儲けることは手段
営業マネジメントを行うに当たって
営業担当者に
どんな営業担当者になって欲しいか
目的と手段のすみわけを明確にして伝える。
医学部出身でありながら、詐欺師として捕まった犯人の母は、
子供のころから、医者になれと言って育てた結果がこれかと嘆いた。
裁判で、そのことを質問された犯人は、確かにそうだが、
医者よりも詐欺の方が儲かるからと答えた。
母は、子から、なぜ医者になるの?と聞かれたとき、儲かるからと
答えていたのだ。
言葉とは、かくも大事なものである。
営業マネジャは、営業担当者に、会社が求める営業担当者像を、
可能な限り、具体的に、言葉で伝えなくてはならない。
冒頭の逸話のような悲劇にならないように、
顧客のため、取引先のため、社会全体のために、
自社の商品を販売することを通じて、どんなことに
貢献するのかを、明確にしなくてはならない。
できれば、分かりやすいスローガンがあると、
より、浸透しやすくなる。
間違っても、自分たちの売上さえ上がればいいような
スローガンにしてはならない。
そして、日々の営業活動、顧客・取引先対応、
言葉の一つ一つに至るまで、
スローガンに則したものかどうか、
見直しする。
顧客や取引先のためにと、言行一致が進みだすと、
クレームやトラブルは激減する。
顧客や取引先からの引き合いが増加する。
更に、顧客や取引先から支持されるようになると、
重要な相談事が持ちかけられ、ビジネスは大きく膨らみ
加速する。
日本には、古代より、「言霊」という考え方があるが、
言葉と行動が、完全に一致し始めたとき、こうして
面白いように、後から数字がついてくるようになる。
リスクとリターンは表裏の関係にある。
リターンの源泉である目的に対し、真摯に取り組むことで、
自然とリスクは減少する。