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RING×TRADE

11年目の専業トレーダーのブログです。
ツイッター(@xringx)とともに、トレードに関することなどを不定期更新します・・・・・
ツイッター短文では書ききれない用としても。

この相場、考えの改善を早々にしないといけない感じか。

前記事にも書いてる下限16000レンジが、あまりにも早くきてしまいそうな勢い。波乱想定、円高想定や日経レンジなど、方向性は今のところ間違ってない感じではあるが、早すぎる勢いの落ち方。年初1週間でこの展開はほんと考えてなかった。あって、警戒月の2月かなとも思ってたぐらい。ネガティブな内容(需給要素、円高、原油安、地政学的リスク,中国、北朝鮮、中東問題など)がこれでもか!っていうぐらい重なりまくってるのが心理冷やしいるのが一番なんだと思う。=リスク資産売り

金曜日の米雇用統計のポジティブ内容がでて、一旦はリバウンド想定でいたが、初期反応はよかったが結局米株も下げて引ける。需給要素売りが世界的に強い様相。円高が加速すれば、水準的にはもっとレンジより下をみておかないといけないのかもしれない。

このツイートも木曜日にした。

 



最初に書いた考えの改善とはこれ。
金曜日に日本株リバらずに、年初から5日連続下落や、世界的売り様相継続、円高進むということを考えたら、17000円台でもSポジを増やしたりしていかないといけないのかもしれない。セクターや割高株などを選別して機動的にLポジ、Sポジ構成組み替えないと。 ただ気になるのは、クジラ(公的マネー)の動向。17700-18300はよく買っていた水準なはず。なぜか買ってる感じがみえない。あれだけ国会で株の下落について政府へ追及されているのもあり、さらなる下落は食い止めるような状況を作るのではという考えもあって。
クジラ、PKO、日銀=官制相場がかえってややこしくさせてしまってる。今週から動くのどうかも動向注視したいところ。

米利上げ決定し、米株筆頭に世界株式市場逆回転の序章、円高加速、アベノミクス終了という話の展開になっていくならば、もっと水準とか意識せずにSポジを増やしたりして、見直していかないといけないと連休中思った。
この1週間の相場だけでも相当異常事態。2016年の始まりは厳しいスタートとなった。
市場関係者が唱える理屈・理論を、マーケットは無視して、彼らが予想できるような相場展開ではなくなってるのは間違いない。

今日の週刊ポストに寄稿しましたが、削られている部分もあるので追記します。
※これ12月の米FOMC前(米利上げ前)に記載して送ったもの。



「米利上げ実施されれば、年初も乱高下の様相で始まる年。年間通してハイボラティリティな年となり、16000~21000円台レンジで年末着地は18000円台。日本の企業業績が上振れ限定的となり、上値は抑えられるものの、日銀の追加金融緩和が春ぐらいに実施され、一時的にポジティブに働き、2万超えて推移する場面も。年間通しては2万以下で推移する期間長く。夏の選挙前相場はポジティブも2万以下で推移する想定。クジラ需要も20%~25%ほどの比率で推移する程度で大きくは期待できず、上値を追うための需要としては限定的。2016年末は消費税増税も控えているのも上値追いしづらい展開に。」



「米利上げ実施されて起こること、個人的な解釈は「投資対象(株、債券、為替、商品市況など)の需給バランスが崩れ、乱高下を生み出すこと」と思っています。米利上げは織り込んでいるという市場関係者も多いですが、これから織り込む相場が始まると思い、相場に臨む予定です。米利上げの影響や中国、ブラジル、新興国などのネガティブな経済状況が影響が再び表面化し、ネガティブにとらわれる時期も。日本の企業は、前期・今期堅調だった企業も来期は増益率の鈍化、業績も上振れ企業がかなり少なくなる想定で株式指数も上値抑えられるかっこうになる」



これ以外に、円高想定 108円~121円レンジ
⇒結果外需企業の業績も上振れが限定的に。

という感じで寄稿しました。
基本、ツイッターやブログで書いてるようなことです。 その特集ページの見出しなどに書いてる、 「日本経済は絶好調」 「日経平均は2万5千超え」 「こんな大相場は2度と来ないかもしれない」 という感じとは、真逆の相場の想定で向かう感じでいる。

