやなぁと思う人も多いんじゃないでしょうか?
色々思うことがあるからこそ、ここまでシンプルなんです。
では何故「変わらない勇気」っというテーマなのか。
そう思うのが普通です。だって「卒業」ゆうたら、
「旅立ち」とか「成長」とか、心機一転みたいな「変化していく」というイメージが強いですよね?
それこそ、結構前の記事にも書いたのですが、「変化がない会社ほど辛い会社はない」って思うぐらい変化がないのが好きじゃないんです。
「10年間安定して続いてます!」なんて聞くと一見いい響きにも聞こえますが、逆に考えると
「10年間何も変化がありません!」と言ってるのとさほど変わらないんですよ。
めっちゃ辛くないですか?変化があってこそ生きる実感みたいなのって得られるじゃないですか。
プライベート楽しいから別に…って考え方も否定はしません。
ただそれを10年間積み重ねたら、年間の平日(仕事の日と仮定)260日で計算すると、2600日。
8時間労働で計算すると、時間でいえば20800時間。
仕事に変化があって楽しい人と比べて、こんなに辛い経験をしなきゃいけないというのと同じなんですよ!?
そんなストイックなのもかっこいいっちゃかっこいいし、その経験で損はしないと思います。
ただ自分を大切にするという意味でも、変化を求めるのは悪いことではないと思いますよ。
口でいうのは簡単だし、そこを犠牲にして仕事をしてくれているおかげで成り立っている仕事もあります。
でも自分は綺麗事だとしても、変化を求める事を忘れてはいけないと言いたいです。
長くなってしまいましたが、
だからこそ逆に考えたくなったんですよね。
「変えちゃいけないもの」ってなんだろうと。
上記で述べた通り、変化を求める事は大事という「考え方」は変えるつもりはありません。
ただ、自分の「考え方」によっては良い方向にも悪い方向にも影響を与えることはできるんです。
どんなに仲間に恵まれたって、どんなに技術やスキルに長けていたって、どんなに一生懸命努力したって、
結局の所、「考え方」一つで全く活かしきれないことだってあるんです。
この「考え方」というのは-にも+にもなる数値で、これらを簡単に数学で表してみると、
「努力」+「能力の高さ」×「考え方」=「人生の豊かさ」
だと思うんですよ。
(すみません、この考え方は稲盛和夫さん著作の『考え方』っていう本を読んでみて自分なりに噛み砕いて表現しているので、本来のものを見てみたいという場合は、是非読んでみてください!)
なので、どんなに足し算をして数字を大きくして、もかけるものが0なら0。-なら-数字なんです。
だから、「自分はこんなに成長したぞ!」とノルマ達成で満足したり慢心するようなら、
その人の人生なんて底が知れるんですよね。
何をしたからここまでの成果を打ち出せたのか。何をしなかったおかげで成長できたのか。
過程を大切にできなければ、それを成長とは誰も言わないでしょう。
それが、ここでいう「変わらないもの」なんです。
自分的には「信念」と「感謝」を忘れずにこの人生を歩んできたから、無事に卒業できたのかなと思っています。
計るべきスケールは「この二年間」とか「学生時代全体」じゃないです。「今までの人生」です。
その「本質」を変えなかったおかげで今の自分がいると思っています。
「信念」というのは一度やると決めたらやり通すこと。とりあえずやってみる精神を曲げないこと。
「感謝」というのは受けた恩に対しては必ずお礼をいうこと。恩を仇で返さないこと。
えっ、めっちゃ普通じゃない?って思うじゃないですか。
そうなんですよ、めっちゃ普通なんです。
でもその普通を継続して出来ないと、成績不良や人間関係がうまくいかなかったりして、
卒業できないってケースに繋がる訳です。
ただそこで履き違えないで欲しいのが、
それで終わりだとか、必ずしもそうなっちゃいけないって訳じゃないんです。
遅かれ早かれ、それぐらいの失敗は経験します。
確かに両親や支援してくれた仲間には大きな迷惑をかけた。
今後の人生を考えると、自分的にもあんまり良くない状況になってしまった。
「じゃあどうしようか」とすぐに転換して考えられるかなんです。
できなかった事に対して本気で悩んで、本気で改善しようと努力して、立派な夢を志せば、
いくらでもその遅れは取り戻せます。
その当たり前が出来てこそ、少しでも良い変化を生み出した時に、大きなリターンになるんです。
四コマの最後でも、歩きながらだべっているシーンがあると思うんですけど、
これは「いつもと変わらない日常的な風景」は全く変化がなく退屈であるという訳ではなく、
みんなが変えちゃいけないと思えるものだから、成り立っているものって意味なんです。
「いつでも待ってくれる人がいる安心できる場所」みたいなのって大事じゃないですか。
いろんな形があっていいと思いますが、感覚的には実家に近いでしょうか。
どんなに成長して技術力に差が生まれても、
関わり続ける気持ちを変えずお互いを尊重し合う。
そんな安定した関係だからこそどんな課題にぶつかっても、
誰一人ヘこたれることなく、裏切ることなく、お互いを信頼して共に戦える。
その結果が、無事に卒業できたということだと思います。
「社会人になってからも、その心は忘れちゃいけないよね」
っていうのをわかりやすくイメージしてもらうために描きました。
冒頭では散々「変化がないって辛くない?」って言ってきましたが、
だからといって「変化がないから自分はダメなんだ」とか考える必要はないんです。
変わらないものがあるから存続できている事象だってある。
救われている命だってある。
その事を把握しつつ、理想と現実のギャップに押しつぶされないように、
「変えるべき事を考えよう」と満足していない今の現状に一歩踏み出す事も、
一つの「変わらない勇気」だと思います。
今回は少し長くなってしまいましたね、すみません笑
次回はまだ未定ですが、自分の身の周りで起こる出来事から深掘りしていきます!
ぜひご意見・ご感想があれば送ってください!
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ありがとうございました!
