わっしょい百万夏まつり 150801(前編) | noise or music

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電子音楽が好き。
楽音と雑音の狭間や
ノイジーな体験を書きます。


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小倉駅に着いたのはAM10:30 。

わっしょい百万夏まつり JAM 広場のふるさとPR は13:00 から始まります。

スタンバイしつつお祭りの風情を探して... と思ってたところに振り向くと、浴衣美少女のお姿が。

仕掛けが早いこの女の子、

そのあでやかな集中はたとえ暑い日中をかいくぐっても一糸も乱れそうになくて

それは空気に桃の香りを薄っすらと乗せるようでした。



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さすがに早いかな?と北口のFADIE に向かおうとしたときに

人工地盤へと下りていく場所で ひまわり広場のPR をなさってる女の子の姿が。

日差しを受け、カパッと表めいたかわいいスマイルは元気を注入してくれます。



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大芝生広場までやって来たときに

お祭りの陽気をそのまま別の形で表わさんとキャッチボールをなさってる女の子たち。

かわいらしいよそ行きのお洋服を軽く裏切るような

軸のしっかりした投球フォームに目の重心を奪われました。



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お相手の女の子もまたしかり。

日焼け予防や動作に余裕を持たせつつこの明るい躍動感は

今の自分において何を意味するんやろ?



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偶然が 今日は自分の味方なのか?西鉄バスがタイミングよく通って行きます。



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FADIE のオープンテラスは体力を奪いそうだったので

ブラインド越しの日射が室内の涼しい冷気をじんわり気化していきそうな店内で、それでも気力回復。

真夏の強引な浸透圧で汗を根こそぎ吹き出させるJAM 広場に備えます。



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そのJAM 広場、やはりというか腰の動脈が鈍く押しつぶされるような湿度環境の中

直前になると各地のミスさんがこぞってご登場なさりました。

お写真は司会の初代北九州看板娘 内藤あみさん。

鏡のように澄み渡った笑顔やお声を放散なさる方で

美的進化もとどまるところを知らないキャラクター。

その話しぶりに暑さを忘れます。



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やって来られたミスの皆さん、あっという間にスタンバイなさったので

声をおかけできたのは第7代北九州看板娘のお3人と

それからこちらの佐賀市観光親善大使 白井夏海さん(左)と

ロマン長崎 藤崎玲奈さん(右)。

白井さんはフレッシュなお声でありながらしっかりと整理のできたスピーチをなさり

手にしたミニチュアのバルーンも、ご立派に見栄えのするていを保たれていました。

藤崎さんは、空気の質を甘いメレンゲ状に変える というか見ていて吸い込まれる笑顔の目元。

マリンテイストで帆のような孕みを持ったロマン長崎の大好きなユニフォームも相まって

潮の香りを届けてくださいました。



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会場には応援に駆けつけた第4代北九州看板娘 真部せいらさんと

第5代北九州看板息子 大西浩太さんのお姿もありました。

真部さんはミスの皆さんのスピーチの間中応援の声を惜しまず、

各ミスの先輩、お姉さんというのともまたちょっと違った楽しみ方をなさってました。

お2人には市民からぶっきらぼうなくらい親しげな声が次々にかかっていました。

(続く)



~6月26日放送分の録音より~


Studio Akustische Kunst (WDR 3 [ドイツ])

November (その2)

Stefan Rummel

"November - bonn hoeren 3"はボン近郊のライン河岸の、イメージのサウンドウォークの記録です。ここには一見したところ人間の力の及ばない大量の水と強い流れが見て取れます。

2014年、ベルリンのアーティストStefan Rummel は連邦市のサウンドアーティストに任命されました。Rummel は音を文学や幻想のようにクリエイティブに取り扱いました。彼は根気よく作品を制作し、その、土地に根差したプロジェクトにおいて音を彫刻的に用いました。"November"は彼にとってその場の音声素材を濃縮し、そしてたとえば"自然の沈黙"と"機械のノイズ"とのコントラストを語りかけます。まさに素材の切断によってハイブリッドな生き物が誕生します。

Stefan Rummel :ニュルンベルクで生まれ造形芸術を学んだあと、ベルリンで活動するようになる。多数の国家的、国際的作品やパフォーマンス、サウンドインスタレーションを発表。

November (続き)

かすれたぜんまいのような陰圧感。風や波、電車の立てる濁った音がギザギザしたふちを覗かせる。電車が去るとまたかすれたぜんまいが尻すぼみ。洪水 のような往来。ブフィーーと空気がかすれ、ヒーーンという高音も差してくる。フォフォッ フォフォッ と波間に漂う浮のようなかわいい音。2連のフルートみたいな。 それは定位を変えて繰り返し現れる。そこここのカエルのような。 近づくボートがうなりを上げ、引き波が酔わせるように不規則にぶつかる。/

電子音。大きな鳥の鳴き声にも似た。 しわみを含んだそれはヒーーンという音に沿われて、コインが回りながら倒れる音を立てる。一転、白や灰色の風が寒天のような層になって当たってくる。また 貨物列車のようなボートの音。接触不良なパルス、グリッチノイズ。それらは交互に寄せてくる。お互いに橋渡しするものはなく、けれども埋め尽くす境目だけは重ねて。 まるで室内/室外を行ったり来たりしてるよう。そこへこするような金属ノイズが差してくる。眩しく、ジェット音のかすれに似たところのある音。再び接触不良気味なパルス。そして今度はブランコのような軋みに引っ張られて四角い容積の水が流れ込んでくる。そこにストローを吸い切るような音が混ざり、また大きな鳥の鳴き声に似た電子音。(続く)




150805

STARBUCKS に居るように#474


[水]


毎日のようにアパートの周りで小さな花火大会の花火が上がります。今日のそれは直前に出会った男子を思い出させました。 - Where did you come from ? -  『マレーシア』。セブンに乗りつけた荷物満載の自転車で - 東京までが目的地です -  - 日本の初日が下関です - と翻訳アプリを見せてくれた大学生に - プリーズ♪ - とミネラルウォーター。これ、感情に流されてやったことじゃないんですよ。自分も16歳のとき自転車で横浜まで走ったときに、1~2時間に一回は駅や昔ながらの商店を見つけて水を分けてもらったんです。今はもうほとんどコンビニに様変わりしてるはずだから、その恩返しにもタイミングがあるはず。全部が全部覚えてるわけじゃないけど、いつか逆の立場になったときに若い旅人にお返ししたいと決めてました。あのとき 冷えた水の喜びは咽喉に冷蔵庫を含んだようだったから。