【カチューシャ 頭につける飾りではなく】ソ連軍の自走式多連装ロケット砲です(^O^) | rinputamago3191のブログ

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本日で今年のGWも終わりますね。

明日もお休みにしている方もいるかもしれませんが、私はカレンダー通りです。(^_^)

 

カレンダーを見まして、5月8日という日付が目にとまりました。この日は、ドイツが第二次世界大戦に敗れ、連合国に降伏した日です。

 

首都のベルリンもソ連軍に占領されてしまいました。帝国議事堂のカギ十字のマークが爆破されるシーンを映像で見たことがあります。

 

ソ連軍は大量の戦車や航空機、大砲で攻め込んできたのですが、その中にソ連が開発した世界最初の自走式多連装ロケット砲、通称「カチューシャ」がありました。

 

「カチューシャ」といえば、女性が頭にする飾りを思い浮かべるかと思いますが、今回ご紹介するのはそちらではありません。笑

 

 

正式名はロケット弾の口径(胴体の直径)により、 82mmのものがBM-8(ベーエーム・ヴォースィェミ)、132mmのものがBM-13(ベーエーム・トリナーッツァチ)となっています。

 

ちなみに「カチューシャ」とはロシア人女性の愛称で、前線の赤軍兵士の間でこの通称が広まりました。

 

ドイツ軍では、この兵器の外観とロケット弾を発射するときに鳴り響く音がオルガンに似ていたことから「スターリンのオルガン」と呼んで恐れたようです。

 

カチューシャの構造はシンプルでロケットを発射する柵状のレールをトラックに搭載するだけのものです。そのため安価で大量に生産することができました。

 

ロケット弾は16連発発射可能で、BM-8を強化したBM-13は、ロケット弾の大きさ倍くらいになり、射程距離も5500メートルから8500メートルに伸びました。

 

また、ロケット弾の誘導装置や照準器はついていなかったため、おおよその方向と距離を定めて、大量にロケット弾を撃ち込むという戦法がとられました。

 

攻撃される側はロケット弾が命中しなくても、雨あられと降り注ぐロケット弾攻撃に心理的な圧迫を強く受けたようです。

 

 

現在、ロシア連邦軍などで使用されている後継兵器は、BM-21 グラートというものがあります。ただし、ロシアではカチューシャとは呼ばれていません。

 

今回は愛称はかわいらしいですが、敵軍兵士に恐怖を植え付けたソ連軍の兵器「カチューシャ」についてご紹介しました。(^_^)

 

明日らかまた仕事です・・・。

気楽に頑張りたいと思います。