15日10時40分、乙女座新月です。
9月に入りましたが、まだまだ暑いですね。
それでも朝晩は少しずつ涼しくなっています。
そろそろ疲れも出てくる頃、体調には注意ですね。
体調管理なども表す乙女座の新月は10ハウスにあります。
サビアンシンボルは「王家の紋章」。
ハプスブルクの紋章だそうです。
社会的なキャリアや高い地位を得る。
社会全体の中で機能するある特別なステイタスと実力を持つ。
集合的な地位や霊的な任務の責任を持つ。
そういった意味があります。
社会的に何かしらのステイタスをもって安心したい。
そんなスタートラインに立つ乙女座新月です。
社会的キャリアなんて関係ないわ、なんて声も聞こえそう。
ですが、ここには目に見えない任務なども入ります。
それを支えるのが
山羊座冥王星・魚座海王星・牡牛座天王星の小三角です。
今回は3ハウス、4ハウス、7ハウスでできています。
徹底した探求心、未来を見据えた人間関係、
基盤にあるスピリチュアリズムとが生産的に働き、
内側から湧き出る直感が新たな役割を支えます。
これは天意と言っても良いでしょう。
役割だと天命とも言えます。
海王星が新月にオポジションで
大きな理想を描き続ける原動力となってくれますし、
天王星もぴったり120度で調和していますので
自由でのびのびと社会への働きかけができますし、
独自性のあるブランド力、人脈の増加や親和性もあります。
新たに意図して動くとそういった天からの応援が得られそう。
逆行中の乙女座水星は社会的頂点を表すMCにあり、
これまた逆行中の魚座土星とオポジション。
知識を活かした職業にスポットライトが当たりますが、
生活の不安定さが影響を与え
悲観的になったり自信がなくなったりしそう。
伝統的な知識や古代の叡智から学ぶ事がありそうです。
獅子座金星は9ハウスで、
天秤座火星がセクスタイル(60度)。
楽しい習い事や学びは
熱心に活動するグループや友人と
幅広く積極的に楽しむことができます。
ただ、獅子座金星には
6ハウスにある牡牛座木星が葛藤しています。
社会的道徳心や抑制された幸福感が差し込んで
楽しむ範囲が膨らみ過ぎるのには注意が必要です。
意識してみてくださいね。
次回は射手座上弦の月。
その直後に秋分となります。
秋分と上弦の月、両方の星詠みもしていきますね。
次回の星詠みもどうぞお楽しみに