※単なる個人のトレーダーの予想ですので。

 

あらためて、明けましておめでとうございます。
 
思いのほか、持越しリスクからの展開で大発会迎えそうである。
大納会の夜(30日の夜)、大晦日の夜(31日の夜)2日間とも米市場が下落して、CMEの戻りは18760。カレンダー的に、もう数日間米市場開いてから大発会迎える感じだったら、一体いくらでCMEが戻ってきたのだろう・・・
日本市場だけの年末数日間の終わり方(雰囲気)みれば、プラス要素の大発会と考えたが、外部要因に崩されて始まりそう。明日”大発会”というのもあり、CMEより若干戻して18800~18850ぐらいでスタートしてくれる感じだろうか。 内容的には昨年の大発会と似てる感じか。昨年も100円以上のGDで始まり、大発会から日銀出動。前引けの下落水準にもよるだろうが日銀も入って後場下げ渋るような展開か。出動あるなら、12月と同額規模、369億円。
 
先月12月を振り返ると、
先物の動向(モルスタ・UBS)から、11月中旬ごろから継続した19500-20000円での上値を追わずにLポジ減らしてSポジ比率を高めていた状況を、SQ週の下落、12/10(水)の19000-19100で一気にSポジを利食いし、米FOMCまではキャッシュ比率高くしてヘッジ構成での様子見が続いた。米FOMCのイベント前後はどちらに傾けてもリスクあるのではという考えもあり、ヘッジ構成(Lポジ・Sポジ組み合わせ)というのもあり、16日、17日の二日間で+900円ぐらい上げた日経の恩恵は全くというほどなかった。
最後の週は、2014年12月権利落ちのマザーズの+4%超の爆上げの展開もあって、2015年も同様の傾向あるのではというのもあり、新興ポジを権利最終日と権利落ちの前場前半にけっこうLポジ増やし、大納会まで引っ張った恩恵が大きかった。こんな感じで12月相場を終えた。
 
今年2016年については、基本直近のツイッタ-やブログで書いてる感じの展開とみて、市場にのぞみたいところです。
12/21の記事参照
http://ameblo.jp/ringtrade/entry-12108491237.html
12/11の記事参照(利上げ発表前)
http://ameblo.jp/ringtrade/entry-12105272123.html
 
”米利上げ”による影響がつきまとう相場とみて。

市場関係者と呼ばれる人たちの今年の予想も、かなり差が開いている。
ドル円も、米利上げ・日米金利差など受けて、円安へ向かうという人もいれば、円高方向への予想もあったり。日経平均も、25000円以上という人もいれば、16000円以下の予想もあったりと。 それだけ想定しづらい年なのではなかろうか。


 
今、一部雑誌に2016年の相場について寄稿(発売前・12月の米FOMC前に記載)したのですが、その中にも記載していて、今年は円高想定や来期(4月から始まる期)で日本の企業業績が上振れ限定的・増益率鈍化意識という感じで記載している。ドル円は108円~121円台、年間通して平均110~115円ぐらい推移想定。
米利上げによる影響もあちこち(新興国株・通貨・商品市況など)に表面化していくる年と。米利上げは織り込みではなく、始まったばかり。一方で日銀追加金融緩和も春ぐらい想定や選挙前相場ポジティブも、ネガティブ要素もあちこち突出してくるのではと。
どちらかといえば、ネガティブ要素のほうが強いと思い、相場に向かっていくつもり。
上げるときにLポジ比率高い構成でしっかり獲りたいし、下がるときにSポジ比率高い構成で獲りたいというのはあるが、キャッシュ比率はどちらにしても高くしながらの考え。合わせてポジ組んでいくのも相当難しいはず。マーケットに入れる資金をここ数年のアベノミクス相場より小さくしてのぞみたい。

※単なる個人トレーダーの妄想ですので。
 
リスクヘッジの仕方もいろいろあるだろうが、
信用取引はせずに現物だけ(ロングオンリー)の人もインバース系ロングとの組み合わせなども考える時期なのかもしれない。そして、組み合わせたとしても組入れるタイミングやはずすタイミングも大事となってくる。 他、自分もしているロングショート個別組み合わせについては、上がる銘柄をロング、下がる銘柄をショートできれば、最高のパターンである。合わせて、指数(レバや先物)のロングショートの組み合わせも混ぜたりと。外部要因に振り回されることだろうから、ポジ持越しせずに、デイだけというのもありなはず。
 
