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RING×TRADE

11年目の専業トレーダーのブログです。
ツイッター(@xringx)とともに、トレードに関することなどを不定期更新します・・・・・
ツイッター短文では書ききれない用としても。



※チャート
上 ドル円 日足
下 日経 日足

 


引っ張ってきたLポジ比率高かった状況の構成を久々に変動させた。
Lポジ減、Sポジ増。引け後のツイッターコメントも参照。
引けポジはこちら
ツイッターと重複するような感じになってしまうが、少し補足。
 
一番の理由として、今日の日銀決定会合の結果。”現状維持”何も変更しなかったことで。市場予想が「現状維持」、「日銀は何もしない」と思っているこういう時に動いてなんとしてでも、株より”為替”をどんな政策変更でもいいから動かす必要があったのではないかと思う。少なくとも次回の決定会合(4月末)まで金融政策の変更はなし(臨時等なければ)。それまであまりにも長すぎるし、そこまで為替はこの水準(113円台)ではじっとしてはいられないのではないだろうか。

 
世界リバウンド相場時期、公的需給要素、一部の海外投資家の買い、金融系の買戻しなどもあって、日経平均は期末高へ向かいつつ、17000円も回復した。
なのに、ドル円はどうにもこうにも重すぎる・・・。※チャート参照。 他国からの批判等含め、為替介入できない大人の事情があるならば、今日の日銀の政策変更で為替を動かすべきだった。せめて、ドル円115円以上。

 
為替が底抜けていけば、期末株高はムリじゃないかとも思う。
ツイッターにちょいちょいつぶやいてる、為替がガン。この為替の状況に加え、日中いくら年金”現物”買い需要があっても、堅調だった世界リバ相場↑が反転↓に転じ、CME大きく安く戻ってきたら、年金勢の期末株高構想が崩れると思う。

 
控えている米FOMCの反応も待ちたいところであるけど、通過しても極端な円安方向へ向かうことはないのではないか。
そして、日本は週末3連休。月曜日が休日。
先月の休日(2/11)の円相場急騰がよぎる。一時110円台。
こういう時期だからこそ、世界が開いているときに、日本が休日の時は要注意で、また狙われてくる心配もしてしまう。

 
こういう考えもあって、
日銀の現状維持を受けた今日、2月の急落時に仕込できたLポジ含め決済し、Lポジ比率を落とし、Sポジ増、指数ショート追加という構成に組み換え、ヘッジ意識強めることに至った。三井住友や第一生命も、権利獲るために引っ張るか非常に迷ったが、権利最終日までのスケジュールなども考えると、利益率的にも、直近戻し方みても、今日一旦利食いしたほうが良いかという判断にした。
この2銘柄決済ツイート。他決済銘柄は、ツイログで”ポジ”検索ででてくるかと。
https://twitter.com/xRINGx/status/709595449749929984

 
新たな経済対策や個別の好材料・割安要素がでない限り、リスクを重んじ、日経17000円以上では新規に大型Lポジを増やさない方向で今のところ考えてる。
 
 
世界株高要素が続いたり、日中みてて、買い需要(年金勢の買い意欲等)が強そうであれば、Sポジ減らす方向では考えています。日銀決定会合を現状維持で通過し、これからの1週間が大事な時期だと思うので、株・為替しっかりと観ておきたいところです。



↑今日の引けベース。 建日ソート。
半分以上が225採用。ロング、ショート含む。
前回の記事、15000割れ時の2/12引けベースのポジの記事から3週間ほど。だいぶ損益変わった。

これからいろんなイベントも控えてるし、銘柄組み入れ、採用・除外、考えていきたいと思います。Lポジ、Sポジ比率なども。

これからの今月イベント
米雇用統計、ECB理事会、メジャーSQ、米FOMC、日銀決定会合、期末権利どり等。

 

 


こんな相場でポートフォリオ↑もずいぶん様変わり。マイナス評価多いまま持越しとなった。
金曜にポジ組み換え、実施したことは、ツイートに書いたとおり↓
 
現物株までマイナス評価になってしまうとか、ここまで売り圧力かかった下落になるとは考えていなかった。まだ年初から1か月2週間ほど。ずっと引っ張ってきたLポジもだいぶ水曜日までに、不動産株含め小幅な利食いになったり、カットさせられたりと評価が傷んだ。セクターとかあまり関係なく全面売り様相地合いで、ギャップの戻りよりも日中の売り強さが際立った。その分、この下落で大きな利益になっていたのは、ヘッジで持っていたレバショートや個別Sポジ群。Sポジ群の利益なかったら、相当な損失になっていたと思う。レバ単体の利益は過去最大。でも今月はLポジ群の痛みが大きかったので金曜引け時点では収支マイナス。※ロングショートで損失幅は抑えることができた
 
上記のツイートどおり、金曜は個別Sポジ利食いしSポジ比率を落とし(残り2銘柄)、Lポジ比率をかなり大きくした。指数に対しても、レバショートを残しながらも、楽天DブルETF(1458)をロングとり、レバショートへのヘッジ対応とった。
金曜の前引け時のキャプみても、個別のマイナス評価はかなり多かった。が、11時~11時半の動き(15050-14850、下のチャートの黄色枠部分)、売られ方みてて、個人的にはこれがセリクラじゃないのかと思う感じがあったのでマイナスのままでも引っ張っることに。それを感じることなければ、この地合いでこのマイナス評価の状況でポジ持ち越すことはなかったと思う。ポジ構成の半分以上が、2/12建てたものばかり。直近下落率、乖離からリバどりが大きそうなものや、個人的な割安感を感じたもの中心。 

