ジブリ映画の中でも好きな作品の一つ。
八百万の神々、しかも自然霊の描写が半端なくリアルで
こんな神様が古代の日本にうじゃうじゃいたんだと
本気で信じらさせられる。
そうは言っても、現在の日本では
こういった神々の存在は忘れさられていて
どんどん自然は壊され、人工的なエリアが広がっていく。
もう十分じゃない？ってほどに。
特にわが街東京の悲惨な状況。
オリンピックに向けてさらに人工的に造られていくのだろう。
悲しい事です。
先日、ヴィジョンクエストのシェア会なるものに参加した。
私はヴィジョンクエストを知らなかった。
ネイティブアメリカンの儀式なのだそう。
ヴィジョンの探求、という意味なのだそうです。
ニューメキシコの砂漠のど真ん中で
一人一人が結界を張り
その中で5日間を過ごす。
その中で自然と繋がる経験をしたり
自分と向き合う体験をしたり、
それぞれが様々な固有の気付きを持って帰るのだそうです。
お話を伺っているだけで
なんだか癒しの自然パワーが醸し出されて
とても落ち着いた素敵な時間でした。
その中で、一つ意外に思った事があって。
自分の眼前で繰り広げられる
雲や太陽、風、虹、雨などの自然現象が
全て自分に何かを伝えてくれるメッセージだと
私は何の躊躇もなく受け取っていて。
それが、実はなかなか珍しい事であると知らされた。
皆さん、そんな風に自己中心的ではないと。
また、自分でも、自分の為に雨が降ったり虹が出たりなんて
そんなまさか、という気持ちがあるのだと。
そうなんだ！
皆さんなんて奥ゆかしいのでしょう？
私が自分中心な奴なのか？（そうです）
こんな自然もすべて私と繋がってる。
そんな風に考えていました。
思えば、東京生まれでありながら
私は自然に恵まれていた。
都心でありながら閑静な住宅街(世田谷・三鷹）で過ごし
その後シンガポールで小学生時代を過ごしたが、
その頃のシンガポールはまさに野生の地。
今のような都会的な雰囲気ではなかった。
ジャングル、熱帯、スコール、ヤシの木、美しい花々、
アリ地獄、蛇、ワニ、それらにやられたであろう動物の死骸、
水晶の山、無人島、エメラルドの海、熱帯魚、ヤドカリ、
マレー人の集落、水牛遭遇、ゴムの木、
雷、市場、トロピカルフルーツ、裸足で外を走り回る日々・・・
それはもうワイルドな小学校時代でした。
それが私の一つの原風景になっていました。
その後東京に戻って
思いっきり都会である新宿経由で学校通い。
高校に入って今度はオーストラリアへ。
いわゆる地方都市、アデレードでのハイスクール時代。
海、山、芝生、広大なパーク、広々とした校庭、馬に乗った警官、
どこまでも続く一本道、南十字星、ビーチ、赤土、
カワセミ、ワイナリー、ポッサム、ウォンバット、
ユーカリ、人懐こくきれいなハエ、トカゲ、
色とりどりの珍しい花々、カンガルー、コアラ、ペンギン・・・
思い出深いのは高校時代修学旅行的に、
内陸のフリンダーズレンジ（Frinders Range)国立公園にキャンプをした事。
とにかく砂漠というか、丘というか、
何もない大地。
私は英語もまだままならず、
オージーの友達と話すのにも右脳を活用していたと
今になって思う。
左脳では限界があったから。
そこで一生懸命みんなと馴染み、プログラムをこなした。
そう、とにかく自然の中で過ごす体験。
ちょうどニューメキシコの大地と似たような所でした。
言葉があまり堪能でなかったが故、
私は1人で自問自答していた。
みんなで過ごしていたけれど、心は孤独だった。
それでも、自然は優しく
私の傍にいてくれた。(有無を言わさぬ状況ですが・・）
そういった事にシェア会で突然気付いたのでした。
ああ、私、実に多様な自然と共に過ごしていたなあ、と。
今、私は切望しています。
再び自然と一体になりたいなと。
そういう願望がある事に突然気が付きました。
だから、すごく自然の中で過ごしたい。
先日は海、江ノ島に行きました。
その前は伊勢神宮へ日帰り。
(前半の写真はその時のもの）
7月半ばには宮島に泊まる体験。
それはもう、素晴らしい波動の場所。
そして明後日からは
恒例の奥蓼科ステイ。
自然を感じたくて、自然に溶け込みたくてしょうがない。
色んな感覚を全部開いて
もののけ姫に出てきた精霊を感じたい。(木霊とかね）
龍神、鳳凰、そして星々が
私を待ってくれていると思えてしまう。
だって、あなたも私もない。
人間さえも自然の一部だっていう気付き、シェアして下さいました。
地球に生きとし生けるものはすべて
ワンネスだからね。
ガイア含めたすべての自然を
癒せる人になりたいな。
これからは、恩返しだな。
うん、きっとそうだ。
