少し、アップするのが遅れておりましたが、
ミュージカル「ベートベン」の創作ノート、その3は、
演出家、ギル・マムート氏編です。
創作ノート
VOL.3
演出
ギル・マムート
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20221223/15/rinrintshiko/39/f8/p/o0798108015219941579.png?caw=800)
(インスタの翻訳機使用です)
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![](https://stat.ameba.jp/user_images/20221223/15/rinrintshiko/e7/b8/p/o0985108015219941589.png?caw=800)
Q. 初めて韓国で演出を担当した感想は?
慣れ親しんだ環境から抜け出し、海外で働くのは容易ではありません。しかし、韓国の皆さんが親切に迎えてくれたお陰で、私は早く適応しながらリラックスした時間を過ごしています。
ドイツのオペラや詩の集団のような場所を制作される公演は、様々な部分において分散する作業環境を持っています。韓国の場合、人材など全てがひとつの作品に集中するのは、演出の立場からしてとても大きな長所だと感じます。最高のチーム、最高の俳優たちと一緒に作業していることを大きな光栄に思っています。
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Q. ミュージシャン「ベートーベン」はどんな人物たと思うか?
ベートベンは、既存に存在したクラッシックな文法や音楽形式を超えて、「感情」という要素を音楽に溶け込ませました。このような点で、彼は当代の社会基準で若干のアウトサイダーのような姿をしており、自分だけの特別な芸術的成就を目指す抵抗的な芸術家でもありました。
そのため、自分の外交的な姿とは関係なく、「私の音楽はこういうものだ」と自己主張をした人物だと思われます。
この作品を通じて若年層が彼の話に共感し、彼の音楽を楽しむことができれば、それもまた意味深い地点になると思います。私達皆、情熱と心配を抱いて生きていく分だけに、そのような部分を溶かしたベートベンの音楽を通じて慰められ、私達の人生において芸術が持つ意味について悩むことができる作品になると思います。
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Q. ベートベンを通じて伝えたい話は?
<ベートベン>には彼の音楽とともに、もう一つの重要な叙事の軸がありますが、まさにベートベンが持っていた「秘密」です。ベートベンの死後、彼の引き出しから「不滅の恋人」への手紙が見つかります。受信者としてもっと有力な候補のひとりは、アントニー・ブレンターノという女性で、ベートベンと会っていたことが確認されました。二人の愛についての推測から始まり、この豊かで美しいストーリーを作ることになりました。
また、ベートベンは聴力を失った状態で、逆説的に最も立派な音楽を誕生させ、そのために彼の全ての音楽は内面から外に流れたという点が作品で具現されます。
この2つの事件をひとつにまとめ、今回の作品を通じて、今この時代までも私達が彼の音楽を聴いて享有できるという事実を伝えようと思います。彼の情熱と躍動性を感じられる事を祈っています。
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最高のクリエイターが提供する
たったひとつのマスターピース
<ベートベン>を通じて、ベートベンの情熱と躍動性を感じられることを願います。
演出家 ギル・マムート
ベートベン
読んで下さりありがとうございます。