「捨て犬の報酬」は再演です。
東京で5ステージ うち2ステージをりんぺいが担当。
島根で5ステージ。
ホームグラウンドである東京より
島根の方がこの物語に触れてる人が沢山いるんです。
東京でこの物語に触れた人は100人に満たない。
ネットで探してみたら、捨て犬の感想が色々出てきたので抜粋してみました。
部屋が暗くなり、芝居が始まるとあっという間に、さっきまでオフィスまがいの部屋があっという間に、別世界になってしまった。
老犬、狂犬の捨て犬が物語りを紡ぐ。
高橋倫平のあまりの体のキレに目を疑う。
アクションからのタイトルコール「捨て犬の報酬」の幕が
天井から落ちてきた時に思わず、背筋が震えた。 そこからはもう、目が釘づけ。 一挙一動が見事に画になる。 悲しい寂しい老いさらばえた狂犬が、最後にもらったプレゼント。 そして、最後の遠吠え。
客席はすすり泣きではなく号泣する客までいた。
演劇を見始めて、こんな事が起こっているのははじめての事だった。
かく言う私も、涙をこらえきれずにいった。 たった30分の芝居のはずなのに、 2時間3時間の芝居を観るよりも満足できるのは何故だ?
末原拓馬の脚本の素晴らしさもあるだろう。
そして、何よりも高橋倫平という無名の役者の凄さか。
カーテンコールでは拍手が鳴り止まず、当の本人も戸惑っていたのが少し笑えたが、その拍手こそが、その芝居の評価であることは間違いない。
ゴベリンドンと被って鳥肌が立った♪ 常連さんから倫平さんが一番良かったと聞いたので、仕事中に休憩で観劇♪ この人はどれだけの振り幅を持っているのだろう・・・?
高橋倫平さんの『捨て犬の報酬』 終演後鳴り止まない拍手。自分は絶対やらないだろうとおもっていたスタンディングオベーションちゅうやつをやらかしてしまいました。 愛情と憎しみが交錯する捨て犬の内面をここまで表現できるの!?なんで? 高橋倫平の凄さはそれだけじゃなかった。犬の中に一貫し・ て在ったもうひとつの感情を確実に描き出していたこと。でも、これは内緒(再演希望だから)
高橋倫平サンの回を鑑賞。 友人たち全てに勧めたい舞台!! 決して泣かぬ老犬の慟哭に震えよ、・・
高橋倫平さんは、裏切られた哀しみを食べて生きて来た犬を全身で表現している。
犬の強さが、その激しい感情の結果であることが伝わってくる。
キレの良い身体の動き、闘い続けた暮らしの証である目つきが素晴らしい。
最後の咆哮が、主人を赦す犬の優しさに溢れていて泣かせる。
30分という限られた時間で完結するストーリーには無駄なシーンが全く無い。
末原拓馬さんの書く芝居は、哀しいシーンよりも、歓喜のシーンの方が泣かせる。
それはキャンバスに最初に塗る色が、孤独と哀しみの色だからだ。
そのベースの上に何色を重ねても、底の方からじわりと最初の色がにじみ出る。
このひとり芝居、おぼんろのレパートリーとして再演を重ねて欲しい。
凄い芝居を観た後は、いつもその場でアンケートに感想を書くなどということが出来ない。おまけに昨日の『捨て犬の報酬』は、続いた次の団体の芝居を観ることも出来なかった。暫くの間、何も目に映らないくらいの衝撃でした。 忘れ去られた者の深い深い深い悲しみと声に出来ないままの慟哭。それを、絶対に安い自己憐憫に丸めてしまわないで描く脚本の力。その脚本を(これは演者の解釈も含めて)表現する語り部の凄み。 なんで30分でこれが出来る?!この劇団の持つ力って、どこまで底知れないのかと思いました。 ほんと、芝居観て泣くとか、そういうの安くて嫌だとか言ってごめんなさい。終演後トイレに駆け込んでわーわー泣いた。
一度は諦めたけど、無理クリ日程調整して参加。観られて良かった。 噂の一人芝居。 年老いた捨て犬の心の叫びを誰が知るだろう。 吠える事を忘れた犬が喉を切り裂く声を出す時、その心を去来するものは何だったのだろう。 また観たいです。
『高橋 倫平』さんの一人芝居
題目 『捨て犬の報酬』
この劇がまた凄かった!凶暴な猛犬の役を演じられていたのだが、
そりゃもうスゴイ迫力!
『ギロッ!』とした眼でこっちを睨み付けてる場面では
俺とまともに眼が合って・・・・・
俺、たまらず眼をそらしてしまった!。
それだけ、その眼が怖かった・・・・・。
その犬の幼い頃の場面では、ホントに小さな子犬の感じ
そして、悪知恵をつけてどんどんスレて行く様が
自分の頭の中で勝手にシーンとなって思い浮かんでくる。
自分の身体一つで、物凄い表現力・・・・・・。
改めて、舞台俳優さんの凄さを実感した!。
「捨て犬の報酬」が素晴らしい作品だっていっても実際、どうなのかって話。
この感想だってごく一部だし、つまらないっていう人だっていると思う。
あの時の自分をベストだと思わない。
今の方がより、体現できる。
今の自分なら
あの時よりもさらに、深い物語を魅せることができる。
「捨て犬の報酬」は実際どうなのか?って、
それを確かめに来てほしいです。