手を握ろうとしてくるので、一人で腕組みをガードをしつつ
足早にお店へ向かいました

「仕事が終わるまで待ってる」とかいう狂言をなんとかまいて、
プレゼントだけきっちりもらって、帰っていただきました

やっと帰ってもらった安心感と解放感。
あーなんだか今日は重労働。
長すぎる一日。
もう、しんどるぎる...。
気を取り直し、その後別の客の席につきました。
会話の内容は入ってこないけど、とりあえずリアクションだけしていて、
あまり憶えてないけど、何かの下ネタの話になったとき。
私が何か言ったら、客からのツッコミで、強めに頭をどつかれました。
その瞬間。
私の中で、色々我慢していた糸が切れてしまいました。
癌だって言われた時も泣かなかったのに、
涙が止まらなくなってしまいました


客の前で泣いてしまったので、急いで店の外へ出ましたが、
その姿をママに見られ、事情聴取が始まりました。
ママには、再検査でひっかかった時から伝えてありました。
年末の忙しい時期に申し訳ないのですが、健康面で不安です。
体力的にもきついので、年内で辞めさせて下さい。
もし癌だったら、治療に専念したいので、癌だとわかった時点で辞めさせてほしいです。
年末に本当に申し訳ないのですが、人員の募集などもあると思いますので、
早めにお伝えさせていただきます。
ママは、
「うーん、アンタが付き合ってきた男たちが悪いね!」
と言いました。
そして、
「大丈夫だよ、私もよくひっかかってたよ、まだ結果出てないんでしょ!?
大丈夫、大丈夫」!
ママに、男関係に偏見を持たれることはどうでもよかったけど、
辞めることに対してはちゃんと取りあってもらえませんでした。
挙句、
「まさかお客さんじゃないよね?」
と。
あんなオジサマ達、100%ないけど、そういう偏見を持たれても
仕方ないのかな、と思いました。
そして、癌が発覚したことを伝えました。
入院、手術と、術後にしばらく出血があるかもしれません。
それと手術の結果次第では、追加治療が必要ですので、
申し訳ないのですが、辞めさせて下さい。
と、またお願いしました。
すると、
大丈夫だよ、私の友達なんてアンタと全く一緒だよ、
だけど全然元気だしピンピンしてるよ。
ネガティブに考えたらだめ!!
私はアンタのために○○神社言ったし、お祈りもしてる。
私が大丈夫って言うから、大丈夫なの。
私を信じて!
あ、へんな宗教とかはやってないからね。
私を東京のお母さんだと思って。
手術も付き添いにいくから安心して!
退院して、落ち着いたら仕事復帰して!!
てゆうか、ご飯ちゃんと食べなきゃだめよ!
こういう時は無理してでも食べないとだめ!
と、深夜の焼き肉へ。。
私は翌日も朝から仕事があるって知ってるはずなのに、
本当に心配してくれてるなら、今すぐ帰してほしかったけど、
ママなりに私を励まそうとしているんだ、と思うと断れませんでした。
でも、私は絶対手術が終わって落ち着いても戻らないって心に決めてました。
ずっと辞めたかったし、いい機会だと思っていました。
第一、追加治療が必要な場合、復帰できるかどうかも
わからないし、約束できないし、曖昧にしてくなかったんです。
ちゃんと「辞める」って言わないと後でどうなるか。。。
ただでさえつらいのに、一刻も早く呪縛から逃れたい気持ちで
いっぱいでした。
そんなことがあってからの、今日の事情聴取。
アンタ、なんで泣いてんの?
頑張って笑顔作ってあげてるのに、もう無理です。
笑顔作ってあげてる???アンタ、何で上から目線なの?
上からのつもりはありません。
こんなことで泣いてしまうくらい、精神的に参ってます。
つらいです。仕事ができる状態ではありません。
前からお伝えしてますが、辞めさせてほしいです。
アンタ、あたしのいうことが信じられないの?
大丈夫だって言ってるじゃない、
アンタのために○○神社行ったし、お祈りもしてるのに。
なのになんで辞めるっていうの?何で手のひらかえすの?
あたしの友達も大丈夫だって言ったよね??
なんでネガティブに考えるの!?
自覚症状もないんでしょ?
何で戻ってくるって言わないの??
私だってネガティブに考えたくはありません。
と、泣きながら答えると、
「目見て話しなさいよ」
と、アゴをガッとつかまれました...
こんなの、ドラマでしか見たことなかったw
その瞬間、なんだかアホらしくなって涙が止まりました。
うすうす思ってたけど、やっぱり
私に恩を着せるための行動かよ。
もういいや、と思いました。
ママの友達と私は違いますよね?
なった人にしかわからないと思います。
ネガティブに考えてるつもりはないです、
病人だからって同情を買うつもりもないです、
事実を言ってるだけです。
私のために心配してくれているのは
本当に感謝していますけど、
辛いんで辞めさせてほしいだけです。
...ピーンと張り詰めた空気が...
そして、
わかりました、
もうこなくていいです。
と言われました。
スッキリした気持ちと、まだ言い足りない気持と、半々で家に帰りました。