７月22日 水曜日
７月19日の日曜日に、
あゆみと私で義母を見に行ってきました。
義母は
弱っている感じに見えたが
ガンに蝕まれている感じではない。
私、弱ってるやろ？
あかんやろ？
て聞いてくるが、
そんなことない と答えると
いや、弱ってるん
あかんの・・
と言う笑笑
か細い声で、今まで何度も聞いた
私は重病でガンで痴呆なのだ の説明を
必死に繰り返していたが
重大なガンの患者さんには 申し訳ないくらい
普通。
ガンぽい兆候や、症状が
何一つない。
単に悩んで食べやんから、体力がなく体重が落ちて
元気がないだけだろう。
誰でも、体力がなくなれば
ヘトヘトになる。
確かに昔よりは痩せてはいたけど
顔色も別に普通。
足もこんなに痩せてしまった・・
とズボンをめくり、ふくらはぎを見せてきたが
私の倍はある 立派なふくらはぎ。
おデブちゃんがダイエットすると
皮がたるんだりするやん？
あんな感じかなあ 例えるなら。
以前は身長148くらいで68キロくらいやったが
今は41キロ。
この身長なら、健康体重やと思うけど
本人は、全身ガン で 頭がおかしくなり
痩せたと言う。
病院の受付で、あなたは喉が腫れとるでガンやと
2人の看護師に言われた と言うが
そんなはずはない。
冷蔵庫がおかしい と言うが
見てみたら なにもおかしくない。
妄想が入っている。
病気じゃないのに病気と信じ込み
悩み、打ち拉がれると こうなる人
本当におるんやなあ。
『病は、気から』
バッチリ当たっている人だ。
そうこうしとるうちに旦那がきた。
また、何度も聞いた全身ガンの話しが
始まり、3時間が過ぎた頃に
買い物いかへん？とあゆみが切り出した。
義母は、
わたし・・こんな歩き方やもん・・・
痩せたで皆んなが笑うもん・・・
フラフラする・・・
と言いながら すり足で
フラフラとリビングを歩いて見せた。
んなはずないやろ笑笑 と ちょっと笑えた。
しばらく あーだこうだ 言いながらも
すり足で、どこか行ったと思ったら
マスクを取りにいき、口にはめとるじゃないか。
買い物に行く気になっとるやんけ。
笑ったらあかんが、マジで笑えてきた。
※ 病人に対して笑うのは失礼なのは
分かってるが
きっと皆さんも、見たら
ふふふ と笑えると思う。
吉本新喜劇の 桑原かずこさんみたい笑笑
で、
買い物へ行ったら、サッサと歩き
服を見とる。
たまに、ふと笑ったりもしとる。
あんだけ、コロナが！
全身ガンだ！言うてたくせに
店先のアルコール消毒もしないし
サージカルマスクは、何度も使っているらしい。
第一、コロナが怖いなら買い物にも
行かんはずやし、
全身ガンなら、服も要らないはず。
なにもかも自分都合なのだ。
一応、ヨロヨロしたり、か細い声で
私痩せたで、Sサイズ・・・
私、喉がガンやから、襟付きがいい・・
とは言うてたけど
服選びに必死で、病気を忘れとる感じ。
彼女は、本当に心の病気だと分かった。
そして、構ってちゃん だと。
なるほどな！ と私の中で
知りたかったこと、見たかった現実を
知れたんで
私は私なりの関わり方をしようと思う。
このことについてはまた後ほど。
そして、
義母と対面しながら長い話しの中で、
重要なワードと
表情 があった。
多分これが 心気症の
根にある原因だと思う。