考えれば考える程気が重くなる訳 6年振りの帰省決定 ⑨ | コノ国の体裁(カタチ) ~幻像『大英帝国』の住人達~

コノ国の体裁(カタチ) ~幻像『大英帝国』の住人達~

 閃いて、まさに!という想いでつけたのですが……司馬遼太郎さま、ごめんなさい……!
 

 

 

  (来なくてイイ、と言ったら)

  「特に『ハチ』は

 

  アナタに会いたがっているから

 

  不満そうだったんだけどねえ~!」

 

 

 

  …相変わらず姉は「他人事」のような感じで言って来た。

 

 

 

 

 

   まったく……!

 

 

  「肝心なこと」になると『己(ダケ)の保身第一』で全然役に立たない……どころではなく

 

 

  周囲の足を引っ張るようなことしかない

 

 

  ……という点では、姉と「モト」の方が本当の兄妹(注;「モト」の方が年上です。「モト」⇒「義兄」⇒「姉」⇒私、の順だった)なんじゃないか?……と本気で思う。

 

 

 

  先に書いたように「ハチ」一家は少し離れた町に住んでいるので姉だって「マル」にそう頻繁には会えない。

 

  私だって「ポチ」や「ハチ」に会うのはまさに6年振り、そして何より「彼らの家族」に会うのは初めてとなる。

 

 

 

 

  ……会えれば、だけど。

 

 

 

 

  まあ姉自身は「その後」でも会おうと思えば幾らでも会える訳だから、その場だけ金ヅルに「服従」しても平気かもしれないが、気にするのはそれだけで

 

  「海外から6年振りに数日間だけやって来る妹」

 

  …の気持ちや都合など考える訳がない、というのが姉というヒト。

 

 (因みに、今回の法事の日程も「自分達の都合」ダケで本来の日付からズラしたヒトである)

 

 

 

 

  本当に「相変わらず」でしかない。

 

 

 

 

  まあ彼女自身は(日英限らず)

 

 

  我が家にやって来た事が一度も無い

 

  =私と同じ立場になったことが無い

 

 

 …から、そんなことはまさに「どうでもいい」ことなのだろう。

  (と言うか、まさに「誰か」と同じで『同じ経験をしても自分のソレはソレ』というヒトだと思うけど……!🤣)

 

 

 

  「己の保身の為のコビや忖度」は異常にあるが、「相手の気持ちや立場を思いやる」という言葉は『アノ母子』には見事にない。

 

 

 

 

 

 

 では先ず、何故母は彼らにわざわざ「来るな」と言ったのか?

 

 

 

  それはもちろん。

 

 

 

 

  …「妊婦」と「赤ん坊」……特に姉にとっての初孫……が来たりなんかしたら、第三者を含めた「周り」がそっちに集中して

 

 

  「自分がカマって貰えない!」

 

  …から、でしかない。

 

 

   例えその相手が自分も「滅多に会わない孫」や「初めて会う(だろう)曾孫」であっても、である。

 

 

 

  気が向けば口先では

 

  「子供や孫達に囲まれて心穏やかに…」

 

 

 

  …と言って来るヒトだが、私はその本音=本性が直ぐに聞こえて来た……。