ここ数年のアベノミクス相場になってからしかトレードしてない人は、長期的に上げる相場しかみてないのもあり、下げる相場に対応する自分自身にあった各々のトレードスタイルも考える良い時期なのかもしれない。
 
まずは、明日大発会からスタートして、早速SQ週に入り、2016年の始まりをしっかりと注視していきたい。

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2016/01/03 21.30 現在
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米利上げが決定!
歴史的な事象。利上げ直後の米市場は大幅高で引けたが、その翌日からはズルズルと売られていく展開。
Buy everythingの掛け声はいづこへ・・・

 

個人的に思う”米利上げ”は、12/11の記事参照。
12/11 「直近のツイート。利上げ控えて・・・・」
 
■NYダウ大幅続落、2日間で620ドル超下げ
 
■米利上げの週(5日間)20分足

 

 
12/11の記事と思ってることは今も変わらず、米利上げが発表が現実になり、織り込むための相場が始まりだしたという感じに。ボラも激しい様相。
影響度はあちこちにでてくると思ってる。米利上げは長い期間言われだしてから織り込んでて楽観していた市場関係者もそれなりにいるが、そんなはずがない。
最悪の展開は、米利上げが決定して米経済が落ちんでいくこと、そして世界経済失速の中でのこの米利上げが追いうちになり、失速が加速していくことなどか。どちらにしてもタイミング悪さは否めない。もっと早くするべきだったという声は多い。

 
日本に関しては、一昨日の日銀決定会合の結果を受けてなおさら波乱。
 
ポジ的には、金曜の日銀決定会合で少し変わってしまった。
現状維持でも基本ヘッジ構成でいく考えで変わらずだったが、昼休みから発表が遅い感じからなにかありそう・・・という感じがひしひしと伝わっていた感じは過去ログ参照(ツイログ)。http://twilog.org/xRINGx/date-151218
 
直近数日間で建てたSポジ比率を、日銀決定会合結果流れる前に少し落とさないといけないのではと。に加え、用意していたバスケットで金融緩和関連のLポジも後場寄りから増やそうと思い、発表までに構成を変えることになった。
後場寄りで買った理由としては、現状維持が例えでようと最近の内容みれば急落はないなというのもあり、リスクは限定。むしろ、なんかプラス要素の結果だした時のほうが買い遅れにつながりそうという気持ちでの発注。
その後の展開は、ツイートどおりであるが、水・木の連日大幅高の中、ポジはヘッジ構成で恩恵なく、利益だせなかった分を金曜に利益が積みあがった感じになった。
引け前は当日の高値からの下落率がデカいことから、選別して個別Lポジ、レバロング増やしたが、あまり長くは持ちたくない感じである。
 
金曜の海外動向もネガティブになって戻ってきたのもあり、VIXロングは保有したままなので、明日の寄りはプラス要素に働いてくれそう。下落率の大きさから、金曜最後のほうで建てたLポジ群はマイナス要素になるかもしれない。状況次第ではずそうと思う。水・木で増やした新規Sポジは継続して保有予定。計6銘柄
 
なんにしても、
米利上げが決定したことで、波乱要素は拡大可能性高く、年末年初・来年は今年以上のハイボラ相場(急騰、急落、乱高下)、難易度MAXな年となりそう。ネガティブな材料もいろいろと勃発想定。
先進国株、新興国株、新興通貨、商品市況(原油等)、債券、為替、ブローカー、金融運用会社の業績・財務などへの影響を注視していかないといけないと思う。
キャッシュ比率高くして市場にのぞみ、ポジ構成も機動的変更(Lポジ・Sポジ比率)し、判断をせめられる地合いになりそう。


月初に、米利上げは織り込み済みで波乱なく通過、年末ラリー開始、底堅くジリ上げで今年高値奪取へとかの記事なども見かけたが展開全然違うし。
12月相場、すでに難しすぎる展開でしょ