【まとめ】メラノーマ発見~現在 | 母娘で癌 ~元 病病介護・膵臓癌と外陰部メラノーマ~

母娘で癌 ~元 病病介護・膵臓癌と外陰部メラノーマ~

母が膵臓癌に、娘である私は悪性黒色腫になりました。
お互いに癌患者であり、その家族でもある。
自分がいつ死ぬのか、家族がいつ死ぬのか、それに怯えつつも意外に明るく暮らす母娘。
母が亡くなり、自分の人生を大事にしたいと思いました。

私のメラノーマ発見から現在までの経緯をまとめてみました。

今から5年後、10年後...もっと先の未来に
同じメラノーマになってしまった人がいた時に
少しでも参考になればいいなと思い書き残します。


【病名】
外陰部悪性黒色腫
(粘膜には、かかっていません)

【ステージ】
3A

【発見時の年齢】
32歳2ヶ月

【過去の病歴】
23歳2ヶ月  虚血性大腸炎(完治)
24歳2ヶ月  急性胃腸炎(完治)
29歳9ヶ月  多発性子宮筋腫(経過観察)

 【家族の病歴】
父 41歳4ヶ月 膵尾部悪性腫瘍(膵臓癌)により他界
母 60歳6ヶ月 膵頭部悪性腫瘍(膵臓癌)により他界

伯母(母の姉) 61歳 乳ガン発症 術後抗がん剤治療中
従姉妹(父の妹の子) 小児ガン発症 病状停滞


【発見から初診まで】
元々右脚にホクロが多く、500個以上存在する。(そこで数えるのを断念)
さらに陰部から右太ももにかけて、薄い茶色のシミが(染みだしのような)広範囲に渡ってある。

数年前から外陰部(陰核付近)にシミがあること(5年ほど?)は自覚していた。

でも場所が場所なので、誰にも相談できず放置。


《2016年10月(32歳0ヶ月)》
陰部のシミにチクチクした痛みがあるので、
鏡で見てみるとシミが拡大していることを認識。
ネットで病院を検索。

《2016年11月(32歳1ヶ月)》
近所の皮膚科のホームページにたどり着く。
決めては「ダーモスコピー診断」と「女性医師」であること。
ここで基底細胞ガンか悪性黒色腫の疑いがあると、紹介状を貰う。


《2016年12月(32歳2ヶ月)》
隣接市の大きい病院で病理検査実施。シミの一部切除。
ここで「悪性黒色腫」と診断される。
CT検査・PET検査実施、画像上に転移なし。


《2017年1月(32歳3ヶ月)》
原発および鼠径部センチネルリンパ節の切除手術。
陰核切除のためオーガズム障害が残る。


《2017年2月(32歳4ヶ月)》
切除した左のセンチネルリンパ節に転移が見つかる。
都内の大学病院を紹介される。

大学病院で左鼠径部のリンパ節郭清を受ける。


《2017年3月(32歳5ヶ月)》
切除したリンパ節からは悪性腫瘍は見つからなかった。
ステージ3Aと診断される。
術後補助療法という選択肢があると言われる。


《2017年4月(32歳6ヶ月)》
術後補助療法を受ける決断をする。

「インターフェロンα(ペグイントロン)」を毎週1回、皮下注射する方法。
とりあえず8回続けることにする。


《2017年5月(32歳7ヶ月)》
インターフェロンα(ペグイントロン)継続中。
副作用は多少あるが仕事は続けられる程度。


《2017年6月(32歳8ヶ月)》
インターフェロンα(ペグイントロン)全8回 終了。
以降3ヶ月ごとの経過観察となる。

《2017年9月(32歳11ヶ月)》
胸部・腹部CT及び頭部MRI検査結果、異常なし。


《2017年12月(33歳2ヶ月)》
胸部・腹部CT検査、異常なし。
左目が網膜中心静脈閉塞症になる。
インターフェロンα(ペグイントロン)との因果関係は不明。

《2018年3月(33歳5ヶ月)》
網膜中心静脈閉塞症が自然治癒する。
眼科の通院がなくなる。

《2018年4月(33歳6ヶ月)》
妊娠・流産を経験。CT検査の予約が途絶える。

《2018年8月(33歳10ヶ月)》
リンパ浮腫専門外来を受診。
CT検査の結果、右鼠径部リンパ節に腫れが見つかる。

《2018年9月(33歳11ヶ月)》
PET検査の結果「右鼠径部転移疑い」
その他、臓器に転移なし。

《2018年10月(34歳0ヶ月)》
病理結果、右鼠径部及び陰部生検に悪性腫瘍なし
以後、経過観察

《2019年6月(34歳8ヶ月)》
都内大学病院の内科診察、卒業。
以降HbA1cは皮膚科にて観察。

《2019年8月(34歳10ヶ月)》
CT検査結果、右鼠径部リンパ節の大きさが縮小。
悪性の可能性はないと言われる。
浮腫外来、卒業。

《2020年1月(35歳3ヶ月)》
形成外科 傷口に問題はなく無事、卒業。
術後3年記念。

《2020年3月(35歳5ヶ月)》
CT検査の結果、異常なし。

《2020年9月(35歳11ヶ月)》
CT検査の結果、異常なし。

《2021年3月(35歳5ヶ月)》
CT検査の結果、異常なし。
お腹(胸の下)に、湿疹が出来る。

《2021年9月(36歳11ヶ月)》
CT検査の結果、左乳腺の腫れが見つかる。
乳腺科の紹介を受ける。

《2021年10月(37歳0ヶ月)》
乳腺科でCT検査の結果、異常なし。
任意で乳がん検診の予約をする。

《2022年3月(37歳5ヶ月)》
CT検査の結果、異常なし。
5年経過!
以降半年毎の血液検査、1年毎のCT検査を受ける。

《2022年9月(37歳11ヶ月)》
血液検査の結果、貧血の心配があるとのこと。
他は異常なし。

《2023年3月(38歳5ヶ月)》
CT検査の結果、異常なし。

《2023年9月(38歳11ヶ月)》
血液検査の結果、異常なし。
悪玉コレステロール高い。

《2024年1月(39歳3ヶ月)》
結婚しました。

《2024年3月(39歳5ヶ月)》
CT検査の結果、異常なし。
肺に炎症の跡あり(同年2月新型コロナ感染)