10/23 答えて、答えて、答える! | Rinkoの雑記帳

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なんでもない日々に感謝

 

【青山繁晴】日本を担う女子の生き方[桜R2/10/23]

SakuraSoTV

 

私たちの大切なオリジナルカレンダー・皇紀で申せば紀元2680年の10月8日木曜日の午後。令和2年 西暦2020年。

 

質問:30代前半の女性。

 

青山さん。こにゃにゃちは。(とは書いてないw)いつも青山さんにパワーをもらっています。

 

「青山繁晴のまいにち哲学」の中の『女子は何をしてもいい。日本男子はそれを支える。文句は言わない』という言葉が 女子としてとてもうれしく 励みになる大好きな言葉です。今年は日本を担う女子として ありのままにのびのびとやりたいことを実現していきたいです。

 

しかし 夫がケチでがっかりしたり 仕事でストレスがかかって小さなことでイライラしたりと 目の前の小さな現象に感情を振り回されたまま 日々が過ぎて行ってしまいます。

 

そこで青山さんに質問です。どうしたら そういった一時的な感情に不利な和されずに 大きなものの見方で人生を歩んでいくことができるのでしょうか。お知恵を拝借したいです。

 

物書きには2種類しかない。自分が書いたことをちょうど牛が反芻するように反芻される方。大江健三郎さんがきっとそうだと思う。もう一つはカタラシス型・浄化型で ものを書いて吐き出してしまうと 大まかには覚えているが細かい文章とか忘れるタイプ。僕はカタラシス型。

 

♡繁子ちゃ~ん♡

僕が言ってるのは 母なる存在 のこと。どうして 日本は天皇陛下の御存在が始まる前に 天照大御神という女性を置いているのか。非常に豊かな これだけじゃないという発想が日本の国生みの物語。国生みから神武体天皇を経て ずっと続いてきた歴史。本当は意外なほど多様。

 

例えば 天照大御神という御存在が いろんな神社の根本的な祭事になっている。それはどうしてかというと 日本は一神教ではないから 特定の神様のことをいってるよりも 母なる存在を言ってて つまり生きとし生けるものは まさしく 女子も男子も関係なく 全て母なるものから生まれている。

 

女性で言うと 産む産まないはいろいろある。個人の考え方 体の事情 経済的な事情もある。産む産まないという結果を言ってるのではなく 多くの女性が男性と違って 月に一回生理という現象があって。相手に起こることを自分に置き換えるのは人間の基本だと思う。そうじゃないと相手の考え方や苦しみは分からない。僕ら男性が月一回生理に向き合わなきゃいけないとしたら どんだけ大変か。その結果 産む産まないがあるのは全然どちらでもOK。多くの女性が準備なさるだけで 僕は本当に尊敬します。やっぱり女子は小さい頃から苦労を重ねられて 尊敬すべきではないか。

 

天照大御神から始まる 或いは卑弥呼の御存在を考えると 日本はそういう母性というものを理解してた文化。


以下は僕の勝手な推測。僕たち男は一旦劣等感に苦しむ。だって母なる存在。客観的に考えたら精子は億単位。卵子は月に1個。天の御意思 どっちが大事ですか?僕ら男子は 使い捨てだと理解すべき。同じトレーニングをしても男子の方が筋肉がつく。これは男子が優位?違う。性徴する時 女子は柔らかく 男子は筋肉質に。これは僕らが守る使命を持っていると考えるのが普通じゃないでしょうか。誰か女性を支配するために筋肉をつけるんですか?そうじゃなくて誰かを守るために筋肉をつける。

 

生殖器を考えても 男性は外に放り出し 女性は内側にしまわれていて 天の御意思をはっきり感じる。脂肪で守って そして一判大事な実は一番根源的な生殖器は体の内側に置く。

 

