先日、着物仲間の佳世乃さんのコンサートに行ってきました。
今回、陽気が可笑しいかったので、
着物は断念して、洋服で参加しました。
今回のコンサートは、歌物語。
尺八と箏とピアノが織りなすめくるめく物語に
誘われました。
人生初の箏の音は、艶やかで広がる
豊かな広がりを感じ、雅と言う単語がぴったりでした。
『能登山の椿』と言う歌は、大いなる大自然を
感じる広がりの歌で、一気に没入。
飛ぶ鳥や吹く風を感じられました。
『浮舟』では、まるで平安時代の中に居て、その場で物語を
見ている様に 感じました。
(大河ドラマの光る君へを毎週見ているせいで、平安貴族の服装は
すぐにイメージできました)
一枚の墨絵の世界を見ている様に、色濃く歌の世界が
広がり主人公の悲哀が、悲しみが 強く感じられて、
また一段と広がる歌物語を 堪能しました。
素敵な歌の世界をありがとうございます。
新たな歌物語に感謝を込めて。