自分の心の動きに敏感になること | 自分磨きの勉強日記

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声優 佐倉健修の勉強日記

こんばんは!

 

2回目の更新!

 

昨日は衝動的にいろいろ書けたんですが、いつだってそうかけるわけじゃないし、何を書こうかなって思ったんですけど

 

今日もちょっとお芝居に関係するお話

 

お芝居って、基本的にみんな独学だと思うんです

 

というか、独学しかないって思ってます

 

なぜなら、日本には「心」を知る文化はあっても、「心」を教える文化はないから

 

会話をしないで、相手の顔を見て、どんな想いになっているかを知ろうとする力が足りないんです

 

これは発達心理学で問題になるほどの大きな問題となっています

 

しかし、日本では、心を伝える芝居として声優さんが有名だし、海外でも大人気

 

この2つの事柄は矛盾してるのに、なぜ?って思うんですけど

 

逆を返せば、周りがわからないからこそ、分かる方が優れていると思う人が増えたからだと思います

 

人の心を分かることで、わからない人よりも自分を守れる、あるいは、人を使うことができる

 

だからこそ、人の顔を見たり、動作を見たり、声を聞いたりして、相手の感情を捉えられる人が増えている

 

そういう人は経営者だったり、何かすごい仕事をしてる人、特殊な仕事をしてる人が多いです

 

日本人は基本的に八方美人なので、その才能自体はあると思います

 

そして、僕も人の顔、声、動きで、かなり心に敏感になるタイプです

 

なりすぎて疲れるなと思うほど

 

考えないようにしないと、本当に疲労が蓄積されるなって思います

 

だからこそ

 

自分の心に敏感になることが一番大事かなと思いました

 

人の心ばかり見ていると、自分の思いを見失います

 

例えば、何が好き?と聞かれてすぐ答えられない人

 

これは芝居に向いてない

 

というか、本当の意味で嘘でしか芝居ができていない

 

それでもいい、究極に嘘をつけばそれでもいい

 

だけど、この方法は海外でも危険度が高いと言われ、死人が出たこともあるくらいだそうです

 

血が出ていると思いながら、手首にシャワーを当て続けると貧血になるとか

 

そういう類のものです

 

でも、僕はこの方法が合わないたちでした

 

なぜか

 

理解できないからです

 

感じてないことを感じるなんて無理、と頭が割り切っている

 

どうしてもクールな脳みそがホットなイメージを阻害するんです

 

だったら、自分の心に敏感になればいいと思いました

 

小さな動きすら見つけ出し、それを大きいと考え感じることができれば

 

少しのイメージを増幅して思いっきり芝居ができる

 

これだって思いました

 

だから、メンヘラのように情緒不安定でありたい

 

急に喜んで、急に泣いて、心を常に水のように変化させて

 

どんな事柄でも楽しみたい

 

どんな事柄でも悲しみたい

 

そう思ったんです

 

今、自分は何を思っているんだろう

 

どうして退屈と思うのかな?

 

どうして楽しいと思ったのかな?

 

さっきの言葉は自然と自分に嘘をついていないだろうか?

 

もっと自分に真摯になるにはどうしたらいい?

 

そう考えるようになると、わがままになるし自分勝手にもなります

 

だけど、それでいい

 

そこに心を強く動かすヒントがある

 

脚本なんて関係ない

 

演出なんて関係ない

 

キャラなんて関係ない

 

俺が、役だ

 

それくらいの強引さと自分勝手さがあってこそ芝居は面白い

 

だって、それを言えるくらいの強い思いと考えとイメージがあるからそれができる

 

技量がない人の遊びじゃない

 

技量を身につけた人の本気のわがままなんだよ

 

傲慢であれ

 

自己満足であれ

 

自己満足の何が悪い?

 

自分を満足させられない分際で、人を満足させられると思うな

 

自分が何で満足するか知らないで、人を感動させる?人を笑わせる?

 

おかしな話だ

 

自分の心を知れば、絶対にそれに共感する人がいる

 

その人たちのためにすればいい

 

万人に受けるなんて無理なんだから

 

千人に受ければ良い

 

百人に受ければ良い

 

その人たちに本気で泣いて笑ってもらうために

 

本気で芝居をすれば良い

 

どこか諦めないで

 

どこかクールにならないで

 

笑うだけじゃダメ

 

時にはストイックにホットに

 

燃やせ

 

心を燃やせ

 

その火だけは消すな

 

そんなつまらない芝居をするな

 

誰よりもお前が一番やりたいんだろ

 

お前が一番芝居をしたいんだろ

 

なら燃えろ

 

暑くなれ

 

自分がしないで、他人がしてくれると思うな

 

燃やして、広げろ

 

それが、本当に面白い芝居

 

劇場を燃やし尽くせ

 

お客様に本気の涙を、本気の笑顔を届けろ

 

それでこそ、芝居だろ

 

 

 

ここまで読んでいただきありがとうございました