東京にいるからには…と、欲張りな私は、八月の納涼歌舞伎に来ております。歌舞伎座。
第一部
通し狂言 「牡丹燈籠」からです。













八月は三部制。
1日三部を観るのは体力的に無理なので😢、舞踊は綺麗だけれど良くわからないこともあり、泣く泣く三部の…目玉と思える坂東玉三郎さんの回を諦めました〜💦。
昨日の食事会で、間違えて明日は赤穂浪士モノ外伝と余計な事を語った挙句、「東海道四谷怪談」を観に行く、などと話してしまったのですが…
何でそう間違えて話してしまったのか?
大ボケもいいとこです😅😅😅😂。

第一部は、同じ怪談でも四谷怪談とは似ても似つかぬ(笑)牡丹燈籠です。
お席は花道横。
三遊亭圓朝さんの怖い落語が元になった演目です。
この物語の幽霊は、初めてと言って良いと思いますが、円山応挙さんの絵などにあるように幽霊には足がない、という定説を覆し、足がある幽霊…カラン…コロン…という下駄の音をさせて訪ねてくる美人幽霊お露さんの噺ですね。
これがまた怖いんですねえー😄。
何でも…昔、江戸時代などの夏歌舞伎、納涼歌舞伎は、夏休みでベテランの俳優さん達がお休みするので、若手がここぞと演っていたそうです。
この新三郎とお露役は、若手のホープ、染團辰コンビの中の、染五郎さんと辰之助さん!
ついでながら、染五郎さんと團子ちゃんは春秋会で共演予定ですね。
今回、三遊亭圓朝役で、幸四郎さんが先ずはお噺します。三遊亭圓朝さんへ、の高座幕注も素敵です!
ブログのテーマにもしていて、落語、勿論人情噺も好きなんですが…私にしたら、やはり幸四郎さん、ここは歌舞伎の語り口でしたね😄。
そして、幸四郎さん自身も、最近時々お見かけしますが、三枚目のふた役でご出演😃😄😄。これもなかなかで、幸四郎さんの三枚目は可愛げもあり…私は結構好きなんです!!🤩🤩😋
しかし!
特筆して言いたいのは、新三郎がお露に取り憑かれ殺されてから続く第二幕、クライマックスの大雨の場面で、舞台の横幅一杯に本水がバンバン降ってきて😳😳😳😗〜〜驚きました❗️
以前、團十郎さんの舞台などで本水の場面も拝見しましたが、今回の舞台にカーテンの様に降る雨のシーンは圧巻でした!
そこでの立ち回り、右近さんと巳之助さん、水まみれ…飛び散る川の水!!
1列目の方々、大丈夫でしたか??😳😁
この演目も、幽霊モノでひんやりとした気持ちになりますが、『納涼』というキャッチに相応しく、本水が降り注ぐ場面で更に涼しくなりました〜。🤩🤩🥰
ありがとうございました。

これは、他の配役でも観たと記憶してますが、シネマ歌舞伎でも勘三郎さんと三津五郎さんの伝説の「らくだ」を観たと思います。勿論、河豚に当たって死んだ馬太郎役は、それを演じて当たり役になった亀蔵さんでした。
それで今回は、亀蔵さんのお兄様の市蔵さんが見事に馬太郎を演られました。
かんかんのうを踊る場面など、拍手喝采でした!
後述する歌舞伎版のショー・マスト・ゴー・オンでも共演されていましたが、キレのある半次役の幸四郎さんや彌十郎さん、そして故勘三郎さんと交流が深かったという元自由劇場の俳優笹野高史さんが歌舞伎初出演という大変楽しい配役構成に…
何と言っても、勘九郎さんの紙屑買久六の、お酒を呑んで段々酔っ払っていきながらの演技は、お父様の勘三郎さんを彷彿とさせる名演技でした。
幸四郎さんが鬼平犯科帳の長谷川平蔵を演られているので、そんなくすぐりも入り、笑わせられました😄。
三部に出演の勘九郎さんの次男、長三郎君が丁稚役で出て来て台詞もあり…勘九郎さんが生意気なガキだなぁ〜と言うのも笑いを誘っていました。




さて、本日の二部の演目「鬼神のお松」の話に戻ります。
一部での巳之助さんの妻お峰役の尾上右近さんが今度は盲目の立役に…
この七之助さんと歌昇さんが夫婦役の「鬼神のお松」は、何と!62年ぶりの再演演目とのことでしたが…
2人の道行き場面で、客席に降りてくれるという観客サービスがありました🥰。
私も今日は丁度その通路側の方でしたので、真横で七之助さんと歌昇さんが、なんだかこんな所に沢山の人がいるような…などと話しながら来て横で止まってくれたりして😳🤭🤭、至近距離の凄いズームでお二人を見る事ができました😍🥰。
七之助さんは言うまでもなく妖艶で綺麗だし🤩…歌昇さんも笑顔に色気が漂います😆。
そして、こんな所にお地蔵さんが…と途中で観客を拝んだりもしていました(笑)。
そのままうしろ席の前を通って花道に出ると、やっと広い道に出ましたねえ〜などと言いながら二人、花道から舞台に戻って行きました😄。
沖津白波のサブタイトルどおり、盗賊でもある主人公のお松は赤子を抱いているので、演目名にある鬼神は、鬼子母神にも由来しているのかも?などとイヤホンガイドが話しておりました。
今日は、成駒屋の橋之助、福之助、歌之助三兄弟もご出演でした。
注高座幕の目的・意味
舞台が始まると、そこは歌舞伎座ではなく「圓朝が落語を喋っている明治時代の寄席の空間」になります。ファンから届いたお祝いの幕を舞台上にリアルに再現することで、観客を当時の劇場の空気感に一気に引き込みます。
劇中で「三遊亭圓朝」というキャラクターがいかに人気があり、多くの贔屓(ファン)から愛されているかを、文字入りの幕(楽屋のれんや寄席の祝い幕)を大道具として飾ることで一目で説明しています。
調べればわかるストーリーを説明するよりもいいかなと、周辺感想もどきの拙文の方が主になってしまう私のブログですが、どうかこのような雑文でもご笑読下さいますように…お願いします😂🙏🙇⤵️。
🍀
今日は少し涼しく、気温は20度台。
この頃にしたら本当に珍しい気温です。夕べよりも少し湿度はあったものの、着物は着やすい日のように感じました。
歌舞伎座なので、少し改まって蛍ぼかしの薄いブルーの夏着物にしました。帯は葡萄の蔓?刺繍の夏帯…見た目そのままですけど…(笑)。
夏にしては着物を着やすそうなマシな(笑)日だったので、歌舞伎座ですし、沢山着物の方がおられるかな?と思ったら今日はそうでも無く、歌舞伎座にしたら少なかったです😄。















