(来なくてイイ、と言ったら)
「特に『ハチ』は
アナタに会いたがっているから
不満そうだったんだけどねえ~!」
…相変わらず姉は「他人事」のような感じで言って来た。
まったく……!
「肝心なこと」になると『己(ダケ)の保身第一』で全然役に立たない……どころではなく
周囲の足を引っ張るようなことしかない
……という点では、姉と「モト」の方が本当の兄妹(注;「モト」の方が年上です。「モト」⇒「義兄」⇒「姉」⇒私、の順だった)なんじゃないか?……と本気で思う。
先に書いたように「ハチ」一家は少し離れた町に住んでいるので姉だって「マル」にそう頻繁には会えない。
私だって「ポチ」や「ハチ」に会うのはまさに6年振り、そして何より「彼らの家族」に会うのは初めてとなる。
……会えれば、だけど。
まあ姉自身は「その後」でも会おうと思えば幾らでも会える訳だから、その場だけ金ヅルに「服従」しても平気かもしれないが、気にするのはそれだけで
「海外から6年振りに数日間だけやって来る妹」
…の気持ちや都合など考える訳がない、というのが姉というヒト。
(因みに、今回の法事の日程も「自分達の都合」ダケで本来の日付からズラしたヒトである)
本当に「相変わらず」でしかない。
まあ彼女自身は(日英限らず)
我が家にやって来た事が一度も無い
=私と同じ立場になったことが無い
…から、そんなことはまさに「どうでもいい」ことなのだろう。
(と言うか、まさに「誰か」と同じで『同じ経験をしても自分のソレはソレ』というヒトだと思うけど……!🤣)
「己の保身の為のコビや忖度」は異常にあるが、「相手の気持ちや立場を思いやる」という言葉は『アノ母子』には見事にない。
では先ず、何故母は彼らにわざわざ「来るな」と言ったのか?
それはもちろん。
…「妊婦」と「赤ん坊」……特に姉にとっての初孫……が来たりなんかしたら、第三者を含めた「周り」がそっちに集中して
「自分がカマって貰えない!」
…から、でしかない。
例えその相手が自分も「滅多に会わない孫」や「初めて会う(だろう)曾孫」であっても、である。
気が向けば口先では
「子供や孫達に囲まれて心穏やかに…」
…と言って来るヒトだが、私はその本音=本性が直ぐに聞こえて来た……。