最近Windows Vistaを使っている人のパソコンをWindows7(または10)にアップグレードする機会があるのでメモ書き。
Windows VistaからいきなりWindows10に無料でアップグレード出来ませんので、安く売りに出ているWindows7のインストールISO とプロダクトキーを入手します。ヤフオクなどで売られています。プロダクトキーだと千円くらい。
インストールISOファイルのダウンロード先はネットで探します。
ヤフオクのプロダクトキー出品者が教えてくれることが多いです。
Vista⇨7はエディションが異なるとアップグレード出来ないことが多いですので、どれでもアップグレード出来るWindows7 ultimateエディションを用意しましょう。
(エディションの対応はこちらを参考に。)
Windows 7新時代:第2回 XP/Vista→Windows 7 完全移行マニュアル (6/6) - @IT
ちなみにultimateエディションのISOファイルはこちらにあります。
自分のパソコンが32bitか64bitのどちらなのか、コントロールパネルのシステムのところで確認します。
実はWindows7のインストールISOには、エディションを問わず、すべてのエディションのインストールファイルが入っていますが、ei.cfgというファイルのせいで、決められたエディションしかインストール出来ません。
例えばProfessionalだとei.cfgは以下のようになっています。
[EditionID]
Professional
[Channel]
Retail
[VL]
0
Professional
[Channel]
Retail
[VL]
0
このファイルを削除すれば、すべてのエディションが選択出来ます。
こちらからeicfg_removal_utility.zipをダウンロードして、解凍したら中にあるeicfg_remover.exeを目的のISOに適用します。
これでei.cfgは削除出来ます。インストール途中に以下の選択画面が出ます。
これでISOはどのエディションでも、ultimateエディションが選択出来ます。プロダクトキーはultimateエディションでないとアップグレード出来ませんので、購入の時はご注意を。
ではインストールを実行する手順を。インストールDVDをクリックして開始。
アップグレードを選択。
更新プログラムの確認。インターネットに接続済みなら上、接続していないなら下を選ぶ(後でネット接続してダウンロードする)
もちろん同意。
インストールするパーテーションを選択。普通はCドライブ。
ファイルのコピー。1~2時間掛かります。
ユーザー名とコンピュータの名前を入力。
パソコン起動後、ログイン時にパスワードを要求するならここで設定。入れなくても後でコントロールパネルのアカウントで設定出来ます。
プロダクトキーを入力。
Windowsアップデートの設定。普通は一番上。
タイムゾーンの設定。
どこでインターネットに接続するか。普通はホームネットワークを選択。
はいお疲れ様でした。
これでWindows7のインストールは完了。このまま使ってもいいし、MicrosoftからWindows10をダウンロードしてアップグレードしてもです。
Windows10にアップグレードするにはUSBにインストールファイルを保存するかISOをダウンロードしてDVDに焼くか。前者が簡単だと思います。下のリンクページを参考にしてください。
Windows10のISOをダウンロードする方法、インストールDVD/USBを作成する方法
http://freesoft.tvbok.com/sp/win10/installation/download_iso.html
http://freesoft.tvbok.com/sp/win10/installation/download_iso.html