いつも、思うことがある。
おぼんろの語り部のみんなを凄いなぁって。
「この人達と一緒のレベルで
芝居ができているのだろうか。」
「足を引っ張っているんじゃないか。」

俺はおぼんろだけです。
井の中の蛙ってやつです。
外部で切磋琢磨してるみんなとは違う。
外の世界には出ないし、
出たいとも思わないから、
自分の立ち位置がどんなものなのか、
よく分からなくなる時があります。
いつも、思います。
俺が良いんじゃなくて、
作品が良いんです。
拓馬が書く物語が面白いから、
それに乗ってるだけなんです。

演劇は好きですか?
って言われたら
「いや、特に、、、」
って自信を持って言えちゃうし、
昨今の演劇界芸能界の事は全くの無知です。
役者を続けたいですか?
なんて聞かれたら、
「すぐに辞めても構いません」
って答えてしまえます。

妻が何故か
この記事を見つけて、LINEで送ってきました。
http://gekioshi.com/actor/n0004/
おぼんろのパンフレット等も
担当してくれてる横川さんに
6年前にインタビューを受けたモノ。
どんな事を言ったか覚えてなかったけど
読み返すと、
今とほとんど変わらない考えの自分がいて笑えました。
何をいってんだこいつと、思うこともあるし、
なんか、6歳年下の自分に気付かされた事もある。
記事では
「いつやめてもかまわない」
と言ってるけど、
6年経ってもまだ、続けていました。
「おぼんろ」

おぼんろがあるから、
舞台に立ち続けています。
4人で1ヶ月。30ステージ。
語り部の公演時間は
開場から始まって、客出しで終るから
言ってしまえば、
1ステージ本編合わせて3時間30分。×30
こんな事をやってる団体はある他にあるのかな。
参加者のみんながいてくれるからです。
だから続けられるんです。
大変でも頑張れるんです。
本当に
「ありがとうございます」
なんです。

約1ヶ月続いた、
「ゲマニョ幽霊」が終わりました。
「ゲマニョの芝居小屋」はなくなりました。
前後左右上下と動き回り、
参加者とのゼロ距離での芝居。
そんな久しぶりのおぼんろスタイル。
他には類をみない演劇なんじゃないか?
て思ってる。
開場と共に
参加者を迎え入れ
終演後には
参加者を送り出す。
久しぶりのおぼんろスタイル。
俺はそれを愛しています。
「ゴベリンドンの沼を現地で見ました」
「日暮里でやったビョードロが初めてです」
「八幡山で狼少年ニ星屑ヲを見ました」
「島根でやってくれたパダラマジュグラマが忘れられません」
「吉祥寺シアターで見たゴベリンドンが凄かったです」
「ルドベルの両翼で虜になりました」
「岡山でヴルルの島に参加しました」
「キャガプシー初演も再演も見ました」
「かげつみのツミでの参加が楽しすぎました」
流行り病との相性は最悪で
おぼんろは今までやってきた事が全てできなくなりました。
それでも、おぼんろを忘れずにいてくれて、
「ゲマニョ幽霊」
に参加しに来てくれた人達が本当に多くいました。
涙が出そうになる位に嬉しかった。
参加者みんなとの出会いは俺の宝です。
いつも考えています。
いつかおぼんろから離れる時が来る。
今すぐかもしれないし、
もうちょい先かもしれない。
でも、
やる限りは
全力で「おぼんろ」をします。
モノガタリに参加してくれるみんなの為に、
おぼんろを愛してくれるみんなの為に。
おぼんろ第22回本公演
「ゲマニョ幽霊」
みんなの中に残る物語であってくれたら
嬉しいです。

この公演に関わってくれたすべての人達へ、
心の底から溢れんばかりの感謝の想いを。
ありがとうございました。