明日22日冬至を迎えます。
冬至は、占星術的には太陽が山羊座に入った瞬間となります。
大きな転換期の１つであり、
太陽が山羊座に入った瞬間のホロスコープから
春までにじっくりと準備する3ヶ月の傾向がわかります。
2023年の冬至は、世界、社会と自己との調整期間。
アセンダントは牡羊座19度。
サビアンシンボルは「魔法のじゅうたん」で、
壮大なビジョンを夢想し、それに向けてアイデアを練り、
企画、工夫する。
大風呂敷を広げて意欲を高める方向に向かいます。
牡羊座の支配星火星がそれを促す天体です。
火星は射手座で、9ハウスにあります。
壮大なビジョンの企画の為に様々な思想や哲学を学んだり、
海外関係、宇宙真理を知ることが良きチャレンジとなります。
そうやって能力以上の目標を設置し努力する、
模倣を通じて学習することにより、
高度な知性や叡智を獲得し、
不動の自己を手に入れると良いでしょう。
では何を学ぶかというのが問題で、
12ハウス魚座海王星が葛藤しますので、
時に見当はずれ、オカルト志向になったりなど
迷いが生じます。
2ハウス牡牛座天王星がクインカンクス(150度)していて
特に独自の経済活動の観点からの学びが訓練となりますので、
参考になさってみて。
精神性や海外、学びや教育を表す9ハウスには
前述した射手座火星、山羊座太陽・水星のコンジャンクションと
３天体もありますので、
冬至からの3ヶ月はとにかく学びが大切な時となるのですが、
そこに自己を表す1ハウスにある
牡牛座月・木星のコンジャンクションが調和（トライン・120度）し、
さらに12ハウスにある魚座土星とで小三角ができています。
ゆったりのんびりと豊かさを味わいつつ
楽天的かつリラックスした自己で、
具体的な直感を受け取りながら
継続的かつ安定的に学べるという嬉しい配置。
山羊座冥王星は10ハウスにあって牡牛座月にスクエア。
社会や世界の破壊と再生は引き続き進行し
個人の私生活にも差し込んでは来るものの、
それが不動心をものにする天意であるとわかれば
そこからさえも学ぶ事ができるという事です。
一方、蠍座金星は8ハウスで、
親しいパートナーシップ、親族などと密接に繋がる事で
喜びを得られる時となりますが、
牡牛座天王星がオポジション(180度)していて、
独自の経済活動との緊張関係で
突発的な離別やショックがあるかもしれません。
ただ、魚座海王星が調停の位置にありますので、
より理想的で創造的な関係が得られるとなれば、
悲観的にならずに済みそう。
意識してみてくださいね。
社会での成功の姿を表すMCのサビアンシンボルは
「キジの大きな群れ」。
団体や組織の中で集中的、先鋭的に自身の能力を発達させ、
ハイレベルな精神性まで到達することとなりますので、
そこに向けて進んでチャレンジしていきましょう！
次回は蟹座満月。
月は蟹座の支配星なのでパワーアップします。
年末最後の星詠みとなります！
次回の星詠みもどうぞお楽しみに
