冬はカスタムシーズン、ということで、立て続けにやりたかった、ハンドルの交換も行うことにした。 ウルトラFLHTCUのハンドル交換は実は難易度?というか、非常に面倒な作業である。
特に、躊躇している人はハンドルの配線関係ではないだろうか?
その中でも、ハーネスのハンドル内中通しとコネクタ外し、バラシの2つが最も手のかかる作業だと思います。 その辺の情報もネットであるようでないので、他の人が書かれていないこと中心に書いてみたいと思います。
今回のハンドル交換は中古で元からついていた1.25インチのミニエイプからノーマルに戻すという作業です。 普通は何らかの理由でノーマル戻しをしなくてはならない場合以外は発生しない作業です。 中古で買ったときついてあった、ミニエイプも迫力があり、また左右のスイッチボックスのケーブルも中通しされていて、見た目もすっきりで悪くはありません。 また、ばらしてわかるのですが、これを組んだ人も相当苦労したはずです。 おそらく、ディーラーなどプロの仕事で、10万円以上かかったはずです。 これをわざわざ苦労してノーマルに戻すなんて、正気ではありません。 でも、どうしてもこぶしがヤッコカウルから出るのは許せないのです。 ヤッコカウルは前から見て手をその中に隠してもぞもぞしているスタイルがかっこいいのです。 というわけで、取り掛かりましょう。
1、いろろ電装系を扱います。メインヒューズを抜きます。
2.ヤッコカウルを外します。 ここはネットにいろいろ書いてあります。
3.オーディオユニットを外します。 ちょっと難儀です。
4.グリップ周りをばらします。 わたしの場合はグリップヒーター(ヒーテッドグリップ)がついていたので、その部分だけ説明します。 まず、右のグリップエンドのキャップを外します。細めのドライバーを突っ込んでこじって開けます。
これが開けたところです。
エンドの中を見ると黒いコネクタがあるので、これをラジオペンチなどを使って、引き抜きます。
あとは通常の手順で、ブレーキレバーやコントロールボックスを外します。
おっと、一つ注意です。
ブレーキレバーユニットを外す場合は
この写真のようにブレーキを常に引いた状態にするために、写真のとおり、厚紙を挟みます。 これを怠るとブレーキランプスイッチを傷つけ壊してしまします。 この代償は大きいです。 工賃入れて3万円ほどかかります。 じぶんでやれば3千円ですが、これも結構手間です。
5.イグシションキーのコマを抜き取ります。
ここで、一つ注意です。 コマは裏側のポッチをおしならが、イグニションキーを左に回すとスポンと取れます。 ここで重要なのは回すのはコマではなくて、差し込んだイグニションキーです。ここを間違えないように。
ハンドルのクランプをはずすと、写真の通りハンドルが外れます。
いよいよ、問題の部分に入ります。
ハンドルクランプを緩めたらハンドルが外れます。 コネクタの外すのは繊細な作業なので、ハンドルを完全に取り去り、座って机の上での作業をおすすめします。
通常は外すべき、コネクタは一つだけです。(スロットルポジションセンサー)
が、わたしの場合はすべてが中通しなので、3つのコネクタをばらす必要があります。このコネクタはドイツカプラといわれたりしていますが、正確にはMOLEXコネクタ、モレックスコネクタというものです。では、やってみましょう。。
まず、コネクタのケーブル側についている抑えを取り外します。
写真のように両サイドの引っ掛かりをドライバで押し上げて抜きます。

このおさえとその中にある防水用のゴムを引き出します。(ゴムを切らないように。。。)
この後はマニュアル通りに書くとピン側にある中心の穴に先の細いラジペンなどでつまみ、5mmほど引き抜きます。 完全に引き抜いてはいけません。

なんですが、勢い余って引き抜いちゃいます。 それでも、問題ありません。
ピンがむき出しになるので、その根元の引っ掛かりをドライバーで外しつつ、ケーブルを抜けば問題ありません。
マニュアル通りうまくいったとしたら、
写真の通り、ピンのすぐ隣の穴に専用工具、なければクリップでも構いません、入れて、引っ掛かりを外しつつ、ケーブルを抜きます。
ケーブルは力を入れなくても外れます。 外れない場合はどこかが引っかかっているはずです。 根気よく探りましょう。 このピンとケーブルが外れた場合はかなりやっかいなことになるはずです。
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うまくばらすと、こうなります。
わたしはコネクタのどのスロットにどのケーブルが刺さっていたか、わかるように書いておきました。 これは意外と役に立ちました。
ここで、ノーマルの状態でのケーブルの構成を下記に書いておきます。
さあ、これでケーブルが引き抜けます。
わたしの初期の場合は左右スイッチボックスのケーブルまで、ハンドル中通ししてあったので、ハンドルの中はギッチリです。よく通せたものです。 ただ、このケーブルを中通ししなければ、グリップセンサーのケーブルのみ、またはヒーテッドグリップがある場合は左右の連結ケーブだけですので、それほど難しくはありません。
あとは逆の手順で組むだけです。
ほぼ組んで、コネクタをつけようとしたら、コネクタがうまく入りません。
あともう少しですが、どうにもならない。
まだサイドばらして検証していたら、ピンが上下さかさまで刺さっていました。 もしこのようなトラブルがあった場合はピンの差し込み具合を確認してください。
いろいろトラブル乗り越え、カウルをつけたところで、さらに問題発覚!
ハンドルを本締めするのを忘れていました。
また、ハンドルのクランプが出るところまでばらして、きっちりトルクレンチで締め付け。
やっと終わりかなと思ったら、今度はイグニションのコマがうまく入りません。
いろいろやってもダメで、頭にきたので、しばらくほっておいてから、何気にトライしたら、
簡単に入ってしまいました。 何が原因かは全く分かりませんでしたが、人間頭に血が上ってよいことはないことがわかりました。
完成図です。 面白くないでしょ。
だって、ノーマルに戻ったのですから。
でも、個人的には大満足です。
やっぱりこぶしがヤッコカウルのなかに入るのは暖かいです。
それにしても、今回も想定外のことがいろいろありました。