4コママンガ110 「桜が咲いた」
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4月23日、札幌もいよいよ桜の開花宣言がありました。
「桜が咲いた」
桜の開花の標本木はソメイヨシノですが、札幌の桜といえば、何といっても“エゾヤマザクラ”です。本州では「大山桜」といいますが。
エゾヤマ桜は山桜の系統で、少しですが葉が先に出ます。ソメイヨシノよりもピンク味が濃いです。
札幌ではソメイヨシノも咲くのですが、エゾヤマ桜の方が、ソメイヨシノよりも札幌の寒冷な気候に合っているようで、少し寒くても早めに咲いてくるので、より“桜が咲いた!”っていう気分を盛り上げてくれます。
エゾヤマ桜に少し遅れて、ソメイヨシノが開花します。
札幌では、北海道神宮のある円山公園が、お花見するのに有名な桜の名所ですが、やっぱりエゾヤマ桜が多いです。
4コママンガ104 「北国の早春 雨」
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4月になりました。
3月に東日本大震災のマンガをUPしている最中にも、大きな地震が来て驚きました。10年も経っていますが、まだまだ油断ができない状況ですし、気を付けないとと思います。
さて、東日本大震災の避難ということで、札幌に来て、10年ほど経過しているのですが、札幌というと冬の寒さが厳しい地域なので、当初、暮らしていけるのか不安だったのですが、まあ、少なくとも200万人が暮らす政令指定都市なので、大丈夫だろう、とも思ったものです。
それで、今後、札幌で暮らそうと思われる本州の方がいらしたとして、札幌の四季の暮らしはこんな感じだよ、っていうことをお伝えできればとも思ったりしつつ、マンガを描いています。
札幌は、そろそろ冬も過ぎ、いよいよ春を迎えそうなところなのですが、なかなかこれが一筋縄ではいきません。札幌の春は、例えば東京のように、ふわーっとみるみる暖かくなるっていうことではないんです。暖かいなーと心底体を緩めるには、寒い冬から2~3ヶ月位かかります。なんたって、4月の末が桜開花ですからね。この感覚には最初参りました。
4月にはなりましたが、歩道の雪は何とか無くなったものの、まだ日陰や建物の間、庭や駐車場の広場などには、雪がたくさん残っています。
今日は、4月よりちょっと前の、東京で桜の開花が発表になった時のお話です。
「北国の早春 雨」
こんな感じです。雨が降って驚きました。雪じゃなくて雨になるなんて!暖かくなってる!って思いました。
4コママンガ 東日本大震災13最終回 「震災の翌日、街の様子」
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東日本大震災のマンガ13回目、最終回です。震災翌日の、街の様子です。
「震災の翌日、街の様子」
停電が起きて、信号や、お店の電気等は全部消えていました。
道路で車の列が見られて、何だろう?と思ったら、ガソリンを入れるのを待つ列でした。
お店も、入店人数を制限していたので、外に長い列ができていました、というか、当時は、主要道路が寸断されて、物流が止まり、食料等が店頭から無くなったりしていて、手に入りにくい状況でした。
食料、水、ガソリンなど、やはり慌てないように日頃から準備することが大事だと思います。
地震の翌日は、余震もあり、電気も止まり、おろおろしていましたが、とりあえず巨大地震は収まり、気を落ち着けて過ごすことができるようになりました。でも、その後1週間位経ってもずっと街の動きが止まっていて、生活がしづらい状況でした。
そしてこの後、電気が通って、津波災害の被害映像を見ることとなり、ショックを受けるのと、福島の原発事故が発生する訳です…。
東日本大震災の時は、このまま、地震前の生活にすぐ戻るということにはならなかったですけど、地震だけの災害だった後は、このまま日常に戻れるのではないかと思います。
今回、3月16日の震度6の大地震も、震度6なんていったら、海外では街が一つ崩壊するようなレベルの災害なのに、ビルの倒壊が見られないような被害で収まるっていうのは、いかに常日頃から東北の人が気を付けているのか、備えているのかが分かるっていう感じです。
地震災害は日本ではとても多い災害なので、日頃の災害準備は大切だと思います。
13回に渡ってお話を紹介しましたが、何らかの参考にしていただければ幸いです。