わたしはあまり、音とかにはこだわりはないのだが、
パフォーマンスの向上には興味がある。
できれば、ノーマルの音量で、抜けの良いマフラーを作っていただくと大変良いのだが、残念ながら、そういったニーズは世の中にないようで、そういう製品がない。。
あんまりうるさいのは嫌なので、いわゆる、北米でのノーマル状態がよいかなと思いました。
さて、09のFLHTCを北米(カリフォルニアを除く)仕様にするには、マフラーの交換だけではだめです。 なぜなら、日本仕様の09より、触媒がマフラー内からエキパイ内にかわったからです。 つまり、北米のノーマル状態にするためにはエキパイとマフラーの両方を変える必要があるということです。
さて、まずはエキパイ(ヘッドパイプ)の調達です。 特に純正にこだわらなければ、バンスのPower Dualに変えるのも手です。 見た目がなんとなくかっこいいしね。 ただ、ちょっとお値段はします。7万円オーバー。。。
触媒のない社外エキパイ(ヘッドパイプ)はもう少し安いのもありますが、一つ注意はあります。 いわゆる独立管というやつです。下の写真でもわかりますが、ストックは前後の排気が下で、一度集合します。 これにより、中低速のある回転数でトルクアップが図れるのですが、高速域では逆に悪さをしたりします。 これはエキマニから集合部までの長さを変更することで、狙った回転にチューニングできます。 しかし、ハーレー乗りはこれとは全く別の理由で、あえて、集合部を作らず、前後を独立して排気するエキパイに交換する人がいます。 理由は音だそうです。 独立管ならばパフォーマンスが下がるといわれていますが、必ずしもそうとは限りません。 チューニング次第では高速域でパワー優先の状態にすることも可能です。 もちろん、わたしは集合部がある方がよいので、いわゆる独立管は却下です。
※独立管=触媒ナシのエキパイ と誤解している人がいますが、集合していても触媒のないエキパイは存在します。
というわけで、もっとも値段が安く触媒のないエキパイを調達する方法をこれからご紹介します。 ここで、一つ注意があります。バイクの年式です。 08以前はそもそもエキパイに触媒がないので、マフラー交換だけで、北米仕様になります。(マフラーに触媒がある) 09年以降は 09モデルだけが特殊です。 まず一つがO2センサーが18㎜と大きい。 もう一つが10年以降は北米もすべてエキパイ内に触媒がついたこと(実は未確認ですが。。。)です。
ということは、09以降のエキパイ形状で触媒のない純正エキパイは北米の09年仕様エキパイしかないということになります。 これ重要です。
66848-09 EXHAUST PIPE ASSEMBLY がそれです。 ちなみに09にもカリフォルニア向けに触媒入りが存在し 66855-09といいますが、ご注意ください。
66848-09は10年以降にもつくのですが、一つ問題があって、10年以降はO2センサーのネジ計が小さくなって、場所もエキパイの集合部近くに変更されています。 つまり、10年以降にこのエキパイをつける場合はボス径の変換プラグを買うのと、O2センサーの位置違いによるハーネス変更?もしくは延長が必要と思われます。 とはいえ、どちらもそれほど高いものではないので、やる価値はあります。 また、思い切ってワイドバンドセンサーを利用したツインテックやサンダーマックスに変えるのであれば、そのまま使えるというメリットもあります。(ワイドバンドO2センサーは09純正と同じくねじ径が18mmと大きい)
で、この入手方法ですが、わたしはe-Bayで個人輸入しました。 国内でも売っているところがありますが5万円弱ほどします。 私は値切って$140ほど、送料いれて約2万円ちょっとで手に入れました。 このパーツアメリカではあまり利用価値がないらしく、結構安く出ています。
で、はるばる海を渡ってきたのがこれ。
なんと、使った形跡はありません。新品です。 おそらく、試運転もしてません。 ということは新車外しでもないようです。 なぜこういうものがあるのかわかりませんが、きれいなのはよいことです。 下の写真は出口部から見た絵ですが、どんがらなのがよくわかります。

日本仕様はこの奥にメッシュの触媒が詰まっています。
北米のマフラーについては前に書いたと思うので、割愛。。
おっと、一つだけ、10年以降は北米のすべてに触媒があるのそうなので、10年以降の北米マフラーはおそらくこの触媒ナシエキパイにつけると結構な音量となります。 それを狙うならよいですが、そうでないなら、ご注意を。。
では、取り外しにかかります。
1.サイドケースを取り外します。
2.シートを取り外します。
3.マフラーを取り外します。
4、右側のステップボード外します。これも固い
5、エキパイのヒートガードを外します。(全部外した方が作業性はよいですが、最小限なら、フロントシリンダーのだけ緩めるだけでもなんとかなります。)
6、O2センサーのコネクターを外します。(O2センサー自体はエキパイを外してからのほうが楽で、専用工具を必要としません。)
7、ヘッドパイプと左のマフラーをつないでいるクロスオーバーパイプを外します。(カム交換など、ヘッドパイプ自体を交換しない場合はこれは外さない方が得策です。理由はのちほど)
ここで、ちょっと問題発生です。
このボルトとっても固いです。 50Nmくらいで締め付けており、しかも排気熱で固着してたりするので、通常のメガネレンチでは結構きついです。 ねじは15mmで代用可能なので、珍しいサイズではありませんが、ナットから突き出ているネジ部が長く、ソケットを使う場合はディープソケットが必要です。 わたしはディープソケットを買って、長めのレバーで外しました。
15mmのディープはもったいないですが、ヘッドパイプとオイルパンを結合しているボルトにも使えるので、持っておいても損はありません。
さて、これでクロスオーバーパイプが外せますが、ここに入っているガスケットを傷めないように丁寧に抜いてください。 とはいえ、ここも固いです。 ただ、これすごく重要なのです。 わたしはこれをいい加減にやったので、この後大変苦労します。
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7.ヘッドパイプをエンジン下部に締め付けているナットを緩めます。 (サイズがあっていないので、勧めしませんが、前述の15mmディープがつかえます) ここは緩めるだけです。
8.シリンダーのエキパイフランジを止めているナットを取り、ヘッドパイプをとります。本らならば、エキマニ出口のガスケットも新品に変えるべきですが、わたしは再利用したかったので、傷つけないように気を付けます。 また、このナットは奥まったところにあるので、首振りソケットは必須です。 (ジュリアのときにも書きましたが、首振りはKOKEN Z-EALのものをおすすめします。絶妙な首振りの自由度です。
取付は次回に。
2022/4 追記 For SALE!!
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