この相場、考えの改善を早々にしないといけない感じか。
前記事にも書いてる下限16000レンジが、あまりにも早くきてしまいそうな勢い。波乱想定、円高想定や日経レンジなど、方向性は今のところ間違ってない感じではあるが、早すぎる勢いの落ち方。年初1週間でこの展開はほんと考えてなかった。あって、警戒月の2月かなとも思ってたぐらい。ネガティブな内容(需給要素、円高、原油安、地政学的リスク,中国、北朝鮮、中東問題など)がこれでもか!っていうぐらい重なりまくってるのが心理冷やしいるのが一番なんだと思う。=リスク資産売り
金曜日の米雇用統計のポジティブ内容がでて、一旦はリバウンド想定でいたが、初期反応はよかったが結局米株も下げて引ける。需給要素売りが世界的に強い様相。円高が加速すれば、水準的にはもっとレンジより下をみておかないといけないのかもしれない。
このツイートも木曜日にした。
ここからは新規Sポジは増やすことはしない。17800円台。直近の下落率でこの水準だと、新規Sポジ作るのはリスクも高いと思うので。
— RING (@xRINGx) 2016, 1月 7
最初に書いた考えの改善とはこれ。
金曜日に日本株リバらずに、年初から5日連続下落や、世界的売り様相継続、円高進むということを考えたら、17000円台でもSポジを増やしたりしていかないといけないのかもしれない。セクターや割高株などを選別して機動的にLポジ、Sポジ構成組み替えないと。 ただ気になるのは、クジラ(公的マネー)の動向。17700-18300はよく買っていた水準なはず。なぜか買ってる感じがみえない。あれだけ国会で株の下落について政府へ追及されているのもあり、さらなる下落は食い止めるような状況を作るのではという考えもあって。
クジラ、PKO、日銀=官制相場がかえってややこしくさせてしまってる。今週から動くのどうかも動向注視したいところ。
米利上げ決定し、米株筆頭に世界株式市場逆回転の序章、円高加速、アベノミクス終了という話の展開になっていくならば、もっと水準とか意識せずにSポジを増やしたりして、見直していかないといけないと連休中思った。
この1週間の相場だけでも相当異常事態。2016年の始まりは厳しいスタートとなった。
市場関係者が唱える理屈・理論を、マーケットは無視して、彼らが予想できるような相場展開ではなくなってるのは間違いない。



