「突然のフラッシュ」に一瞬は面食らった私。
しかし、次の瞬間「事実」を理解した私は声を抑えて笑い出していた。
そう、「ミス・びっち~」とのやりとりは、もう私には一つの『ゲーム』。
例え露骨な「仕返し」を受けたとしても、後々インネンと言うか問題になりそうな事は出来る限り「証拠」を残しているし、もはや大抵の「不測の出来事」は「そう来たか!」でしかない。
ましてその頃、家に居る時間が絶対的に長かったのは私である。
私は黙って「ドア前」の外灯を「門扉」を照らす方に向け、「門扉横」の外灯は通行人が門扉そのものの存在=「家」の存在をハッキリ判るように斜め上・外側(=公道)に向けてから家に入った。
そう、ある意味「雉も鳴かずば…」=「ミス・びっち~」にとっては「逆効果」だった訳だ。
当然だが、その「攻防」はその後しばらく……3か月もなかったとは思うが……続いた。
しかし、何度も言うように「家」に居る時間が絶対的に長い=「そういうモノ」をコントロールしやすいのは私の方。
「ドア前」はとにかく、「門扉前」のコントロールは難しい……という「事実」を悟ったのだろう、「門扉前」のソレはある日突然引っこ抜かれていた。
それでも「ドア前」のソレは未だそこにあって、気が付くと(気を抜くと?)「我が家の窓」に向けられている。
別のその窓はもう「物置」となっている部屋だし、何よりスポットライトのパワーそのものが大したことないから「そのまま」にしていても特に問題がある訳でもない。
問題はないのだけど「ミス・びっち~」の対応?が一々面白いので、気付いた時には「門扉」に向けたり、彼女の「玄関ドア」に向けたり、時に「海老ぞり」させてサーチライト風にしたり……なんてことをやっている。
因みに最近は「門扉横」にやはり太陽電池式の「外灯」(まさにこんな👇の)を取り付けていた……「もちろん」我が家側に。
(大きく見えるけど、実物は直径10㎝くらいです)
しかしコレの利点?は、先の「スポットライト」と違って裏に「ON/OFF」のスイッチがあること。
だから私は気が付くとこっそり「OFF」にしてあげて(?)いる。
もちろん「ミス・びっち~」も時に暗くなって戻って来た時には気が付いて「ON」にしている「時もある」のだが、元々
「自分の場所は知られたくない」
=目立たせたくない!
…という意識で動いている人間である。
言ってみれば「何も無い」のが「今まで通り」だったからだろう、彼女自身も気付かずに「真っ暗のまま」という時の方が多い……というのが彼女らしい。
と言うか、最近の彼女には私以外の「新しいストレス」が色々やって来ているから、基本
「そんなこと構ってられるか!」
…という気持ちがあるのかもしれない、とは思うのだけど~???