ケーキ屋リオちゃん 『旧型新人』⁉が来た~! ② | コノ国の体裁(カタチ) ~幻像『大英帝国』の住人達~

コノ国の体裁(カタチ) ~幻像『大英帝国』の住人達~

 閃いて、まさに!という想いでつけたのですが……司馬遼太郎さま、ごめんなさい……!
 

 

 

  実は彼女の名前、『コノ国あるある』で「フルネーム」では違うのだが、いわゆる『愛称』になると彼女も

 

  「ジョー」

 

  …になってしまう、ということだった……!

 

 

 

  まあ「ジェームス5人」「デビット10人」って言うのよりはマシだけど、さて、これからどうしよう?……という感じですね。

 

 

 

  だって、その日同じ部屋で働く「ジュリー」と私が何かの用事で「ジョー!」と呼ぶ度に彼女の方が先に

 

 

  「はい~っ?」

 

  …と答えてしまう、ということが再三起こったし。

 

 

 

  作業途中で「ジョー」が「ジョー」に指示して

 

 

  「判った? ジョー!」

 

  「判ったわ、ジョー!」

 

 

  …なんて言っているし~!

 

 

 

 

 

  しかし、そんなこと以前に私が「ジョー2(仮)」に最初の最初に会った時に思ったのは…

 

 

  「……『サラ』の好みか??」

 

  

 

 

 

 

  と言うのは「背が高い!」

 

 

 

 

  「サラ」は180㎝近くある。

 

  「ハナ」に続いて「ジョー2」も、ほぼ同じ背の高さ。

 

 

  「ここの作業台、使い易いわ~っ!」

 

  …と喜んでいたが、そりゃそ~だろう。

 

  「サラ」に合わせたという作業台を使っていたんだから。

 

 

 

 

   しかし「ハナ」は「サラ」と並んで立つと

 

  「後ろ姿の首から下が双子」

 

  …という感じだったが「ジョー2」は?

 

  決して「太っている」という印象はないけれども、体格がそれなりにガッチリしていて

 

 

  「後ろ姿もしっかりオバさん」

 

 

  ……で、更にその見た目は

 

 

  「結構なオバさん」

 

 

 

 

   だって一瞬ではあったが正直

 

  「誰だ、このオバアさん?」

 

  …と思ってしまった私。

 

 

 

  もちろん即「アンタが言うか!」と自分で自分に突っ込んだし、過去の経験から言って

 

 

  「多分、年下」

 

  …と考え直したけれども、大正解だった。

 

 

 

  再びたまたま置かれていた書類で判ったのだが、何と8歳も年下だった。

 

 

  いや、そのこと自体は大した驚かなかったのだけども、驚いたのは『キヨさん』と一つしか違わない!……ということ。

 

  二人が並んで立ったら、場合によっては「親子」みたいに見えるよな……と一人苦笑。

 

 

 

 

  もっとも、彼女自身もそこら辺は理解していたみたいで、例に寄って「その日メインの指導者」となった「ジュリー」との(エンドレスな🤣)会話の中で

 

 

 

 「アタシはね~、アナタ達みたいに若くないからね~!」

 

 

 「まあお子さん、未だ小学生なの~?

 

  私のなんて、もう23と18よ~!」

 

 

 「だからアタシなんて、もう『年寄り』よ~!」

 

 

 

  …というような話を繰り返していた。

 

 

  ま、エエけどね……!

 

 

  🤣🤣🤣