親族交流のお食事会 | 母娘で癌 ~元 病病介護・膵臓癌と外陰部メラノーマ~

母娘で癌 ~元 病病介護・膵臓癌と外陰部メラノーマ~

母が膵臓癌に、娘である私は悪性黒色腫になりました。
お互いに癌患者であり、その家族でもある。
自分がいつ死ぬのか、家族がいつ死ぬのか、それに怯えつつも意外に明るく暮らす母娘。
母が亡くなり、自分の人生を大事にしたいと思いました。


先日、
近隣に住む親族一同を招待した
食事会を行いましたニコニコ

まぁほぼ披露宴


でも気楽にワイワイしよう
がコンセプト

親戚たちが一同に集まる機会もないので
皆がそれぞれ会話できるように

席の移動を自由にするのは
結構、初回から決めていた。

私の友達2人に
進行・サポート役を頼み

パクチーさん(夫)の姪甥に受付を頼み

食事会は
無事に終わりました。


友達が謎のコミュ力を発揮し
結婚式のプロだと思われてたチュー

全然!!
マッサージ師と、学校の先生です(笑)

でも知らない人に話しかける能力は
私より断然高いニヤリ

中学で同じ部活になってから
ずっと友達の2人
(1人は小学生からの書道友達)

花嫁さんって、どんな人?という疑問に
マジで語れるくらい知ってる2人

かなり親戚たちと盛り上がったらしい


パクチーさん(夫)の親戚の人と話して

「この子は子供の頃は、お母さんの影に隠れるような子で…」
「でも今は、誰とでも話せるようになって…」
「嘘はつかない子だから」

などなど。

パクチーさんは親戚の中で
年下の方なので可愛がられていた様子がわかりました


招待客の名前の紹介時に
伯母(母の姉)が

「倫子は小学生5年生で父親を亡くし
7年前に母親を亡くし、それまで1人で生きてきました。
なので晩婚にはなってしまいましたが
苦境を乗り越えられる強い子です
心配していましたが、今日○○家の方たちと会えて、本当に安心しました
これから倫子のことを宜しくお願いします」
※多少記憶補填のアレンジあり

と涙声で言ってました


そこで
ウルッときていたのに

従兄弟(母の姉の息子)が
大号泣で(笑)

「すいません…自分の母の発言で涙が…
本当に倫子とは年が近くて、妹のように思っているから…
今まで苦労してきた分、本当に幸せになって欲しいと思っていて…すみませんえーん

ここで従兄弟の奥さんからハンカチが差し出される

そこで私も涙を零しました悲しい

隣ではパクチーさん(夫)が
涙をこらえるために口を開けてました(笑)


従兄弟とパクチーさんの泣くタイミングが
ほぼ一緒!!

何となく感じでいましたが
感性はそっくりのようです

あとで2人で話してたけど
映画見て大号泣するとこも同じらしい


叔母(父の妹)も来てくれましたが
具合が悪く
到着後も車の中で休んでいて
受付ギリギリになって来てくれました

体調悪いのに来てくれて
本当にありがとうございます。

こんな世の中なので
当日の体調不良の想定も当然あったから
当日10時までに連絡くれるよう事前通達済でした。


食事会のあと
友達2人を送り届けて

パクチーさん実家へ

義両親、上の義姉母娘、下の義姉家族と
回転寿司に行きました

そこで
お義父さんが挨拶を何回も練習していたことが発覚

そして上の義姉は
一言挨拶の練習(あるかわからないのに)を鏡の前でしていたと
姪から密告され

大爆笑笑い泣き

パクチーさんは
当日思いついたことを話した、という度胸強さを発揮

私は手紙に書いて読み上げました。

とても楽しい1日になりました爆笑


ドラマならハッピーエンドのような光景でした