引けでは、日経PER12倍台、PBR1倍割れという状況であった。これらで買い持越したわけではないけど。
 

 

 

土曜の朝、外部要因含め、戻ってきたCME等はこのとおり↓
 
今のところ、明日は反発しそうな状況である。現物比からみても特買いが多いと思う。全体含め寄ってから、上げ拡大する展開となるのか、再度売り圧力が強まる展開になるか注目したいところです。状況みながらポジを決済するのか、ポジ選別して引っ張るのか、変動させていきたいと思います。
 
まだまだ波乱相場続く年。
 
 
リスクヘッジについては、
今年最初の記事、1/3記事の最後の部分参照
http://ameblo.jp/ringtrade/entry-12113476881.html


ツイートの過去ログは、ツイログが便利。
http://twilog.org/xRINGx
ツイッターされている方は、登録されるとよいかも。ブログ形式で保存され、自分の過去ツイートの検索も楽。


あと、過去に聞かれたことなど、QAでまとめた記事もあります
http://ameblo.jp/ringtrade/entry-11940294717.html

 


↑マイナス金利導入決定、大引け持越ポジ。
結果的には、銀行のLポジはずして、不動産関連のLポジを増やしたかっこうになった。
 
 
ツイッターにも書いてますが、
今回の決定会合が現状維持だったら、Lポジを減らし、おそらく半分ぐらいに落とす予定だった。というのも、この世界情勢、原油・企業収益減速や中国や新興国の問題、リスク資産売り圧力なんかもあり、先が何もイメージできずにいた。
今年「16000~21000円台レンジで年末着地は18000円台」予想でもこんな1月の展開はほんと想定なかった。売られ方の速さ。加えて甘利辞任なんていう話もでてきてしまったのもあるし・・・
※1/27 水曜の夜
 
 
今回決定会合は、マイナス金利導入したわけだが、後場寄り直前に先に日経が報道したのもだいぶトレードで変わった。あの特報見出し扱いで流したのもあり、確信的内容だったのでしょう。それによって、マイナス金利のことを考える余裕が少しあった。
 
 
その時点で銀行株3銘柄を保有していたのもツイッターに記載していたが、まず様子見たかった感じだ。直近売られていたのもあり、株高好感し銀行株もつれ高になることも考えられたし。
正式発表後、上げ拡大もじょじょに銀行株重たくなり、メガバンはアラームかけていたのですが、UFJの売りに気づき、売られ方から既存の銀行株3銘柄手放すことにした。安いところで買えて持っていたのもあり、単価からも利食い水準だった。12:46台
 
決済・単価ツイート
 
銀行はそれからロング、ショートのデイをしたりしたが、このマイナス金利の銀行株への影響不透明度からポジはロングショートとらず、ポジ構成には入れず。あと、その他金融でオリックスも持っていたが、こちらも決済することにした。
 
 
日経往って来いになったころ(13時半ごろ)、
銀行大幅安なっていても、不動産に関してはいろいろ場中も考えてここははずせないなと思い、既存の不動産ポジ引っ張りながら 往って来いになったような不動産関連株とか、いろいろ拾ったりした。
 
その後、ジワジワ不動産に買い集まり、大引けまで続き、業種別ランキングトップで引け。
 
このマイナス金利導入、
重要なのは行き場のなくなった銀行の資金がどこにまわるかと考えたときに、やはり不動産市況なのではないかと考えてしまう。有価証券の購入等もあるかもしれないが、不動産業の物件流動性増したり、転売増えたり、物件・土地取得や価格上昇とかさらに増したりと。加えて建設業にも再度注目集まるのではなかろうか。初のマイナス金利導入というのもあり、銀行側の報道やコメントもこれから増えるだろうし、注視していきたいと思う。
目先、明日メガバンク三菱UFJの決算である。きっと決算説明時、マイナス金利導入ついて、コメントされると思います。
 
あと水準的な話もツイートしたが、
金曜の日銀決定会合発表前の不動産株の株価って、あちこち第1バズーカー(2013/4/4)の水準や下回っているのもかなりあった。第1バズーカーの時は日経平均12000円台。このマイナス金利導入というのもあり、さすがに買いやすい感じはあった。この2年、不動産市況(オフィス空室率、マンション販売、価格など)はかなりよくなっていたのに、たいして不動産株上がってなかったのである。チャートなど参照。
 
 
今後、金曜のようなはっきりとした傾向(不動産買い、銀行売り)が中長期で続くならば、株価”指数”自体の恩恵はたいしてないのかもしれない。あとは世界情勢や景気などの乱高下はまだ続くでしょうし、原油含め商品市況や、中東や中国などの新興国の問題などの波瀾は続くでしょう。これらのこともまだまだ気になるし、不動産株も状況みながら、利食い・カットの決済はしていきたいと思う。警戒月の2月、45日ルール伴うヘッジファンドの解約売りなどの影響も注目しておきたい。