母娘で癌 ~元 病病介護・膵臓癌と外陰部メラノーマ~

母娘で癌 ~元 病病介護・膵臓癌と外陰部メラノーマ~

母が膵臓癌に、娘である私は悪性黒色腫になりました。
お互いに癌患者であり、その家族でもある。
自分がいつ死ぬのか、家族がいつ死ぬのか、それに怯えつつも意外に明るく暮らす母娘。
母が亡くなり、自分の人生を大事にしたいと思いました。


夫が突然
「従兄弟に会いたい」と言い始めたので

ゴールデンウィーク最中、連絡を取りました。
従兄弟とは私の母の姉の息子です。

結婚していて二人の子供もいます。
そして二世帯住宅に住んでいる。

従兄弟と私の年齢は10ヶ月違い。
お互いに一人っ子なので兄と妹のような関係です。

ランチでも一緒にとお誘いして
従兄弟夫婦をお迎えにいきました。

そこで従兄弟から驚くべき発言が。

「実はさ、うちの母さん亡くなったんだよね」


え?
いま、なんて?


話を聞くと、伯母さんは私と同じ時期くらい
2017年頃だったかな、乳がんになり
そこから抗がん剤治療を続けていました。

ただ伯母は、心配をかけたくない性分なので
私も深くは聞かず。

2025年の6月頃に肺転移がみつかり、末期と診断され
2026年3月8日に亡くなったとのことでした。

伯母は自分の最期のことをしっかりと準備しており
伯父と従兄弟家族は、その指示通りに葬儀、四十九日法要を済ませたようです。

そして
「倫子には四十九日が過ぎるまで言うなって言われてたんだよね」と。

私が父や母のことを思い出して
フラッシュバックしてしまうかもしれないから
終わってから伝えるようにと言われていたそうです。

そして偶然にも四十九日が終わった直後に私から連絡が来て驚いたと。

今、ここに書いてても受け入れ難い現実です。
伯母は、母が亡くなったあと私には少し厳しく接してきました。
おそらく母親代わりの気持ちがあったのかもしれないです。

でも私も今は41歳ですので、伯母からは頼りなく思えるのかもしれないけど
それなり過ごしているつもりだったので、最低限の連絡しかとってなかったんです。

なので最後に会ったのは
私の結婚式代わりのお食事会です。
2年前ですね。

そういえば、最近家の中で線香の匂いがする日があって…もしかしたら母が迎えにきていたのかもしれません。

伯母と母は年子で、喧嘩も良くするけど仲も良い姉妹でした。

どう受け止めていいのかわからないけど
最後までしっかりしてる伯母でした。

ちなみに母が残したと言い張っていたエンディングノートは見つかっていないので

「伯母さんは、しっかりしてたけど
母はうっかりしてたね」
と場を和ませておきました。

伯父さんが心配ではありますが、従兄弟家族と一緒に住んでるので大丈夫だと思います

最期まで細かく指示していたとのことで
伯母らしくあり、なんか伯母には勝てないなって気持ちもあって…なんとも言えないです。

伯母は私だけでなく、家族以外誰にも伝えてなかったとのことで
その強さも真似出来ないなと思いました。