【前回のお話は下記リンクからどうぞ】











【前回のあらすじ】


離婚準備を進めている中、子供の気持ちを確認することが必要ということに私は気付いた。


「子供にも選択の余地を」と思い、私は恐る恐る子供に聞いた。


子供からの返答は、思わず涙するものだった。










子供の気持ちを尊重したい。





その一方で、心のどこかでは


夫から引き離したい。


そう思っていた。







きっと子供達は、私が子供達のために精一杯頑張っていたことを知っているはず。


子供達の前では不安な表情をしたり、気丈に振る舞えるように努めていたが、情けないことにそれを継続することはできなかった。



子供達の前で夫と口論したこともあれば、夫が立ち去った後に涙を流したこともある。





私の両親は私が小さかった頃、目の前で口論していた記憶はほとんどなく、


お父さんは私に優しく、家族のために一生懸命働き、真面目な性格でとても頼もしかった。


お母さんは太陽のようにいつもニコニコ笑っていて、仕事と家事を掛け持ちしながらも、毎日笑顔で頑張っていた。



きっと2人の人生の中で、楽しいことばかりではなく、辛い経験もあったと思う。


それでも、母の笑顔は絶えなかった。






そんな両親のように、


母のように、


何があっても子供達の前では笑い続けていたかった。








我が子達は、


頼りなく、情けない母の姿を見て、


何を感じて、どう思っているだろう。




そう不安になりつつも、


子供達は私の良い面を見てくれているだろうし、子供達とは強い絆で繋がっていると思う。


きっと、1番上の子供は「ままと一緒にいる」と言ってくれるだろうと思っていた。








そして、前回のブログでの出来事は、当時書いていた日記で綴っていました。













当時、子供達の温かさがなければ


私に生きる意味がなければ


命を絶っていたかもしれないほど、本当に辛かった。






探偵社の面談員さんが言っていたことを、ふと思い出した。


「旦那さんの浮気や不倫を知って、精神的に追い詰められて死を選ぶ方がいます。


その中で、こうして一矢報いよう、と言うのとは少し違うかもしれませんが、勇気を出して私たちに依頼して、前に踏み出すことは本当に尊いことだと思います。」




今まで不倫された経験がなかった私にとって、不倫だけの話では無いが、

信頼していた人に裏切られた”ショックは、計り知れない。





「一矢報いよう」というのは、まさに言葉の通りかもしれない。



夫からの攻撃に耐え、反撃をする。







子供の気持ちも確認できた。


あとは、離婚に向けて行動していくだけ。