先に書いたように「搭乗時」には先ず『ファーストクラス』や『ビジネスクラス』と並行して(時にはそれよりも先に)
「お子様連れの方、サポートが必要な方」
…というアナウンスが流れる。
「そういう人達」が優先されるのは当然だと思うし、逆に良いことだとは思うのだけど、特に日本での問題はやはり「受ける方の意識」ということも重要だな……と今回つくづく思った。
私の順番が来て自分の座席……やはり「3人掛け」……に着いた時、奥の二つには誰も居なかった……と言うか、誰も来る気配もなかった。
あれ?今日は「満席」と聞いていたけどドタキャンでも出たのかな?
それとも(昔の私みたいに)誰かがギリギリで飛び込んで来るのかな、でもこの空港では「乗換」なんて殆ど無いけどな~、なんて事を考えながら席に着いていた。
と。
離陸時間が迫り、周りの席がドンドン埋まり、もう本当に
「え? 開いているのはココ(=私の隣)だけ?」
…と思えた、その時だった。
まさに「ドタドタ」という雰囲気の「一組」が入って来た。
一見して「観光客」と判る若い夫婦。
旦那の腕には1歳過ぎ……でも2歳以上では絶対にないな、という女の子が抱かれていた。
当然周囲の視線は
あれ?
こういう人達ならとっくに
「優先」で入って入れた人達だろうに?
……となった訳だが、彼らが「遅れた理由」は誰の目にも直ぐ判るものだった。
だって。
元々の「手荷物」に加え、まさに「花が咲いた」……それも「満開」と言えるほど、二人の腕には
『北海道名物 〇い恋〇』
…の独特のロゴが入ったアノ青い紙袋が、大量にぶら下がっていたのだから……!
(いわゆる「御配り用」だろうな~、と丸判り)
あ~コノ人達、搭乗手続きが済んだ後に「最後の買い物」に夢中になって、気付いたら時間ギリギリ!……で走って来たんだな?
…という「背景」が、あれほどダダ洩れしている人達も珍しかった。
加えて、である。
それだけの荷物を抱えて「幅」を取っているのに、明らかに汚れた子供の靴が丁度座った人の「視線」の辺りであるのに、周囲=通路両側の人達に気を使っている素振りが全く見られない。
そんな彼らを観た私が先ず思ったのが
「ゲッ⁉ アノ人達が『隣』か?」
……そう、まさに「その通り」だったのでありました……!!
🥴🥴🥴