動物福祉の明日なら | monologue

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映画・ドラマ・ドキュメンタリー・推し記録♪美しい彼・みなしょー・EBiDAN・King & Prince・Number_i ・Snow Man・なにわ男子、好きが渋滞中。夫+次男+犬1+猫8と暮らしてます。好きを書くブログ。職業:美容師

おはようございます♪

風邪は相変わらずです↘︎

若くないから治りが遅いのかなー 笑


さて

本日は先日観たドキュメンタリーのお話

動物福祉の明日なら

小川光一監督の作品です


小川監督の震災のドキュメンタリー

あの街に桜が咲けば

がよかったのでこれもぜひ観たいと思っていました


配信はないし上映ないので

DVD買いました



このドキュメンタリーは

福岡県の大牟田市動物園に密着している作品


昭和16年(1941)開園

歴史が古い動物園ですね



大牟田市動物園の何に密着してるのか?

動物福祉を伝える動物園


・環境エンリッチメント

・ハズバンダリートレーニング

このふたつです


環境エンリッチメントは字の如く

環境を豊かにすること


ハズバンダリートレーニング

飼育するうえで必要なトレーニングのこと

ハズバンダリーは直訳すると畜産・飼育の意味


動物たちが野生下で行動していた環境に近づけるように工夫することと健康管理などに必要なことを動物たちに協力してもらうトレーニング


それらをやっている動物園


その1つは無麻酔採血

無麻酔採血は世界・国内初

普通は麻酔をかけて採血するのだけれど

麻酔から覚めかけたときが動物たちにとっては

とても危険なのだそうです 意識が朦朧として

暴れたりしてケガをしてしまうかもしれないという危険


それらを焦らずじっくり行うスタッフに

頭が下がります、ホントにすごいです


ここから出られない動物たち

健康で幸せに暮らしてもらいたいのだそうです


人の気持ちで判断しない

⬆︎これが大切とも言っておりました


この作品を観ると動物園をまた違う目線で

見ることになりますが、いい作品でした




小川光一監督のもうひとつ観た作品

あの街に桜が咲けば


震災の津波を後世に伝えるために

陸前高田市の桜ライン311が取り組んでいることに密着したドキュメンタリーです



2014年に隣の県の公民館で上映されたので

観に行きまして、小川監督のお話も聴けて

今でも記憶に残っております


桜ライン311は

認定特定非営利活動法人です


陸前高田市は過去に何度も津波の被害があった

先人たちの津波の教訓は石碑で残されていましたがその教訓を活かせなかったのだといいます


そして考えたのが

津波到達点に桜を植えること


津波到達点の土地の所有者の方の許可や

資金の問題などを考えたら本当に大変なこと


津波最大到達点はラインにすると約170キロ

10m間隔で桜を植樹➡︎17000本の桜です


この17000本の桜並木の理由が

後世の人に正しく伝わっている未来


あの悲しさを2度と繰り返さない未来にするための桜ライン311です


このドキュメンタリーを観てから10年

2023年12月末で2200本の植樹が完了


すごく大変な取り組みだけど

なんでここに桜なの?って子供が聞いたら

ここまで津波が来たんだよ

って言える未来が来るといいよね


小川監督はこの桜ライン311の理事であり

防災士でもあり全国で講演もしています





最後までお読みいただきありがとうございました