男にも乳首があるというのは 雌雄同体の証拠。雌雄同体から分かれていく。生物の進化は 分化の歴史。人間も雌雄同体から分かれて行った。分かれて行くというのは 役割を分担するということ。命を生むもの そして私たちは守り一緒に育むもの。それを考えると 分化が発達する過程で男は劣っているのではないかと。天照大御神や卑弥呼に比べて こっちは劣ってるんじゃないかと。それで無理してでも上に立とうとしたのが女性差別の歴史と僕は考えている。

 

配偶者の青山千春博士が 日本女性で初めて大型船の船長になろうとして どれくらいの圧迫差別を受けたか。資格を取ってから 研究調査船に乗って 今度は海洋資源学や海洋音響学をやって 今もやってる その時にどれぐらいの差別があって 船から降ろそうとする力が働いてきたか。彼女がやっと母校の先生になった時 僕と結婚してなかったらもっと早くなれたんじゃないかと言ったら 青山千春博士がしみじみ実感込めて「いやいや 逆だと思う。もしも僕がいなかったら とっくに排除されて 船から降ろされて」海洋音響学や海洋資源学は 現場の世界なので 船に乗って出ていかないと 頭でっかちでいくら言ってたって。女性だから船から降ろそうという動きが 今もどんなに強いか。

 

それを見てた僕がつくづく思うのは 逆説で行くしかない 心ある志がある日本男子に目覚めてもらうしかない。だから ごちゃごちゃ言わずに 女子は何をしてもいいんだ。いちいちいちいち目くじらを立てるな。子供を産む産まないも関係ない。片付けができる出来ないも関係ない。太ってる痩せてるも関係ない。胸が大きい小さいとか関係ない。そうじゃなくて 母なる存在になりうる女性の方々を 男は日本男児としてごちゃごちゃ言わずに支えるんだ ということ逆説的に申し上げている。

 

逆説ってことは 当然僕は叩かれる。僕は叩かれてなんぼ。当たらず触らずのこと言ってたら叩かれないけども それだったら発信してもしなくても同じ。叩かれない上手な発信の仕方もあると思う。しかし 僕は何故か自分を守るつもりはない。だから女子は何をしてもいいと申し上げている。

 

今言ったことは かなり僕は質問に答えようとしてることと関係があって 同じ男性としてのお願いで言うと。夫がケチでがっかり とかいてある。きっと その通りなんでしょう。同時に家計をご主人なりに守ろうとしているのもあり得るし。仕事でストレスがかからない人はまずいないし。小さなことでイライラしたりしない人もなかなかいないでしょう。

 

これは公平に自分自身のことも言うべきだと思う。配偶者の青山千春博士はけちの反対ですから「え~っ?こんなにお金なくなったの?」とびっくりすることが人生で100回どころじゃないくらいあった。でも 浪費するなとか なんでこんなお金使ったんだとか全く言ったことがない。だから大変なことになる。内心心配することはある。部屋に見慣れないものがあって どう見ても安くないだろうと しかも全く役に立たない。でも言ったことはない。他人様に「女子は何をやってもいい」と言いながら 自分は否定するわけがない。だから全部OK.。したがって 何度も破綻状態になった。いくら稼いでも足りない。(笑)

 

これは僕がたまたまそうだってだけで 解決策にはならない。これはですね がっかりしていいと思う。ご夫婦の会話をどうされているか「あなた ほんとにケチ。がっかりする」と仰ってないのなら 言った方が良いと思う。事態が悪化することは十分ある。ただし 人生1回きりだから 強烈に1回きり。近大の学生に言ってたのが 第1志望じゃなくここにきた彼らに「君はもうこれ1回しかない。宇宙が何百兆年続いていても 君は1回だけだから君は本当にかけがいないんだ」と。逆に東大では「受験勉強を通過したからと偉いと思うな」ということで知力の再構築をやっている。

 

