6年振りの日本帰省 39 我が母と姉一家の話 ③ 母は『やっぱり母』でした ㊥-2 | コノ国の体裁(カタチ) ~幻像『大英帝国』の住人達~

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 閃いて、まさに!という想いでつけたのですが……司馬遼太郎さま、ごめんなさい……!
 

 

 

 

  甥(夫婦)は幸せに……と言うのが大袈裟だとしたら

 

  『普通に』

 

  …育ったんだろうな、と思う。

 

 

 

 

  いや、それ以前に「姉」という人自身が己の「母(と父)」という人を正しく理解して、適切なアドバイスを与えることが出来る人だったら……とも思うのだけど。

 

 

 

 

  だって甥(=母にとっての孫)からの写真(付カード)の山は、『毒親対応エキスパート』(何だそりゃ🤣)の私から見ると一瞥した瞬間で

 

 

 

  「うわっ、

 

  (母が)

  『ツッコミ』満載!」

 

 

  ……出来るよね?、としか言えないようなものばかりだったのだから。

 

  (因みに実の祖父母である姉夫婦も「アレはチョットねえ~💦」とシブい顔をしていた🤣)

 

 

 

 

  それでも彼ら(=甥夫婦)はただ単純に、「自分の常識」の中で楽しみ、それを

 

 

  「(ひい)おばあちゃん」

 

 

  …も喜ぶだろう、として送って来ただけ……なのは、私には直ぐ判った。

 

 

  妻の妊娠が判ってからすっかり「イクメン化」したという甥は実際私が直接会った時も娘への溺愛モード丸出し、既に甘々パパとなっていたくらいだから。

 

 

 

 

  しかし、である。

 

 

 

 

  我が母という人は根っから

 

 

  『自分』以外の人間が注目される

 

  …ということが大嫌いな人間。

 

 

 

  「モト」も根っこはそうだったが、母にとって「家族」とは

 

 

  「自分の世間体」の為に存在するもの

 

 

 

  もっと言えば

 

 

  「自分」をより良く見せる為のアクセサリー

 

  …でしかない。

 

 

  身に着けた時に『自分の恥』になるような品は要らない。

 

 

  そして「アクセサリー」を褒められるダケでは満足しない。

 

 

  ソレを選んだ(=育てたOR母・祖母である)『自分』

 

 

  …が『一番』に褒められないのがオカシイ!……のである。

 

 

 

   だから母は芸能人などの「赤の他人」が褒められていることも嫌うが、「家族」であると……いや「家族」だからこそその嫉妬(怨み、とも言える)の強さはより直接的且つ露骨になる。

 

  

 

  何度も書くが「家族」が第三者に褒めらたとすると相手によっては

 

  「ナニ言ってんの、

 

  このオンナなんてさっ……!」

 

    (ハイ、「このオンナ=私」のことですよ!🤣)

 

  …とムキになって反撃?するヒトではあるが、私としては母が逆にヘラヘラした「愛想笑顔」で対応した後の方が気分が悪い。

 

 

 

  これも前から何度か書いていることだが、相手が居なくなった途端、『先ず』

 

 

  「ふん、こんなオンナ(ワタシです🤣)を褒めるなんて、

 

 

   アノ人、何処を観ているんだ、馬鹿じゃないか?」

 

 

   …という感じで言い出し、

 

 

  「だいたい、アノ人なんてさ……」

 

 

  …と、しばし相手のことを罵倒し続け、その最後にはやはり『必ず』私に向けて

 

 

 

 「アンタッ、

 

 (褒められたからって)

 イイ気になるんじゃないよっ!!」

 

 

 

  …と吐き捨てて終わり、というパターンが確立?している人なのだから……!