男女の家事負担問題の中での「モト」というヒト 『男の仕事』編 1 | コノ国の体裁(カタチ) ~幻像『大英帝国』の住人達~

コノ国の体裁(カタチ) ~幻像『大英帝国』の住人達~

 閃いて、まさに!という想いでつけたのですが……司馬遼太郎さま、ごめんなさい……!
 

  

    さて、6月=『父の日月間』……ということで?遺伝子学的父の話題復活で~す!

 

 

 

 

    皆さんは、

 

 

   『男の仕事』

 

 

    …と聞くと先ず何をイメージされるでしょうか?

 

  

 

   今の時代であっても「裁縫」とか「料理」とパッと思いつく、という人は余り居ないのではないでしょうか?

 

  

    古典的と言えるでしょうが、私がパッと思いつくのは

 

 

 

   (特にイザという時の)『力仕事』

 

 

   もっと具体的に言え、と言われたら

 

 

 

   「大工仕事」(いわゆる修理や日曜大工?)

 

 

    と、根本的(=基礎工事的)な外回りのメンテナンスを含めた

 

 

  「庭仕事」(「ガーデニング」と言った方が良いですか?)

 

 

    …と答えます。

 

 

 

 

   時代を間違えたくらいの亭主関白だった我が父も、一応そこら辺は普通に……いや、普通とはまたちょっと違ったんですが、時代的な事もありまあそれなりに……やっておりました。

 

   ただ、仕事の関係で不在が多かったので多分母も若い頃はそれなりに「そういう仕事」をこなしていたんでしょうし、ある程度の年齢になってからは何故か殆ど私がやっていました。

 

    だから別に「モト」と結婚したから……というモノでもなかったんですけどね。

 

    (因みに、私の姉は子供の頃から「自分がやりたくないものはやらない」……というイギリス的?人間だったので今やしっかり『依存体質』になっております。彼女自身に自覚は無いけど)

 

 

 

 

    で、御分かりのように

 

 

 

 

   「ボクは雲の上で思いを巡らせなければならないような、

 

   高尚な作業をやらねらならないんだよ!」

 

 

 

 

   …という言葉を堂々と俗世間で吐き続けていたような「モト」さんは、それこそ本来なら

 

 

 

    「一生箸より重い物は持たない」

 

 

 

   …というのが理想だったのでしょうが、運悪く?理想通りではない人間との間に、これまた理想の生活には無かった『子育て』を押し付けられたが為に、箸より重い「子供」なんてモノを運ばねばならなくなりましたし(参照;子育て編 5)、何より本来なら「ママ」や「小人さん」が知らぬ間に自分の理想通りに仕上げてくれているハズのトイレ掃除(参照;掃除編 4)や、オフロ掃除(参照; 掃除編 5)までやらねばならなくなったという、カワイソウな御方だったワケです。

 

 

 

    それでもホラ、コノ国の人達は『ガーデニング』ってもんが好きって事なんだから、庭仕事くらい言えばチャンとやってくれたでしょう?

 

 

 

 

 

   ええ、「普通の人」はそう考えてくれるかもしれませんが……何と言っても相手は

 

 

   「脳の肝心な部分がこの世から飛んでしまっている」

 

 

    …「ボクちゃん」ですから、ね……!