僕自身も含めて やっぱり1回しかないということを忘れがちで 人間に命 これ絶対一方通行。絶対元に戻らない。それを考えたら けちでがっかりした と思いながら言わないよりも ハレーションを起こすかもしれないが 言った方が相手の気持ちも分かるかもしれない。

 

つまり 何を言ってるかというと ありのままに行ってみるのが一番だと思ってて この日本社会の中にある鬱屈の一番の原因は ありのままというのは実はそうできないことで ありのままでも言わない 見えないことにする なぁなぁでやれたら一番いいことにする思い込みが一番皆を窒息させると思っている。

 

何もかもむき出しでやれって言ってるのではなく 相手の中に入って。僕らは自分の脳髄の神経から世界を見ている。例えば 相手の中に入って 相手の目の見方で見たらどう見えるかということをやる。と同時にありのまま。

 

一般的に「ありのまま」は 「相手のことを考えない」とすぐすり替わる。それは違う。相手の立場に立って立って立って立って 相手がこうだったらと考える。

 

小さなことでイライラするのは全然おかしくない。目の前の現象に振り回されるから人間は危機を避けることができる。危機の兆候を見逃してたら 人類はとっくに滅びてると思いから。これは全く正しい生命現象。小さなことにこだわるというのは正しいこと。だから できるだけありのままに 敢えて言うと一時的な感情にふるまわされて 気が付いたら大きなものの見方が出来てないと 繰り返し繰り返し人生を楽しく歩んでいくというのが一番だし それしかない。

 

なるべく自分の例でだしていきたい。僕もその時の仕事で 身の回りの人が何度言っても失敗することが当然ある。失敗した本人は何も思ってないけど それで僕は鬱屈することがある。鬱屈というのは やっぱりガッカリしている。でも それは失敗しないためにいくつかノウハウがあって ノウハウがあったら絶対失敗しないとはならない。危機管理の本質であって これは緩和しかない。危機を回避することはできない。最終的に生きとし生けるものは死ぬ。

 

国際社会の共通語で mitigation と言って 直訳すると緩和。なるべく緩和することが危機管理。したがって 小さいことにこだわらずに大きいものの見方をするというのは ありのままにやって それを自分の中にグルグル回すのじゃなくて 違うなと思うんだったらご主人と話す 「どうしてこういうことを言うのかな」というのを相手の中に入りながら話をする。相手の中に入る努力をしながら話をする。

 

それから小さいことは大きなことにつながるから「何故 自分はここに引っかかるんだろう」「なんで これイライラするんだろう」「なんで この人は同じことをするんだろう」ということに 分け入って入っていくことは有効。質問者さんが振り回されているというのは 振り回されているんじゃなくて キッカケ・兆候に気が付いてる。「日本女子としてありのままにのびのびやりたい」その通りです。その通りやっていきましょう。

 

その上で やってみた。そうするとご主人は大変怒って 家を出て行って1か月帰ってこない 会社は「もう来なくていい」と言われた ということがあったら どうぞまた・・・じゃなくて ある前に是非質問してください。

 

頑張ってね。僕は あなたのやってることを基本的に支持します。断固支持しますから 日本女子 頑張れ!!!無理しないで頑張れ!

 

 

青山さんは 直接お会いした時も「日本女子 頑張れ!」「女子は何をしてもいい!」といつも仰ってくださいます。その思いが 母なる存在 であることも。

 

天照大御神も卑弥呼も歴史の勉強で出てきただけなのに 青山さんの言葉を通すといきいきと蘇ります。

 

不思議な人ですよね。

 

 

そういえば 人のことを方(かた)と敬意をこめて書くことがありますよね。それで失敗しました。

 

「素敵な方です」←例です

 

これを すてきなほうです と読まれてしまったらしい。素敵な人です とか 素敵なお方です とか書けばよかったと後悔しきり。日本語って難しい。

 

えっ?誰に書いたかですって?

 

うふっ 素敵な あのお方にです♡ ←だから誰だよ