手術が終わった瞬間 | 耳下腺腫瘍と耳鼻科のはなし

耳下腺腫瘍と耳鼻科のはなし

耳下腺腫瘍の記録(24.4手術済~軽い後遺症あり)と
小さい頃の滲出性中耳炎のお話も出来たらと思っています。
読んでいてクスッとなるような楽しいブログを目指しています(˶'ᵕ'˶ )‪︎
スコーンやスイーツやパン屋巡りが大好き

  耳下腺腫瘍摘出手術から目が覚めて



~続き~


麻酔の眠りに落ちた瞬間⊂(`・ω・´)⊃バッて目が覚めて


「終わりましたよー」と声がかけられる


頭上は眩しくて騒がしい⋯


「今何時ですか?」と聞くと「13時半ですよ」と言われ

《へ?1時間しか経ってない?》


となり、

「早い⋯めっちゃ早い⋯」を連呼してました

(体の負担が減るしね🙃)


が、しかし!!

徐々に痛みがハッキリしてきて猛烈な激痛が⋯


んぐぉがぁー⋯(◉☗◉   ;;;)



10のうち10ッ!!!!レベル10!!

まさにこの世の痛みが左頭半分に集結したやーつ!!!!!


ズキズキ、ガンガン、じんじん


(これから手術される方、どうかご心配なさらず、きっと私には痛み止め1滴も入ってなかったんですよ、きっとね😂😂😂)


次いでに、身体もブルッブルッ🫨と震えが⋯


そんな中、頭上では移動の準備と病棟ナースのお迎え待ちで、オペ看護師さん達の会話が⋯


「耳下腺ムズッッ」とか聞こえてくる(笑)


(とにかく痛いよー)と思うがうまく伝えられずエレベーターへ移動


あのベッド移動がアトラクション的な早さで、意識が朦朧としているこちらは目が回る😵‍💫


エレベーター内でも和やかな、いささかテンション高めの男女看護師さんたち

きっと手術が終わった達成感でハイになってる感じのやつ(笑)


でもこちらはその声が傷口に響いて響いて😂




病室に着いて、ここで先生が様子を見に来てたのに気付き、顔を覗き込まれる


(痛いと言わなくちゃ)と思いながら先生は


「無事終わりましたからね~」などと言っていたような⋯

(あぁ、帰ってしまう⋯言わないと⋯)と、


「とにかく痛い!」←タメ語

と声を振り絞って訴え


「痛み止めね!」と言って行ってしまいました


そこで血圧をずっと測っていた看護師さんにも

「痛い⋯」と訴え

「先生今痛み止め出してますからね~また来ます」

と行ってしまった⋯


左側の頭えぐられた?

それともハンマーで殴られた?

級の痛さレベル!



「何でこんなに痛いの⋯(;´༎ຶД༎ຶ`)ヴッ」



とマジで泣きそうになってしまい⋯

(泣いても仕方ない)と痛みに耐え、気づいたら16時をまわっていました



看護師さんが来てスマホ出しましょうか?と声をかけてくれたので何とか右手で持ち上げて(重い)家族に


「終わったとにかく痛い」


とだけLINEしました

(家族の付き添いは無しで大丈夫のため)



足にはハドマーという血栓や浮腫予防のマッサージ器がついてました

「下モミッ 中モミッ  上モミッ」とゆっくり動くので気持ちよかったです



後は、酸素マスクと尿道カテーテルと首にドレーンがついてました



耳にはスポンジのようなもの



酸素マスクは普通のマスクしてるのと変わらずで、尿カテは何だか動くのが怖い⋯、そしてドレーンが痛い😭←もはやドレーンなのか傷口なのか


顔動かせない、足動かせない、起き上がれない

おまけに38度弱の熱


困りました


18時頃、別な痛み止めの点滴が入り


10のうち痛みは8ぐらいに⋯



「今日はもう歩いてもらって大丈夫ですが、オシッコの管が入ってるので特に歩くことはないと思うので無理せず安静にしててください」


と言われたので朝まで起き上がることはありませんでした


というか、頭を起こそうとすると針がさらに刺さる拷問みたいな感覚があって⋯

(実際は耳の裏に刺さってたドレーンの仕業でした😂)


水をストロー付コップに入れてもらったのですが、起き上がれないので飲むことも出来ず💦


サイドテーブルを少しずつ手繰り寄せ、1回だけ飲むことが出来ました(笑)



とにかくその夜は、床ずれになる!ってぐらい動けなくて辛かったです⋯


背中をモジモジすることしか出来ず




この日の夜勤も声の可愛らしい先輩と新人さん?実習生?さんのペア組が大活躍!!


この2人組、めちゃくちゃ印象的でした


術後だったのもあり、よく見に来てくださいました


1番印象的だったのが、真夜中3時頃に気付くと2人が居て、右側では新人さんがしゃがんで何かをやっている

左側では先輩がライトを照らして上を見ながら点滴交換をしている


この感じが鬼滅の刃の那田蜘蛛山編のミイラ善逸を介抱しながら他の人達も助けている隠さん達

もうあの光景でした!!!


しばらくするとジョロジョロと音がするので、このしゃがんでいた新人さんは私の尿を交換してくれているのね🥹と気付く


その後は、先輩の「エプロンしてね」という声が聞こえビニールエプロンをした新人さんが、私のドレーンの排出液を出してくれていました


「カチッと音がするまで閉めてね、そうじゃない⋯⋯そう!」と声はアイドル並みに可愛いけどしっかりと教え込んでいるギャップがまた良い



次の日、この2人組には尿道カテーテルも抜いてもらいました

「ここはこれをこうして⋯」と2人で覗き込みながらやっていたので女性とはいえ少々恥ずかしかったです🤦‍♀️



抜く時は痛いのかな?とずっと気になっていたので、ニュルっと抜けた時には拍子抜けでクリア✊



こうして手術当日は、麻酔後の気持ち悪さは一切なかったが、心配してなかった痛みの方がこんなにキツいとは思わず⋯


色々な方のブログで予習はしていたが、やはり人によって違うんだなぁ⋯


と考えさせられました🫠