メイド編でございます。
どこか同じところがあるので、そこはご了承くださいな!
ではどうぞ!
ホストとかメイドとか~メイド編~
「いらっしゃいませ、ご主人様!」
私はメイド喫茶で働いている。
オーナーと知り合いで誘われたからだ。
この仕事は意外と面白い。
お客様が店に入ってきた。
「いらっしゃいませ、ご主人様!」
「――――――やあ、ソラ。」
「・・・・・・・・こちらへどうぞ。」
でた、いつもの常連客。
「どうしたのかね。ソラ。」
「・・・・・・・・なんでもありませんよ?ご注文は何に致しますか?・・・・・・ご主人様。」
ロイにはこういうこと言いたくない。
・・・・・・・・・・・ご主人様って言ったあとのロイの反応が、うざい。気持ち悪い。
「そうだね。・・・・・・・・・君にしようかな?」
「やめてくださいよ~。そんなこと。」
そしてロイはニッコリと満面の笑顔を見せた。
「・・・・・・・・・きもちわるい。」
「客に向かってそれはないんじゃないのかね?」
「何も言ってませんよ?」
「こんなに可愛いところを他の奴らには見せたくないからね。」
「それがどうかしたんですか?」
「いや、なんでもないよ。」
「・・・・・・・・ていうか、用が無いんならさっさと帰ってください!」
「はいはい、わかったよ。何か飲み物を飲んだら帰るさ。」
「・・・・・・・・・・・・紅茶でいいですか?ご主人様。」
「ああ、いいよ。」
私は紅茶を持ってロイの机に置いた。
「ありがとう。」
私はロイに笑顔を見せて、逃げるように厨房に入っていった。
「・・・・・・・・・・疲れた。」
「相変わらず人気ねぇ。」
「止めてください!」
「まぁまぁ。」
からかわれてる・・・・・・・・・・・。
それからというものの、ロイはまだ紅茶を飲み終わっておらず、夜までずっとそこにいた。
「・・・・・・・ロイ、そろそろ閉店の時間。帰って。」
と、私はロイに囁いた。
「・・・・もうそんな時間か。・・・・・・・・・・・わかった。」
ロイは素直に帰って行った。
仕事が終わって裏から出ると、そこにロイがいた。
「やあ、ソラ。」
「・・・・・・・・ロイ。どうしたの?何か用?」
「君を待ってたんだよ。」
「どうして?」
「こんな夜、一人では危ないだろう?」
「別に、大丈夫なのに。」
「大丈夫じゃないから、言っている。」
「・・・・・・・ま、好きにどうぞ。」
私は路地から出た。
「――――――それで、ここのメイド喫茶にソラさんっぽい人がいたんっすよ!・・・・・あ。」
「・・・・・・・・ソラ!・・・・・・・・・・・・・・とクソ大佐。」
「アレレ~?何でここにソラと大佐がいるノ?」
「ていうか何でソラさんと大佐が一緒にいるんっすかね?」
「・・・・・・・・どうしたの?みんな。」
「ん。散歩?」
「散歩・・・・・なのかな?」
「まあ、そういうことっす。」
「やあ、諸君。」
「だからなんで大佐がソラと一緒にいるんだっての。」
「ああ、ソラと私か?」
「今から一緒に帰るんだよ。今日は私はソラの家に泊まるのでね。」
「「「は!?」」」
「何言ってるの、ロイ―――――」
「ソラ!本当にクソ大佐が泊まるのか!?」
「違うって、エド。」
「ああ、そっか。だから一緒にいるんだね!」
「アル!誤解だって!!」
「それはそれハ。僕タチ邪魔みたいだネ?」
「そうですね、若。」
「だから、違うって!!」
「ダメっすよ、大佐!ソラさんは俺がもらうんっすから!」
「ハボック!そんな事言うな!!」
「と、言うわけで諸君。さらばだ。」
ロイは私を腕に寄せた。
「ちょ、ロイ!!止めてって!」
「あ、まて!!ソラ!!」
「ソラさん!一緒に行くなよ!大佐何しでかすかわからないっすから!」
「まぁまぁ、兄さん。」
「2人の邪魔ヲしちゃいけないヨ~?」
ロイは2人を無視し、私を連れて家に帰っていった。
家に着くと、私はロイを突き飛ばそうとしたが、ロイの力が強くて突き飛ばせなかった。
「・・・・・・・・・・今日は、仕方ないから逃してやろう。」
と言って、ロイは私を抱きしめた。
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
「それじゃ、また明日も行くよ?」
「来なくていいから!」
ロイは帰っていった。
「・・・・・・・・・・少尉の言ってたこと、合ってましたね。」
「そうだろ!? やっぱりソラはここで働いているんだよ!」
「クソ大佐はソラがここで働いているということを知っていて、ソラを裏で待っていたのか?・・・・なら、明日もくるよな。」
「来ると思うヨ!」
「明日から裏で待って大佐に取られないようにするか。」
「そうっすね。・・・・あ、明日中入ってみないか?」
「そうしよウ!ご飯食べてみたイ!」
次の日から、店にアル、エド、ハボック、リン、ランファンが入ってきて、常連客になってしまった。
そして毎日、裏でロイを含む6人が待って私と一緒に帰っていた。
それからロイは、ずっと不機嫌そうな顔をしていた。
「大佐と少尉には絶対渡さねぇ!」
「俺こそ大佐とエドワードには絶対に取られたくないっすよ!」
「鋼のと少尉に負ける自身は無い。」
エドとロイとハボックは、何かに燃えていた。
あとがき~!
ふふふ。何かメイドとは関係ない感じがしました。
あはははは。
気にしないでくださいね?
さて、次は何書こうかな~♪(逃げ