6年振りの日本帰省 29 『嵐の前』のリラックスタイム ① ホテル到着 | コノ国の体裁(カタチ) ~幻像『大英帝国』の住人達~

コノ国の体裁(カタチ) ~幻像『大英帝国』の住人達~

 閃いて、まさに!という想いでつけたのですが……司馬遼太郎さま、ごめんなさい……!
 

 

 

  さて、やっとここから「今回の本命」と言える御話を。


 

 「英➡日」の国際線が遅れ、「羽田➡新千歳」の国内線も遅れたお陰で、空港の施設は殆ど閉まった時間帯に到着した私。

  

 

 

  あ、全くの余談ですけど、その「羽田➡新千歳」の機内の席番号表示がこちら。

 

 

(スライド式で複数のパターンがあったのだけど、

一番北海道らしい画像と思ってこちらをパチリ)

 

 

  …何か可愛い、と思ったのでパチリ。

 

 

 

  

  その日、目的のホテルに到着したのは結局「真夜中」に近い時間だった。

 

 

 

  実はその機内では疲れが出て一瞬寝込んだことで「飲み物サービス」も受け損ねた私。

 

 

  定宿としているホテルはその街で『そこしかない』と言えるような、本当に小さなビジネスホテル。

 

 

  その設備は「コインランドリー」と、極限られた種類の飲み物の「自動販売機」が一台あるのみ。

 

 

  「コンビニは?」

 

 

  …と言われるかも知れないが、奥さん!

 

  北海道のコンビニは都市部のコンビニにあらず!

 

 

  皆「車で乗り付け」するのがアタリマエなので、道路から建物が見えない……と言うか店前の駐車場がやたら広い。

 

   それがどうした、なのだけれども……実際そのホテルから一番近いコンビニ(=必ずお世話になる)は

 

 

  「片道 徒歩15分」

 

 

  ……24時間営業ではあるが、疲れ切った身体で真夜中に一人、とてもじゃないが行く気にはなれなかった。

 

 

 

 

  まして次の日は早朝と言える時間から美容室=『ヘアドーネーション』に行くことも決まっていたし、サッサと寝てしまいたい。

 

 

 

  でもホテルの部屋に入るとまたもう一段階緊張感が抜けたのか、やおらお腹が空いて来た。

 

 

 

  う~ん。

 

   …と、考えて思いついたのが『機内食』で配られた「パン」。

 

 

 

  余り美味しそうに見えなかったので食べずにそのまま持って来たのが2個、鞄に入ったままだった。

 

 

  私は軽くシャワーを浴びた後に備え付けの緑茶を入れてからパンをゆっくり食べ、身支度を整えてベッドに入った。

 

 

 

  左様、今回私の『日本で最初の食事』?は

 

  「英国製 乳製品不使用パン」

 

  …だったのでありました……!

 

 

 

   (因みに、見掛けよりずっと美味しかったです。

 

    いや、『空腹という最上のソース』のお陰???🤣)