長い長いと言っても
過ぎてしまえばあっちゅーま。
GWはもはや遠い過去〜
と
言いたいのだが
そうもいかない。
なんと母さんは、まだGWを引きずっているである。
今年のGWは、大物洗濯したり
お家のお掃除したりして、
のんびり、まったり
過ごそうと思っていたのに…。
ちょこっと思い立って出かけのが仇となり、とんだ目に遭ってしまったのである。
わかるかな？
母さんの愛車にくっきりと浮かぶ、アイライン。
いや違う。
そんな優美なものじゃない。
そう。お分かりいただけたろうか。
フロントガラスにヒビが入っちゃったのだ。
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事件はGW中盤の
薄暗くなり始めた
高速道路上で起こった。
長い長い高速道路の渋滞がようやく解消され、
「さぁ！
とっとと理央ぽんの待つお家に帰るぞー」
と思った瞬間に走った衝撃。
パチッ
こんなことは長く車に乗っていれば、多かれ少なかれ、体験するもの。この時すぐに何が起こったかを理解した母さんは、ソッコーで高速道路を降り、一般道へ。
が、
まさかここまでとはね。
飛ばしてきたお相手は、おそらく斜め右前方を走っていたダンプカー。
相手が悪かった。
飛んできた石は、結構なエネルギーを持っていたようで、当初は30cmに満たない程度のヒビだったのに、翌朝には40cmを超え、その夕方には50cm超。最終的には運転席を一刀両断するほどに。
これほどGWを恨めしいと思ったのは、母さん初めて。
どこに電話しても繋がらない。
保険会社に電話してもGWだから、修理は無理ってさ。
というわけで、せっかくのGWにもかかわらず、母さんは何処にも出かけられず、理央ぽんと濃密な時間を過ごすことになったのでした。
連休が明けた朝、アポ無しで車屋さんに飛び込んで行ったのは、言うまでもありません。
そして、散歩以外の外出もせず、大人しく家で過ごしたっちゅうのに、諭吉が何枚も何枚も手を繋いで飛んで行ったのは、一体全体、どういうことなのでしょうね。
ねぇ、理央ぽん？
〈教訓 〉
高速道路の車間は多めに取りましょう。