親族のいろいろ | くぅさんの日常

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ブログ再開しました。

年末に身内が亡くなり、やっと一連の法要が済んだと安心したところ、別の親族関係の問題があらわれました。大したことではないし、解決したのでブログにできるんですけどね。


相続や遺産分割は法律にのっとり地域や家庭での取り決め、いろいろあると思いますが我が家や夫の家では揉めないよう徹底しています。

夫の家の文化が我が家と似ていて助かりました。

はるか昔から、先祖代々「甘やかしてなんとかなるのは親が生きているうち。相続はあくまで情に流されずルールを徹底すべし」みたいな家訓がありまして。


農村は不動産ばかりあっても、分割できる動産がなく、そのように徹底しなければ大変なことになったのだと推察します(今は、山林や田畑なんて誰もいらないですよね。)


で、普段遠方にいる親の兄弟が葬儀にきたのですが「そっちに帰ろうかな」と言い出したわけです。亡くなった身内には娘にあたり、私からすると叔母にあたるんですけど。


この叔母、本来は家を継ぐ人として育てられましたが、駆け落ち同然で遠方に嫁ぎしばらく疎遠。配偶者に先立たれ、こどもは独立し今は悠々自適の一人暮らしです。

時々我が家に来ては、悪気なく「田舎すぎてぼんやりする」とか、私を「とろい」「人が良すぎる」「もっと痩せろ」などと言いあまり好きではなかったのですが……


70歳過ぎて仕事も辞め、コロナで自由も制限されたためか寂しくなったようで突然電話をよこして「今の家を売ってそっちに帰ろうかな。土地を貸してくれたら家を建てる」と言い出した。


それを相談された私、目玉が飛び出ました。


もちろん、みんな反対するため、情にほだされた約一名が相談したのが私。

もちろん反対。

どうしても来るなら賃貸暮らし。私らは身元引き受け人にはならない、と。


この叔母、こどもたちは立派にいるのですが嫌われたくないし、たまに怒られるからこどもの近くにはいたくない。

相手になんか反論されると言い返したくなるから……と、我が家に白羽の矢をたてた(笑)


なんでやねん


皆がみな反対し、この話しはなくなりました。


いやー、これを良しとする家族がいることに背筋が寒くなった。

時代錯誤のようですが、私はキャリアを諦めて地元に戻った過去があり、それはもういいんだけど、もしこの話が通るなら私も自由にして、戻りたいときに戻ればよかったということになる。


それ、おかしくない?


なんだか、とにかく「ないない、無理無理」の連続でした。


話を受けて「かわいそう、なんとかしたい」と言い出した家族はいつもそんな話を引き受け、みんなを巻き込み「私がやるからいいわよ!」とか言う。


とりあえず私には必要ない話です。もしこの話を進めるなら相続放棄して出ていきますよ、とまで言いましたが……


油断ならないわー


親族関係は常に整理整頓!


です。


「ちょっとくらい、いいじゃない」


これがダメ。


勉強になりました、ほんと。