【前回のお話は下記リンクからどうぞ】











【前回のあらすじ】


大阪で行われた友人Oの結婚式と披露宴に出席し、その後友人Kと一緒に大阪にある飲食店で他愛ない話や近況報告をし合った。


仲の良い友人に、自分の悩みを打ち明けるのに勇気がいったが、Kは私の話をゆっくり聞いてくれた。


一通り話したあと、Kは私に「何かあってからじゃ遅い。今は物理的に旦那さんと距離を置くべき」と助言した。


私はその言葉に背中を押され、離婚するための準備を進めることにした。










その後は友人Kと一緒に子供についての話やKと旦那さんのことについてなど、いろいろな話をした。



その間、私のスマホには夫から数十件の着信LINEメッセージが入っていた。






自分(夫)から先に離れたのに、私が離れようとすると

どうして急に引き留めようとするんだろう。




私は既に、夫と離れるために動こうとしている。


夫への気持ちなんて、

とうの昔に、ゼロどころかマイナスになっている。



もう、絶対に元には戻らない。








翌日、私は新幹線と電車を乗り継ぎ、子供達が待つ実家へと帰った。



帰りの新幹線で、まず第1歩として何から始めたら良いか分からず、ネットで検索していた。






検索ワードは…



​離婚 すべきこと         検索


子連れ離婚 やるこ      検索


離婚準備 流れ            検索


慰謝料請求                検索


養育費 決め方            検索


 

  

などなど。


そこからいくつもの記事などを読み、今後に活かせるような情報は保存し、離婚に向けての知識量を増やした。





実家に帰った後も、私は日々離婚に向けて情報収集をしていた。




情報収集したのは検索エンジンだけではなく、

LINEのオープンチャット機能を使い、弁護士さんが運営している無料相談チャットに入って、質問を行ったりもした。





情報を集めている中で、私が第一にやらなくてはいけないことが定まった。







それは、離婚届けを提出する前に公正証書を作成すること。







離婚届けを提出した後だと、


(元)配偶者が養育費の話し合いに応じない可能性があることや、


養育費や慰謝料などの取り決めを、書面に残さず口約束のみで決めてしまった場合、

後々きちんと支払いがされなくても、泣き寝入りするしかない状況になってしまう可能性があるから。


ということだった。





私は検索エンジンで“公正証書”と、

調べているうちに気になった“離婚協議書”の2つの詳細を知るため、ネットでさらなる情報収集を始めた。