「やっぱり行くわ。
でも
(ケアハウスには)
来なくていい。
一旦ホテルに戻ったら
こちらから連絡するから」
その時の姉からの返事は「わかった」とだけ。
でも、私には先ずそれで充分だった。
そして一日目、母の所に行く前に再確認のメールをすると
「何か、
(スープカレーの他に)
食べたいものある?」
(@ ̄□ ̄@;)!!
……嵐になるから止めてくれ💦
一瞬ではあったけど、本気でそう思った私。
しかし、「そういう気分」になっている時を逃す理由もあるまい。
「刺身があればありがたいけど、
別に無くても気にしないから」
…と返すと
(冷凍庫に)
「〆鯖と帆立ならあるけどぉ~?」
おお帆立!
実は私、刺身の中では「甘海老」一番、「帆立」二番。
「御願いします!」
…とだけ返事をして、私は母の所に向かった。
母と6年振りの感動の再会(🤣)が終わり、ホテルに戻って姉に連絡すると
「未だ(義兄が)戻って来てないから、
帰って来たら連絡するぅ~」
…あ~、姉はやっぱり姉だな~、と逆にホッとしてしまった私。
しばらくしてやって来た姉(と、もちろん義兄)は先ず
「明日の為に買うもんもあるからぁ~」
…と、途中で少し大きめのスーパーに寄った。
今考えれば、その時私自身が食べたいものを買っても良かったな……と思ったのだが、今回の帰省では不思議なことに全般的に
「食欲が余り湧かない」
…と言うよりも、それまでの帰省では滞在中ずっとあった
「あれも、これも、それも、食べたいっ!」
…という感じの「慢性マグマ」のような情熱?が殆ど起こらなかった。
食事の時間になったら、その時にその中で一番食べたいものを選ぶ。
それよりも誰かと喋ったり、のんびりする方が楽しかった……という感じか。
……単にトシか?🤣
とにかく。
姉と義兄が「寺参り」用の品(=母からの「指令」含む!)の他も細々と買い物している間、私は彼らから付かず離れず、コノ国とは全く違う溢れんばかりの商品を見るともなく見て回っていた。
実は姉に限らない事ではあるのだけど
「夫婦が『揃って』
(日常の)買い物をしている」
…という風景というのも、私には妙に新鮮だった……!