明日18日真夜中3時32分、蟹座新月です。
梅雨は明けたか、酷暑の到来です。
新月は新たな事を始めるタイミング。
蟹座新月のサビアンシンボルは
「右肩越しに突然投げられた黒い影又はマント」。
なぜか日本風。
自分の意志を貫き、実現する力。
意志の強さと魅力に満ちて人々を圧倒する。
社会的リーダーとして有能。
未知のことであっても、
過去の知識とうまく組み合わせて昇華する能力。
超越的な世界や神意からの補助がある。
そんな意味があります。
1ハウスにありますので
自身が意志を貫き、社会のリーダーとして立つ。
無意識にそれを始めるタイミングとなりますが、
新月の真向かいには山羊座冥王星があり、
この冥王星と新月に更にアスペクトするのが
魚座海王星と牡牛座天王星。
神の揺りかごと言われるクレイドルという複合アスペクトです。
驚きなのが、新月にアスペクトを取るすべての天体が
トランスサタニアン(霊的天体)と言われているものです。
冥王星が新月に対して強い圧力をかけていると、
大きな力による容赦のない変化、
大きな影響力、強い活力を持ち始める、
もしくは全く何もできなくなるという極端さとなります。
一人一人に大きな圧がかかり、
そうして意志を貫き自らリーダーとなっていく。
そのスタートという事です。
魚座海王星は10ハウスで社会の曖昧さ、
牡牛座天王星は11ハウスで未来への変革意識。
それらが圧力を調停しますが、
私たち個人がどうすることもできない天体ですので、
否応なく圧はかかるが、
それに対して天からの助けもあって、
未来のための変革となるという意味を成します。
意志を持たずにただ流されるのか、
意志を貫き自ら舵を取るのか、
分岐点とも言えます。
知性を表す獅子座水星は2ハウス。
知性を利用して金銭的に成功する時なのですが、
11ハウスにある牡牛座木星が葛藤しています。
政治的組織や地位の高い団体などが差し込み
集中力の欠如、興味関心への集中が削がれる。
獅子座金星は3ハウスで
豊かな趣味、表面的な環境の快適さなどを表しますが、
そこには牡牛座天王星が差し込んで
気が多くなったり独特になったりします。
この金星を頂点として、
山羊座冥王星と魚座海王星のセクスタイルをベースとした
ヨッドという三角形ができています。
楽しみ事や美意識は
天意によって訓練されるという事で、
こちらもある種の有無を言わさぬ手が入る。
乙女座に入ったばかりの火星は3ハウス。
実務的能力の発揮、防衛力の強さを
知性やコミュニケーションの面で発揮します。
しばしば言い過ぎ、好奇心の先走りとなるのには注意。
ここに魚座土星が向かい合っています。
土星は9ハウスで
普遍的で安定した思想を求めるのですが、
それが火星に向かいあって
言い過ぎや先走りを抑えますが、
同時に抑圧も受けやすく、
フラストレーションをためやすいのでご注意ください。
蟹座新月と山羊座冥王星には
牡羊座ドラゴンヘッドが葛藤してTスクエアができています。
変革の波に抗うことはできなくても、
自己の意志を確認し自ら舵を取ると決めることはできます。
そのスタートの新月。
意識してみてくださいね。
火星が乙女座に入ると
何かと小言や批判を言いたくなるモードに入るかもしれませんが、
建設的で実のある明るい発言に変えていきましょう!
次回からはいよいよ獅子座の季節。
すごいグランドクロスができている~!
次回の星詠みもどうぞお楽しみに