明日26日16時49分、天秤座上弦の月です。
上弦の月は新月に始めたことの軌道修正のタイミング。
今回はホロスコープの右側に天体が多く、
受け身の時期となります。
天秤座上弦の月のサビアンシンボルは
「心の内面の知恵を教える男」
少数だが信頼できる人間関係や良き理解者に恵まれる。
ちょっとした一言で
かなり深い部分まで理解し合える人間関係からの学び。
精神、哲学的分野で教え、教えられることに関係。
経験から学んだことや得た知識を信頼する人に伝授する。
そんな意味があります。
10ハウスですので、
社会においての理解者、精神的指導者として
教えたり教えられたりして安心する。
色々な先生が現れそうです。
月には山羊座冥王星が調和のトライン。
金銭感覚、物質感覚の変貌との調和で
見えない存在が導き守ってくれる時。
その月に葛藤する蟹座太陽は8ハウス。
サビアンシンボルは「列車に破壊された自動車」。
失敗や衝突の経験から大きなものを得る。
社会の意志と個人の意志が激突する可能性。
自分のエゴのあり方を変更せざるを得ない体験。
そういった意味があります。
身近なパートナーシップ、又は共同体やグループの中で
人の意志に従う事で金銭的な恩恵などを受ける時。
そこに双子座終盤の水星も太陽とゆるく重なり、
月と葛藤しています。
人から知性を得ようとする、こちらも受け身的な考えですが、
人に従う事で得られる知識が
社会で得られる学びと葛藤するという配置です。
蟹座太陽には5ハウスにある牡牛座木星がセクスタイル、
さらに3ハウスにある魚座土星とトラインで小三角ができています。
失敗や衝突の経験から健全かつ道徳的、常識的感覚で
真摯に知性を受け継ぐことを表す。
ですが、水星には4ハウスにある魚座海王星が葛藤しています。
曖昧な経済的基盤が差し込み
考えがまとまらなかったり曖昧になったり。
直感をうまく受け取れなかったりする。
まさにそういった意味でも
色々惑いながら公私のバランスを取っていく、
そうして軌道修正していく上弦の月という事かと。
獅子座では金星と火星が緩く重なって9ハウス。
高き精神性ありきの理想の愛と
思想や哲学の融合を求めるのですが、
6ハウスの牡牛座天王星が葛藤していますと
独自の自由を求める働き方が差し込んで
刺激を求める傾向、反抗的、独自の道を行くなどして
一筋縄ではいかないようです。
どれだけ知性を伴う
社会と個人の意志のバランスがとれるかが
今回の上弦の月の軌道修正の鍵でしょう。
意識してみてください。
いよいよ6月も最終週。
今週末には7月です。
急に暑くなりましたので、
体調管理にお気を付けください。
次の山羊座満月の星詠みもお楽しみに
