黄金の秋

ポーランドの秋、それは「黄金の秋：ズウォーティ・イェシェニ（złoty jesień）」と呼ばれ

また一年で一番美しい季節とも言われています。

この黄金の秋、一週間くらいであっという間に去っていくと聞いていました。

ワルシャワの気温はもう冬。最高気温が１０度、冷え込む朝は氷点下になるときもしばしば。

私はてっきり、「黄金の秋は今年は来なかったのかな・・・」と思っていました。

しかし、この寒い中やっと黄金の秋がやってきたようです！

毎日バスで通学していても、街を歩いていても、紅葉がとっても綺麗。
終わってしまう前に写真を撮らないと！！

さっそくカメラを持って、ワジェンキ公園に行ってきました。

日本の一面赤、一面黄色の紅葉とはちょっと違って
緑、きいろ、オレンジ・・・・色々な色が混ざっています＾＾

ちなみにこんな葉っぱ。

水辺には鳥にやる餌をもったこどもたち。
ワジェンキのカモたちはこの子たちのおかげで、ぷくぷくと太っています。

水面に映る紅葉も、とても綺麗！

奥に見えるのは公園内にある宮殿です。

りすさんは、冬支度に一生懸命。
このショットは餌をあげてたおばさんのおかげで撮れました＾＾ありがとうおばさん＾＾


そして一番美しいのが・・・・

やっぱりショパン像！！！

夏にショパン像を囲んでいたバラは枯れてしまったけど、
まるでその代りに綺麗な紅葉が像をたたえているようでした。


交通網がとても発達していて便利なワルシャワですが、
自分の足で歩くと普段見えないものも見えて、たくさんの発見があります。
寒くても、歩いていればあったかくなるし
なによりうれしいのはワルシャワはカフェがどこにでもあるから、
散歩に行っても好きなところでひとやすみしてホッとできるということ。＾＾
ワジェンキ公園内にも、ちょっとお値段は高いけどカフェがあってひとやすみできます＾＾
(紅茶3.5zl, コーヒー7zl ※1zl=25JPY　10月28日現在)


今回のお散歩、気づいたら一時間半たっていました。笑
でも、こんなに素敵な公園、生まれて初めてでした。

紅葉のなか、ベビーカーを押してお散歩するお母さんたち、
家族連れ、お年寄り、本を読んでひとりゆっくりしている人・・・・・

のびのびと公園に暮らしているカモ、クジャク、リス、ねずみさん・・・・

色々なものを見て感じているだけで、心がとっても癒されました。

友達や家族と楽しく、
恋人とデートに、
ひとりで物思いにふけって・・・・

年に一度の素晴らしい季節、黄金の秋はぜひワジェンキ公園へ足を運んでみてください。

risa