社長の仕事と後継者 | 百年企業を創る!情熱の【社長の保険】

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社長の仕事は、大別して、二つある

リーダーシップとマネジメントだ。

社長の評価も、この二点から下される。

当然、後継者の資質も、この二点から比較される。


リーダーシップとマネジメントのうち、

道具が揃っていて、使い方において鍛錬度を上げやすい

つまりは、育成とその成果が表れやすいのは

マネジメントだ。


また、近年、多くの企業では、後継者を選ぶ際、

リーダーシップよりもマネジメントを評価基準の

上位にしているのではないかと思われる決断が

多々見受けられる。


プロ経営者と言われるカテゴリーは、その典型では

ないだろうか。


決して、悪いわけではない。


会社の大小にかかわらず、トップが、直接、顧客を始めとした

ステークホルダーに語る機会が増えた現代では、重要性が増して

いると言っても過言ではない。


ただ、こういったお家騒動を見るにつけ、マネジメントではなく

リーダーシップで後継者を選んではどうかと改めて思うのだ。

その際、ある程度の規模が必要であることは、明白で、

個人事業に近い会社の後継者が、マネジメントできないと、

そもそも仕事にならない。

ある程度、マネジメントを委嘱できる規模の企業であれば、

リーダシップを中心に、後継者を決めた方が、結果的に、

良い未来になると見受けられる。


日本語で、リーダーシップという言葉を定義すると、

どんな意味になるだろう。

みんなをまとめて、組織を引っ張ること?

率先して行動して、その行動を以ってあるべき姿を示すこと?

組織内の意見をまとめ、的確な判断をし、指示を出せること?

豊富な経験を持ち、部下の模範となる行動ができる人格者?

組織の構成員の能力や性格を把握し、常に、モチベーションを高く保つこと?

などなど、

一般的に語られる言葉を連ねてみると、

思いの外、小さな組織において、マネジメントを前提に

語られることが多い。


ただ、歴史上の偉人の多くは、マネジメント能力は発展途上でも

「この人のためになら働ける」というものを、持ち合わせている方が多い。

これが、リーダーシップの正体ではないかと思うのだ。


「この人のためになら働ける」この気持ちは、

危機的な状況である程、力を発揮する。

こういう力を持っている人は、

組織に競争でなく、切磋琢磨を奨励し、

争いではなく和をもたらす。

個別最適ではなく、全体最適を目指し、

組織の中に、自ずと協力する雰囲気を作り出す。


かの震災の時、

総理大臣が被災地を回った時と

天皇陛下がご訪問されたときの違いに、

この力を想起させた方も、多いのではないだろうか。